*作成中*

2002/6/1(#0659):西荻窪のカフェ、バルタザール(BALTHAZAR)

杉並区西荻南3-15-3
(TEL)03-3331-0522

参加者は、ska、itojun、k-kuma、なー、マッキー、まちだ、kazeJKina、messiahの10人でした。
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お店の前で記念撮影。
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店内の様子。
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[料理]

01:ベルビュ・クリーク
淡いピンク色の細かな泡立ちから、甘くとてもよい香りが漂う。口に含むとその香りが鼻を抜けて爽快な気分にさせてくれる。飲み口は軽く、ほのかな甘みがある。それは本当にビールなのかと思ってしまうが、注意深く味わってみるとやはりビールであることを実感させてくれる。(ina)
チェリーの味がしてまるでジュースのような味わいにちょっとびっくり。こういうビールは初めて飲みましたが、なかなか美味しいですね。(JK)
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02:ベルビュ・フランボワーズ
木樽で熟成させたとあり、飲み口、香りともにどっか木を感じる。ラズベリーの淡いピンク色が綺麗で、クリークよりも若干重厚さがある印象を受ける。(ina)
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03:
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04:梅ソーダ
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05:
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06:ビールのお通し
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07:ノンベジ・ミールス
皿の上のものは左下から時計回りに、シェフの解説を交えて。
1. チキン・コフタ・ペッパー・マサラ
生の青唐辛子や生カレー・リーフ、香菜など、ふんだんにハーブやスパイスを練りこんだ地鶏団子を、濃厚なグレービーで煮込みました。仕上げにブラック・ペパーを使っています。チェティナッドのスタイル。
2. チキン・カレ−
タミルやアーンドラの庶民派食堂や屋台で出されるスタイルのチキン・カレー。各種スパイス、香菜、生カレー・リーフのほか、トマトやココナッツなどで味つけしました。アジャンタのチキン・カレーに似ていると感じた方もいたかもしれませんが、スパイスの使い方等が異なります。骨付き、皮なしの地鶏を使用。
3.ミックス・ベジタブル・ライタ
きゅうり、トマト、オニオン、しょうが、香菜と自家製ヨーグルトのライタ。
4.トマト・コリアンダー・チャトニ
トマトと香菜、青唐辛子、カレー・リーフをメインにしたチャトニ。
5.プリヤのマンゴー・トック・ピックル
トックは細かく刻み込んだ、という意味。南インドでもっとも支持されているブランドのひとつがプリヤです。
5.皮つき新じゃがとピーマンのポリヤル
ターメリック、カイエン・ペパー、カレー・リーフ、青唐辛子などで炒めたあと、ココナッツ・ファインで仕上げたオーソドクスなポリヤル。
6.パパド
「パンジャビ・マサラ・パパド」という日本では売っていない銘柄。なぜかつくっているのはカルカッタ。
7.古代黒米ごはん
有機栽培の黒米入りササニシキ。
8.レモン・ライス
有機ササニシキのレモン・ライス。
以上シェフより。
四角くバナナの葉を形どったお皿は、美味しそうな料理がさらに映える。色とりどりに並んだ料理からは、とても良い香りが漂い、実際に味を見なくても料理自体の完成度の高さが視覚的からも理解できる。ミールスを目の前にしたときに、まずどこから食べ始めるかはいつも悩む。いつもはダルからだが、今回はチキン・カレーから食べた。プリヤのマンゴー・トック・ピックルは久しぶりに口にしたが、人気があるのも頷ける。私も好みです。スッと指が届きやすい位置にあるのが、またよろしいかと。少量を指にとり、ペロッと舐めることにより、アクセントが出てくる。(ina)
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08:インド・ナスとインド大根のサンバル
シンガポール産のナスと大根を入れたサンバル。ダルは控えめにして、タマリンドをきかせました。(シェフより)
グレービーはゆるゆるで、個人的にも好みの加減。また、タマリンドの酸味加減が抜群で、いっそう食欲を誘います。ナスやダイコンですが、日本のものとたしかに味わいが異なるような。食べた後も強く印象に残る。(ina)
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09:オーガニックトマト・ラッサム
通常営業用にお出しするものよりトマトが多めのラッサム。(シェフより)
トマトの酸味とフレッシュのみずみずしさが、その後の食事の展開を実に良い方向に導いてくれるような期待をさせてくれる。(ina)
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10:レモン・ライス
見事な色合い。(ina)
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11:古代黒米ごはん
ほのかに綺麗なピンクがかった色が綺麗。味わいが良いですね。(ina)
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12:カレー・リーフ風味のムング・ダル煮込み
ギーをきかせたムング・ダル煮込みに、南インドらしく生カレー・リーフを多めにあしらいました。にんにくは使っていますが、たまねぎは入っていません。(シェフより)
生カレーリーフの香りが漂い、全体的にやわらかでとても良い味わい。ダルを中心に食を進めたいという方には、まさに至福の一時であることは間違いないであろう。私自身もムング・ダルの煮込みは特に好きな料理だが、残念ながらこの店と他一部を除いて出しているところが少ないのは残念。(ina)
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13:チキン・コフタ・ペッパー・マサラ
ハーブ、スパイスの効いた地鶏団子、グレービーの味わいといい、肉料理の醍醐味を堪能させてくれる一品。どれが突出しているわけでもなく、全体のバランスの統一感がすばらしい。(ina)
コフタってもっと肉主体の感じのものかと思っていたけど、これは野菜やハーブも色々入って、すごく美味しくて、ちょっと食べ過ぎました。(^^;(JK)
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14:皮つき新じゃがとピーマンのポリヤル
汁気のあるものとないものの組み合わせは、料理に幅が出てくる。イモのホクホクした食感、カレーリーフの香りがまた食欲をそそる。ライタとの組み合わせも、なかなか病みつきになる。(ina)
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15:三色豆とほうれんそうのクートゥ
ラジマ、ブラック・チャナ、虎豆を有機栽培のほうれんそうといっしょにクートゥにしました。今回はムング・ダルやチャナ・ダルではなくトゥーラン・ダルで煮込み、たっぷりのココナッツ・ミルクで仕上げています。(シェフより)
トゥーラン・ダルでクートゥというのは、もしかしてかなり珍しいのではないかと思っているのですが、それにしてもホウレン草とココナッツ・ミルク、ダルとの調和が生み出す、味わいには唸る。グレービーの加減もポテッではなく、シャバッというよりトロッという感じなのも注目点かなと。はてこの味わい、どう表現すればいいのか...それよりも黙って食し、自己の世界にどっぷりと漬かりたい気分。(ina)
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16:ミックス・ベジタブル・ライタ
ヨーグルトの風味がいいですね。他の料理に気をとられてしまい、あまり食せなかったのは残念。次回行くときは、じっくりと「カード・ライス」でも味わいたい。(ina)
ヨーグルトと野菜が良くなじんでいて美味しかった。(JK)
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17:トマト・コリアンダー・チャトニ
トマト・ココナッツ・チャトニかと思われた。だけども、テイストがかなり異なるから...説明されてハッと気がつく。そこから味の断片を丹念に探り...というところまでいけばいいんだけど、残念ながらそこまで味覚が追いつかず。主にライスに混ぜて食べたが、アクセントということで、ペロッとなめる感じもまたいいかと。(ina)
うんうん。そのまま食べても美味しかったです。(JK)
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18:チキン・カレ−
バルタザールでのチキン・カレーは、以前にも食したことがあるわけですが、料理で使われているココナッツの加減が、私的にとてもフィットします。濃すぎるわけでもなく、かといって薄いわけでもない加減がなんともいいですね。肉ももちろん美味しいですが、貧乏性なのか...ついグレービーのみを味わいたくなってしまう。(ina)
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19:チャイ
南インドでチャイをよく飲むのはケララです。(シェフより)
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20:ダル・パヤサム
ムング・ダルのミルク粗糖煮込み。南インドではポピュラー、しかし日本では食べられないデザート。(シェフより)
甘いのですが、食べ後がさっぱりしている印象を受ける。また、ムング・ダルというのも、いいですなぁ。(ina)
珍しいデザートですね。(JK)
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[総評]

食べたいだけ食べれること、自分の思い通りに食事が出来る喜びを感じたのは久々かもしれない。それは満足という単純なものではなく、もっと根本的な食事とは...というようなことに関係しているような、そういう感じなのかも。目の前にある、豊富な種類の料理を、どのように攻略していくか、そのようなことを考えながら、テンポよく料理を口に運ぶ。このリズムが良い。量が少ないからセーブしなくては、というようなストレスなく、自分が思っている通りに食ができるのがすばらしい。それは、たんなる食べ放題ともまた違う。まだいけそうだ...ここからは、ラッサム中心にサンバルとチャトニで...などと思いをめぐらせ、勢いにまかせるわけではなく、食の流れを制御していく。組み合わせがバッチリヒットすれば、さらに食欲は加速するだろう。ペース配分し、リズムを整えつつ食事をする。食後はなんだかアスリートのごとく、やりぬいたという達成感のようなものを感じる。(ina)

ミールスは好きなだけ食べられるので、こういう美味しいお店はついつい食べ過ぎてしまいますね。帰りはちょっと小走りしただけでもキケンを感じるくらいの満腹状態でした。「食べ尽くした達成感」?(^^;;(JK)

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?円/人でした。


[デジタルカメラ]

今回は、サンヨーのDSC-SX560、オリンパスのC-2040ZOOMで撮影しました。

DSC-SX560による全撮影データは*ここ(74枚)*にあります。
C-2040ZOOMによる全撮影データは*ここ(51枚)*にあります。


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(註:メニューの表記でおかしな点があると感じる人もいるかと思いますが、原則として表記はお店のメニューの通りにしています。明らかに間違っていると思われるものも、そのままにしてあります)

(註:写真は文章の下に貼ってあります)


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