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2002/3/9(#0647):緑園都市の南インド料理、GANESH(ガネーシュ)
神奈川県横浜市泉区緑園4-1-6ジスタスビル2階
(TEL)045-814-0711
http://www.ganesh.gr.jp/
- 参加者: ina, いっちゃん, azuki, itojun, k-kuma, マッキー, messiah, ska, kaze
参加者は、ina、いっちゃん、azuki、itojun、k-kuma、マッキー、messiah、ska、kazeの9人でした。
お店の入口で記念撮影。
店内の様子。
[料理]
- 01:ギーとメラグ・ポディ
- ギーが固まったのを見て、まだまだ季節は寒かったことを思い知らされました。黒こしょうがこんなに細かくなっているのを初めてみました。(いっちゃん)
- 今日はおかずの品数がすごく、お米はほとんどがおかずとの混ぜ混ぜに対応させていたので、あまり利用しませんでした。
- テーブルに運ばれた時、いっちゃんに「ギーは時間が経つと固まるのか?」とたずねられた折りに「ここのお店のギーが固まったの見たことないから、すっごくいい油脂使ってるか抽出や精製がすっごくていねいに上澄みのみ抽出すると固まらないのかも」と勝手な憶測で話してましたが、皆が満腹になる最後の方はやはり固まってました。いい加減なこと言ってすみません。(az)
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- 02:ピーナッツ・チャトニ
- フレッシュな味にびっくり。(いっちゃん)
- 電話予約の際に「千葉県の良質のピーナッツが手に入ったのでお出しししているのですが、香りがとってもいいんですよ」とうかがってからずっと気になって仕方なかったのでした。ナッツなのだから、ゴマのチャトニのようなものだろうと想像していたのですが、考えていた以上の旨さと香ばしさでした。自分がナッツアレルギーでなくって良かったと心底思います。(az)
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- 03:バスマティライス
- 香り高いごはんですね。私はこのような食事の場合、香りの強くない米でも美味しく頂けますが、雰囲気を盛り上げてくれるインド産のお米の登場がとっても嬉しかったです。(いっちゃん)
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- 04:ラッサム
- 真っ赤な色がとてもきれいで、酸味も程よくって、これの存在が私の皿にバスマティを次々とよそらせていました。それがもちろん私だけでなく隣にいらしたinaさんにも。(いっちゃん)
- 初めは3皿出てたのですが、わりと早い時点で無くなってしまいましたから、後半で3皿追加注文したのでした。ちょっと強めの酸味と塩味、香り高い胡椒のピリピリと心地よい刺激。他の豆料理や野菜料理の優しくてまろやかな味の合い間に口に入れるとスッと爽快感が口中に広がり、どんどん食がすすむのでした。他店ではオレンジ色っぽい赤というのをよく見かけますが、このやや赤黒っぽいラッサムを見るとあぁGANESHだなぁと感じ、また濃厚な味わいとフレッシュなハーブにお店の強い個性を感じるのでした。(az)
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- 05:ジャガイモ、ドジョウインゲン、ニンジンのMix Veg Subji
- 口にもわーと広がるココナッツオイルは南国のむっとした人いきれの中にいるような気持ちにさせるものです。野菜それぞれの色が驚く程鮮やかでした。(いっちゃん)
- それぞれ色や性格の違う野菜が拍子切りで同じ長さに揃えてあり、見た目も鮮やかで食欲をそそります。ジャガイモを使ったサブジはこれまでも色々いただきましたが、この組合わせはそれぞれの野菜の食感の違いが面白くて気に入りました。(az)
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- 06:サトイモとカブの葉のポリヤル
- さといもが私の好まないねっとり感が少なく、まるでえびいもみたいにほくほくしていました。しかし、カブの葉って本当に美味しいですよね。下にカブが実らなかったらその存在だけで充分に名前を名乗る野菜になれたのに、と思うのですが。(いっちゃん)
- 今回一番驚いた組み合わせの野菜料理でした。食べても食べても口に入れる度に醤油や出汁の味付けでないサトイモに不思議な感覚になるのでした。一般的にはじゃがいもとの組み合わせの方が思いつきやすいのですが、じゃがいもでは出せないサトイモ特有のクセ、スパイスをしっかりまといこむ表面のねとみ、ぐにゅーっと歯に吸い付く食感が、成功しているなぁと思います。(元々私が、ジャガイモよりサトイモの方が数倍好きってのもあると思います。一人で1皿分くらい食べた気が。)(az)
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- 07:カボチャのポリヤル
- カボチャの甘さとココナッツの甘さを生かしながらもおかずとしてここに並べられるに値する協調性を兼ね備えた存在にはびっくりです。(いっちゃん)
- 日時と人数が決定して2度目の電話連絡の際に、店主様に「デザートもカボチャとなってので、重なってしまうからポリヤルはカボチャでないものに変更できますか? 私達女性はカボチャ大好きなのですが、男性はそうでない人も居るだろうし、おなかいっぱいになりやすい食材なので、何か別のお野菜料理にしてもらえればと」と伝え、「それでは、何か別のお野菜で考えてみましょう」と返事をいただいていたのですが、この日テーブルに登場したので「??あれっ?」っと思いました。(←いえ、私はこの上なくハッピーなんですけど)一口大よりずっと小さく賽の目カットされまんべんなく油とスパイスにくるまれ、お味も勿論ばっちりでとてもおいしかったのですが、三皿山盛りの量に、案じていたとおり最後の最後まで残っていたようです。お持ち帰りしたかった。(←結局食べきってる)それにしてもこの組み合わせは06番同様日本料理の煮物では、ごく当たり前のお馴染みの関係なのに、ポリヤルというか炒めものの組み合わせとなるとすごく新鮮な感じがして不思議です。ふりかけのようにまぶされたプツプツしたものはフライかソテーされたクラッシュココナッツかなぁ。(az)
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- 08:ムング・ダル・クートゥ
- ムング・ダル、カブ、ニンジンを煮込んだ、クートゥという料理。実はこの料理、なかなか出しているところがない。今回のクートゥは、グリーンマサラを使わずに、シンプルな調理で仕上がっている。ムング・ダルのやわらかな味わいとまろみに、カブとニンジンがやさしくマッチしていて、味わいがとてもよい。(ina)
- カブの葉だけが登場してカブ本体はどうなっているのか!?と、秘かに心配していたので、これがでてきたときはなんとなく納得しました。葉とは違う扱いで出して下さるとはなるほどなあ。(いっちゃん)
- これはうんまかったですね。クートゥ出してくれるところももちろん少ないのですが、カブとダルとの組み合わせのクートゥというのを他店では食べたこと無かったので新鮮でした。塩加減も抑えてほんのり甘みを感じる滋味ある優しい味は、次から次へと口に運び続けスパイス料理で麻痺した(慣れた)舌の感覚をリセットさせてくれるので、再度口にする料理たちが、一番初めに口にした時に感じるスパイスの広がる感覚を再度呼び起こしてくれ何度でも新鮮な感覚で楽しめるのでした。すっごく気に入りました。主役的なお料理ではありませんが、人数の揃う集まり(もちろんカブの旬の時期)には是非ともメニュー予約して食べていただきたいですね。ほんの少し入っているニンジンのオレンジがちょこちょこ顔を出して見た目もかわいい。子供用(離乳食としても)にもお年寄りにも幅広く喜ばれるお料理だと思います。(az)
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- 09:ナスのサブジ
- これらのなかではわりとスパイシーな存在ではなかったでしょうか。マーボ茄子っぽい見た目、味は違っても演じている役割は同じでは!?(いっちゃん)
- ナスと油の相性ってホントにいいですよね。ナス料理があれば無条件で注文したいナス料理好きです。そういえば、このお店ではかなり濃いめの味で、他のお料理と混ぜると味が融合するというより完璧に勝る感じでした。こちらもカボチャ同様かなり小さめにカットされてましたが、個人的にはナスはもう少し大きくてナスの食感とかナスっぽさとかが強く表れる方がうれしいかも(az)
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- 10:ナンドゥ・マサラ
- 海産物特有の甘さをスパイスが引き立てています。しかし、これって中華っぽいんですか?AZUKIさんメシアさん!?中華の世界をよく知らないために二人の言葉にうなずくのみの私でした。(いっちゃん)
- 広東料理で似たような味付けのカニ料理いただいたことあったものですから。・・・といっても私はアレルギーがカニが一番強烈に出るので、いつも一口以上食べることないし、食べる機会も少ないので詳しいわけではありません。(az)
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- 11:サグ・カリー
- ピューレされたサグは、チジミホウレンソウという、地を這うように伸びてくる、少々変わったホウレンソウ。マッシュルームも加わっており、この味が効いている。ホウレンソウの味が、なかなか力強く味わいが良い。食べた後も、くどく残るようなことはない。(ina)
- ほうれんそうのカレー、これはイモとかなにかデンプン質のものは加えられていないんですか!?そんなほくほく感のあるピュレはまろやかかつあっさりとした優しい味わいです。(いっちゃん)
- 最近のアクやエグミの少なくなったホウレンソウと違い、しっかりホウレンソウしていたと思います。マトンやチキンなど肉類が入っておらず、存在を強く主張しないマッシュルームが一緒だったので、珍しいサグの味を堪能できて良かったです。(az)
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- 12:菜の花のアチャール
- 私だけでなく、他の方々にもこの漬け物(アチャール)は評判ではなかったでしょうか!? いくらでも食べたい位です。レモンの酸味のなかにあってもグリーンが鮮やかであることが不思議です。(いっちゃん)
- マスタードシードの苦みと菜の花自身の苦みとが香り高いチリとすっきり酸味のレモンとが絡み合ってすっごく良かったです。漬け物といっても塩分が抑えられているので、ほんとにいくらでも食べれます。実際、そうとういただきました。はじめ抑え気味に取っていたのですが、「菜の花のアチャールなくなったら言ってください。まだお代わりありますよ。」と言ってもらったので、心おきなく皿を平らげお代わりさせてもらいました。旬の時期に訪問した際にメニューあったら是非是非注文して欲しい1品ですね。(az)
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- 13:ハマグリのカレー
- これを中華風だといったら、メシアさんとazukiさんのお二人の反論を受けてしまいました。中華もよく知らないで宣ってはいけませんよね、私。(いっちゃん)
- いっちゃんさん、すみません。反論したつもりは無かったのですが言葉が足りなかったようです。中華というよりトマトやスパイスの遣い方が「ブイヤベース」の味を彷彿させるなぁと感じたものですから、スペインやイタリアのイメージの方が近くないかなと思ったのでした。単に私が食べたことある中華のハマグリ料理が偏ってるせいかもしれません。それはおいといて、このソースたまらなく旨み出ていいんです。ライスにかけるといくらでも入ってしまうから怖いです。大ぶりの美しいハマグリからは、十分に貝のお出汁は出されていますが、身の方はやわらかなままでぷりぷり美味しかったです。(az)
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- 14:パパド
- 揚げてあるパパドをみて、やったねーと思いました。焼かれたそれの10倍好きです!こっちの方が。(いっちゃん)
- ラッサムとヨーグルトとお米とのシンプルな四重奏を楽しみたかったのですが、結構早い段階で使いきってしまい、ちょっと後悔しました。(az)
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- 15:サフラン浸けの酒
- アロマチックなお酒は少々アルコールが高くても爽やかな気分で飲めてしまうところが恐ろしいです。(いっちゃん)
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- 16:ナスのサンバル
- 具はナスを用いた定番のサンバル。トゥール・ダルが幾分形を残しながらも、タマリンドの酸味が程よく効いて、口当たりはまろやか。ラッサムと一緒にライスに混ぜて、上からパパドをふりかけると最高。(ina)
- あ,そうなんですね。マメの味が楽しめるサンバルだなあ、と思いましたがそれは火の通りやすいツール豆が、絶妙なタイミングでサーヴされたせいだったのですね。(いっちゃん)
- ホントいいですねぇ、こちらのナスのサンバル。ご飯に混ぜ混ぜするのはこれが一番好きです。今回予約には入れてなかったのですが、「あるといいだろう」とinaさんがサンバルとラッサムとカードを追加注文してくれました。(az)
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- 17:ガーリック・チャトニ
- タマリンドの酸味が存分に味わえる、食欲増進チャトニでした。これもピーナッツベースなんですか!?(いっちゃん)
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- 18:マンゴピックル
- とうふようみたいなもったり感、マンゴーのあくの強さ、そして甘味をチリはひとつにまとめてしまいました。 名脇役です。(いっちゃん)
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- 19:カード
- ヨーグルトは最初から出してはいけなかったんですか!?私はヨーグルトと一緒に食べるハーモニーが大好きなんですけど。(いっちゃん)
- 今回はライタが始めに登場している訳ではなかったので、私もラッサムと同時くらいの初めの方から登場して欲しかったです。いざカードが出てきた時はすでにお腹はちきれんばかりで、カードライス+マンゴーピックルの組み合わせが叶わず、カード+マンゴーピックルでいただきました。つくづくinaさんの胃がうらやましいです。(az)
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- 20:栗とカボチャのハロワ
- シナモン、カルダモン、なんだかティーマサラみたいにおもえるのは濃厚なミルクの風味と糖分から呼び起こされるものなのでしょうか!?お食事の締めくくりに、これでわたしは充分に満足しました。(いっちゃん)
- かぼちゃ好き度に関しては、ひけをとらないと自負していたのですが、今回は参加メンバーにまだまだ上が居るのだと思い知らされ(笑)ました。リンゴやサツマイモにシナモンってお菓子は良くいただきますが、かぼちゃにシナモンってのもまたいいですねー。砂糖が甘いってのとは違うベクトルで甘味が引き立ち、量を食べても胸焼けしない感じです。ぜいたくな大人のデザートだなぁって思いました。(az)
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- 21:南インドスタイルコーヒー
- ジョッキで泡をたてて出して下さいました。それを見て、ああこうして飲むんだよなあ、と旅行したときの事をちょっぴり思い出しました。(いっちゃん)
- いつものスタイルでお願いしました。コクある甘みとぶわぶわと泡だった表面が幸せです。個人的にもっとでっかいカップで倍量以上飲みたいです。(az)
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[予約時の話]
今回の予約時のねらいは「旬のお野菜をふんだんに使った料理」とGANESH1〜2月のスペシャリティに掲載されていた「ナンドゥ・マサラ」「カキのカレー」と「サツマイモのハルワ」でした。しかし冬の限定メニューのサツマイモハルワはとっくに終了していた為にカボチャに、カキも季節的にやばい時期に入ってしまっていた為、アサリかハマグリを使うというストーリーになりました。お店からは「ミールスでも、そうでないタイプでもどちらでも対応できますよ。」と言われていましたが、週末ディナータイムにうかがう為に、ご迷惑にならぬよう特別に「ミールススタイルで」とはお願いしませんでした。「予算は4、000円前後とは考えてますが、美味しいモノ食べるのにお金を出し惜しむようなメンツではないので、予算を少々越えたからって誰も文句言いません。良い食材があったら、予算はあまり気にせずお料理おまかせします。」という感じでお願いしました。予算は気にせず、、、と伝えたのは、カキの代替え案にアサリかハマグリって話を聞いた瞬間、そのどちらも捨てきれない為、そう言っていけば両方食べられるかなぁ、、、と欲張りなこと考えたからでした。(笑)(az)
[総評]
品数多く豪華な食事なのだが、料理の多くは家庭的な味わいであったように感じるため、全体のまとまり感がよかった。ナンドゥ・マサラやハマグリのカリー等、それだけでインパクトの強い料理も魅力的なのだが、個人的には今回はムング・ダル・クートゥが、強く印象に残る。次回はグリーン・マサラを使用したクートゥが食べてみたいところ。(ina)
比較できるものは旅行の思いでのみですが、日本でこそ頂ける南インドの味に出会える機会を持てた事が先ず、嬉しかったです。そして、食への情熱をみなぎらせる皆さんと共にこのような場にいられる事に感謝しています。Azukiさん、私がAzukiさんに近いものがあるだなんて、私そんな簡単に同意できません。あなたの情熱や、寛大さを前にして「わたしも」だなんてとても。(いっちゃん)
本当にテーブルに載りきれないお皿の数々。毎回腹が破れんばかりにいただいてしまいます。どれもホントに完成されたお料理でしたが、今回の特にお気に入りはピーナッツ・チャトニ、菜の花のアチャール、サトイモとカブの葉のポリヤル、ムング・ダル・クートゥです。特別な材料って訳ではない本当に家庭に普通に存在するお野菜達が、ここまで洗練されたお料理になってしまうのには本当にうならせられます。ただただご店主様の奥様とお子さま(まだ幼いから無理かナ)がうらやましいのでした。すっごく遠いけれど、やはり訪問せずには居られないお店です。(az)
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一人5,810円でした。
[デジタルカメラ]
今回は、サンヨーのDSC-SX560で撮影しました。
DSC-SX560による全撮影データ(640*480)は*ここ(69枚)*にあります。
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(註:メニューの表記でおかしな点があると感じる人もいるかと思いますが、原則として表記はお店のメニューの通りにしています。明らかに間違っていると思われるものも、そのままにしてあります)
(註:写真は文章の下に貼ってあります)
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