2003/09/27(#0728):渋谷のカレーうどん、千吉

渋谷区円山町5-2
(TEL)03-5459-2184

• 参加者: messiah

参加者は、messiahの1人でした。

今日は一人なので、前から気になっていた渋谷のカレーうどん専門店「千吉」に言ってみました。道玄坂をずっと登って、派出所のちょっと先にあります。昔、髭鬚魯肉飯があった場所あたりですね。（今はP&Aの並びにある）

お店の前で撮影。

ファーストフード風と聞いていたのですが、想像よりしぶい内装で、客が少なかったせいもあり、落ち着いた雰囲気でした。

店内の様子。

カレーうどん屋ということで、紙製の前掛けをくれます。ちょっと嬉しいサービスです。

メニューの写真が*ここ*にあります。

[料理]

01：生ビール／400円

おつまみに鴨南蛮も頼んだので、ついでにビールも注文。ビールはすぐ出てくるので鴨南蛮が出てくる頃合を見て注文したつもりだったけどまだちょっと早すぎた。(め)

02：鴨南蛮／350円

とっぴんぐメニューの鴨南蛮を別皿で持ってきてもらいました。肉のジューシーさとか焼き具合とかいまひとつな気もするけれど350円なら上出来上出来。こんなものがメニューに載ってることが嬉しいじゃないですか。(め)

03：つけざるカレーうどん(大盛)／830円

普通の温かいのもあったけど、ちょっと暑い日だったので迷わずつけざるにしました。これから寒くなるから冷たいの食べるならいまのうちだし。つけダレは温かいカレーうどんのダシの中にきざんだお揚げと薄切りの豚肉が入ってます。かかってるネギも青ネギだし、お揚げも近年の東京に多い厚ぼったいやつじゃなくて薄手でさらっとしたお揚げで嬉しい。具の量も僕としては申し分なしです。麺もちゃんと注文してから茹でているらしく、元気でコシのある麺です。カトキチの冷凍うどんを戻した感じに近いですが、それ以下の麺を出す店のほうが多いのが実情ですから、かなりのレベルに達しているということです。つけダレにつけて食べてみると、ちょうどよく麺にからまり、濃度も非常によく考えられているなと感心します。このつけダレ（つゆというべきか）の味がまたすばらしく、カレーのスパイシーな香りを楽しませながらとがった所がなく、適度に辛く適度にマイルドといった丁度よいバランス。塩気も強すぎず弱すぎず、すべて食べ終わるまできっちり美味しく食べられました。机の上に「うどんを食べ終わってから残ったつゆにご飯を投入して食べよ」とおすすめの食べ方が書いてあったのでそれに従いましたが、このカレーおじやがまた美味しいこと。「カレー雑炊」としてメニューに載っているのも納得です。この一粒で2度美味しい作戦には参りました。ほとんど文句のつけようのない内容でしたが、強いてアラを探すなら、タクアンはあんまり合わないかも。いやしかし、そんなことを言うとバチがあたりそうなくらい美味しくいただきました。大満足です。(め)

[総評]

カレーうどんの専門店というと古奈屋が有名ですよね。古奈屋のカレーうどんの1200円（細〜いえび天がのると1600円！）という不誠実な値段（あの味と接客で！）にはどうしても納得できないでいたのだけれど、この店に出会って、ますますその思いは強くなりました。
千吉も実際に行ってみるまではよくあるカレー専門店のチェーンのカレーうどん版のようなものを想像してさほど期待はしていなかったのですが、まさに目からうろこが落ちる思いでした。ちゃんとカレーうどんに合ったスパイスの使い方をしていて、スープの完成度の高いこと。値段も安いし、店内も清潔だし、店員さんも感じがいいし。そうそう、気をつけて食べていたつもりだったけど一度汁が飛んで、前掛けのサービスがしっかり役に立ちました。
問題は知名度がない上に場所が駅から遠いことで、軌道に乗るまでやっていけるかが心配です。一度食べればリピーターになる人は多いと思うけれど、カレーうどんってそんなにしょっちゅう食べるものでもないですからねえ。なんとか流行ってくれるとよいのですが、どうなることやら。これを見て興味を持った人はすぐに行ったほうがいいかもしれません。僕も近々もう一度行って温かいほうのカレーうどんを食べておきたいと思います。(め)

1580円/人でした。

[デジタルカメラ]

今回は、サンヨーのDSC-SX560で撮影しました。

DSC-SX560による全撮影データは*ここ(45枚)*にあります。

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(註:メニューの表記でおかしな点があると感じる人もいるかと思いますが、原則として表記はお店のメニューの通りにしています。明らかに間違っていると思われるものも、そのままにしてあります)

(註:写真は文章の下に貼ってあります)

ESD