*作成中*

2001/10/27(#0628):目黒のネパール&チベット料理、カトマンズガングリ

目黒区下目黒1-2-22セザール目黒地下1階
(TEL)03-3493-4712

参加者は、k-kuma、azuki、itojun、messiahの4人でした。
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お店の前で記念撮影。
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店内の様子。
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メニューの写真が*ここ*にあります。


[料理]

ウーロン茶:200円×1(k-kuma)
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ラッシー(スィート):300円×2(itojun、messiah)
コップがやや小さめではありますが、安価でうれしいです。量はあるけど1杯で600円という価格設定より、気に入ったらお替わりして600円って方が利用者としては助かります(甘めのドリンクは特に)。 そういえばストローがついてこなかったので、珍しいなぁと思いました。コップがそれほど深くないからとの配慮かもしれませんね。(az)
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ラッシー(ソルティ):300円×1(azuki)
メニューには記載されてませんが、ダメ元で頼んでみましたところ受けて下さいました。
砂糖が入らない為泡立ちは少ないです。プレーンの方も同じですが、シナモンが入っている為いい香りがします。ドリンクの色が変わるほどには入っていませんが、飲み干す頃にはグラスの底がほんのり茶色です。(az)
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アルタマスープ:450円×1
こちらのお店ではカリーではなく、メニュー初めのスープの中にカテゴライズされています。本日注文したお料理の中で一番HOTで味も濃かったです。タマネギ、黒目豆、トマト、マスタードオイルにつけこんだフレッシュな筍がたくさん入っていて具だくさんでスープというにはもったいないぜいたくな一品でした。しかし辛みと酸味は強いせいなのか発酵筍独特の「ニオイ」が感じられなかったことが残念でした。辛いのは大好きですが、やはりこのお料理に求めるものは「発酵により醸し出される旨み」なので、気になって後でうかがってみましたところ、本来のレシピによる発酵筍ではニオイが強すぎ日本人にはこれを嫌う方もいるという理由もあってネパールの乾燥筍なども含め使用していないとのことでした。サラリーマンやOL客に担うところ大きい目黒駅周辺の立地では、発酵食品を漬け込むスペースを店内に設ける訳にもいかず、かといって別の場所を借りればその分コストがかかってしまいますので、フレッシュな日本の筍で代用しているとのことでした。それにしても、発酵臭がなくって物足りないという部分はおいておいても、この味がたった450円でいただけるのは破格です。一人で来られる方でもこれなら懐痛まないので、サイドメニューに是非注文することをおすすめします。(az)
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ダルスープ:1,000円×1
現時点では夜のメニューには記載されてませんが、私が大の豆好きってのを覚えてくだすったようで、予約を入れた際に用意してもらっていたようです。しかも黒い豆の方の方で。器が和食器風ってのもありますが、パッと見た目お汁粉に見えたので、心臓がバクバクしました(笑)。それにしても、シャバシャバタイプの黒豆のダルはなかなか見かけないので、すっごくうれしかったです。ジンジャーが効いた滋みあるスープです。(az)
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ムラ アチャール:450円×1
私がこれまで食べてきた大根のアチャールの中で、このお店のものが一番(この日まではシャンティマヤが一番)気に入りました。メティとたくさんのタマネギのみじん切りとやはりかなり小さくカットされた大根(&すり下ろしも加わってるのではないかなぁ。)が、しっかり漬け込まれておりうんまいです。スリランカのポル・サンボールを思わせる色や形状に、テーブルに届いた瞬間「これは何?」と思ってしまいました。口に運ぶ瞬間ジャスターゼの香りがプンと香り食欲そそります。ゴロゴロした角切り大根の食感が好きでぼりぼり食べたいって方だとこちらのは物足りないかもしれませんが、ご飯にしっかり混ざり込ませるにはとっても向いてます。自分ちにも是非常備しておきたいアチャールでした。(az)
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アルー アチャール:500円×1
こちらはよく見かけるタイプよりちょっと大きめでちょっと不揃いなサイズのじゃがいもです。香草たっぷりでさわやかな香りもいいし、塩加減も、ごはんが欲しくなります。しっかり茹でられたじゃがいもなので、わりと楽につぶれます。あぁ、ここでねちゃっと手でつぶしてご飯と食べたい!っと思って、後にとっておいたのですが、ご飯がきた頃にはすでに満腹状態だったため、ウォーやプーリーと一緒にいただきました。(az)
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スウイーマイ(ポーク):600円×1
ネパールの有名レストラン「ガングリ」の名物メニューで、餃子と焼売の中間といった感じと説明を受けました。一皿に4個入りで3種のソースと共に出されます。ソースは、赤=酸味の効いたトマトソース、緑=爽やかなグリーンチリソース、クリーム色=ピーナッツソースです。
包の上部が開いている(中華点心でよく見かける4つの飾り口のあくタイプ)為、モモほど肉汁のジューシーさはありませんが、やはり底の方に肉汁がたまってますので、食べるときにはそれをこぼさぬように食べて欲しいですね。豚肉の臭みはないのに旨みはたっぷりでおいしかったですね。これまでも胡麻がベースのアチャールやソースはいただいてきましたが、ネパール料理店でピーナッツソースは珍しいなぁと思いました。胡麻以上に濃厚な味ですが、豚肉とも意外にマッチしていました。(az)
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スウイーマイ(ベジタブル):600円×1
みじん切りの数種のお野菜が「つなぎ」無し(あるいはごく少量)のせいでしょうか、包まれている具はポークの肉団子状のものとは違って、ポロポロしていますのでやはり中身をこぼさぬよう注意して食べて欲しいです。あっさりめの味付けなので、3種のどのソースにも合うし、違いを楽しむのに向いています。個人的にはポークのスウイーマイにはトマトソース、ベジタブルにはピーナッツの組み合わせがお気に入りです。(az)
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チキンチリ:600円×1
私たちとテーブル一つはさんだ向こうの席に、ネパールの方が加わっておられるグループが居て、他のメンバーにお料理についていろいろ解説していたので、ついつい私たちも耳をダンボにして、ちらちらテーブルの様子を見ていたのですが、あちらでもチキンチリを頼んだとみえて先に運ばれてきました。しばらくして私たちのテーブルにもチキンチリが来たのですが、先ほど見たお肉の色とは明らかに違ったものだったので、メニューを見直して類似したメニューか?と調べてみましたが、さにあらず。向こうに運ばれたチキンチリの鶏は「酢豚」のような色味でしたが、私たちのはずっと白いものでした。納得がいかず、後日違って見えた理由をうかがったところあちらのお客さんからは「思い切り辛くして」との依頼が注文時に出ていた為、私たちと同時に注文受けたけれど、鍋を別にして調理したのだそうです。いやぁそうと知っていれば私たちも同じくベリーHOTにしたものをとちょっと残念に思ってしまいました。隣の芝生というのも多分に含まれるでしょう(笑)。使われているのはなんと「ササミ」。大きいサイズのまま入っています。非常に淡泊な仕上がりになってるし炒めの油も控えめでしたので、一般的なチキンチリを求める人にはちょっと大人しく感じると思います。かくゆう私ももう少し油ののった部位の方がうれしいタイプです。ササミは、ぱさつき易いし、至極淡泊なので、もし一人で食べるのだったら最後の方は飽きてしまうかもしれないなぁと思いました。(az)
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ヒマラヤンシャバレ:700円×1
トッピングは、見た目から想像するとおりのピザ風の味です。ガーリックの効いたチリトマトソースととろけたチーズのようです。生地の自体も小麦を使ったピザ生地に近いものと見受けられましたが、クラストがカリっと揚がった感じに仕上がっていることから、多めの油の中で半ばひたし気味に火を通したもののようです。縁取りにきれいな縄目状に飾り付けられた生地は、形のせいもあるでしょうが、ちょうど中華菓子の「麻花兒」(胡麻油を使ったねじり棒のクラッカー)のようでした。だからといって、全然オイリーな感じはなく食べやすいですが、なんとアルロティのように生地の中にも具が入っていますので、思ったよりお腹にたまります。(az)
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スパイシーローストチキン:1,500円×1
スパイスにつけ込み焼きあげたチキンをさらにもう一度スパイスにつけ込んでローストさせたものだそうです。スパーシーではありますが、特別HOTではありませんでした。二度焼きなので、外側が香ばしく仕上がっています。そういえば、食べてる最中全員無言でした。(笑)(az)
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アルロティ:300円×2
コロッケの具のようにしっかりと味がついたじゃがいもが、ロティの中に平たくサンドされたおります。断面写真に見える小さな緑色のものは香菜で、口に入れた時に清涼感を感じさせます。マッシュしたじゃがいもをお料理に使う場合、化学調味料で強く味付けされていたり、塩がものすごく使われていたりするお店が多い昨今ですが、こちらのものは一緒に食べる料理の味を邪魔しないたいへん食べやすい味つけでした。
値段が安いので、多分小さいのだろうなぁと想像してましたが、結構ボリュームありました。一皿にしておけば良かったかも。。。めしさんとk-kumaさんがギブアップした分をいただいたので、結局私が一枚分食べてしまってます。(az)
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ほうれん草カレー:700円×1
完全にスパイスや油と調和したペースト状のほうれん草のグレービーにほうれん草そのものもたくさん加えられています。ほうれん草の食感が好きな私としては、この両タイプ楽しめる形態での提供はとってもうれしいです。味はほうれん草の持ち味を出す為でしょう、薄味であっさりしていました。(az)
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パンプキンカレー:650円×1
ネパールでカボチャのカレーといえば、チキンやポークなどのお肉と組み合わせたものが一般的だそうですが、日本のかぼちゃ料理は純粋にかぼちゃの味だけを楽しむものが多いということと、肉料理はサイドメニューにもたくさんあるしベジタリアンでも食べられるようにと野菜単独で構成されてるとのことです。使われていたかぼちゃがほくほく系ではなかったので、かなり薄目のスライスではありましたが、しっかりと形が残っておりました。つまり煮くずれしていないのでとろみも少なめでした。また、かぼちゃ自体があまり甘くなかった為、仕上がりは甘くはなりませんでした。
しかし注文したカレーが2品とも野菜であったことと、アルロティと残していたアルアチャールのじゃがいも、残しておいたムラアチャールの大根と野菜ばかりだったので、男性の方にはちょっと物足りなさがあったようです。肉類は初めのうちにすべて平らげてしまっていたし、追加注文しようにもお腹にはわずかの余裕なかったし(笑)。多分、かぼちゃとほうれん草は半分以上私が食べてしまってます(az)
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ライス:200円×1
深さのある可愛いどんぶりで出てきたので、ちょっとびっくりしました。インド料理やネパール料理のお店では初めての体験です。今回は皆で食べ分けるからどんぶり入りは冷めにくくって良いのですが、一人で来たときには是非平皿でいただきたいと思うので、一緒に平皿出してもらうか、はじめから平皿で用意してもらうようお願いしてみます。(ちなみに今回は、全員に個人の受け皿として平皿が用意されていたので、個々では混ぜ合わせること可能でした。)(az)
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ウォ:サービス
メニューにはありませんが、ネパールならではのお料理ということで私らともう一組のお客さんにサービスしてくださいました。きれいに黒皮がのぞかれた豆の緑色がきれいです。生地は山芋入りお好み焼きをさらに柔らかめにもちゃっとさせた感じです。私はこの生地のカリっとした部分と中のむちゃもにゅっとした感じがに至る歯ごたえの変化が好きなのでした。注文してすぐできる品ではないので、もし食べたい方は事前に予約が必要だと思います。
写真でもおわかりのとおり、卵や挽肉の入ったタイプではなくプレーンなものでした。これにガーリックチリソースをつけていただきます。この中央のソースはアルロティと一緒に出てきたものと同じで、かなりガーリックとチリとジンジャーが効いています。食べたすぐにはガーリックとチリの辛みがあるのですが、しばらくすると口の中に爽やかな感じと苦みがあります。この苦みは決してイヤな苦みではないのですが、メティのものとも違っていて、どうしても気になって後日お店の方に聞いてみたのですが、特に苦みの出るスパイスは使っていないとのことでした。爽やかさはジンジャーとして、苦みが謎のままです。(az)
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[総評]

またまた私的に大ヒットの店でうれしいです。いろんな料理にタマネギのみじん切りが多用されているといのもタマネギ好きの私が気にいった理由の一つかもしれません。タンドリーチキンもナンも無い、しっかりと「ネパール」「カトマンズ」を打ち出したお店でした。実はアルタマとダルと二種のアチャールが出た時点で「うわー、これでご飯あったらサイコー! あとはいいからこれだけでダルバートスタイルで食べたーい!」と内心思ったものです。とはいえ現実問題として、アチャールは破格ではあるものの、一皿がすっごく量があるのでこれに見合ったご飯はとても一人では食べられるものではありません。一人でも気軽に注文できるように三分の一くらいの量で200円とかで設定してもらえるとうれしいのですが、、、と思ってましたら、「どんどんご希望をおっしゃってください、掲載メニューに限らず、いろいろお客様の要望を満たしていきたいと考えています」とのうれしいお言葉が返ってきました。今はまだ10月頭に開店したばかりなので、メニューもほんの一部を掲載している状態です。お客の好みなど様子見しながらの営業ということで、意見や要望を聞きながらどんどんメニュー構成などを変えていくつもりということでした。オーナーご夫妻は、ネパールそのものの味や食材だけに拘らず、日本でも普段手に入る食材で代用したお料理や日本人の舌にも合わせた食べやすいお料理を提供していきたいとおっしゃっていました。(発酵筍とチャウがいい例です)そして調理人は名店のガングリに勤めていたシェフということもあって、とにかくお料理が見事。家庭料理的なメニューでも気の利いたセンスや一手間が見られ一つ一つのお料理に感動します。この立地、この料理で、リーズナブルな値段。掘り出し物なお店でした。(az)

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ひとり約2,400円でした。


[デジタルカメラ]

今回は、ニコンのCOOLPIX900で撮影しました。

COOLPIX900による全撮影データ(640*480)は*ここ(65枚)*にあります。


このページを見てくれているみなさん、感想やお食事情報など、「お食事会言いたい放題」に、気軽にどんどん書いて下さい。

(註:メニューの表記でおかしな点があると感じる人もいるかと思いますが、原則として表記はお店のメニューの通りにしています。明らかに間違っていると思われるものも、そのままにしてあります)

(註:写真は文章の下に貼ってあります)


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