参加者は以下の通り:
- 参加者: Ai, messiah, azuki, lireila, kino, k-kuma, jin, ina
1999/5/29(#0502):神保町のインド・ネパール料理、シャンティ・マヤ
千代田区猿楽町2-2-5興新ビル1F
(TEL&FAX)03-3291-6570
日曜、祭日休み
昼:11:30~15:00までランチタイム
夜:17:00~22:00(土曜は20:00まで)
参加者は、messiah、inaの2人でした。


KANCHANAが休みでした。
とりあえず、KANCHANAの前でも記念撮影。

次の候補であるシャンティ・マヤにきました。
場所は、三省堂斜め向かいの住友銀行の脇の通りを行き、カーマの先にあります。
お店の前で記念撮影。

[料理]
- ミネストローネ(お通し)
- 運ばれてきたときに色を見て一瞬ラッサムスープかと期待しちゃったけど、普通のミネストローネでした。でもしっかり味がついていて豆もやわらかく煮えていて美味しかったです。(め)
そうだね、ラッサムスープ期待したけどそうではなかったね。だけども、美味しかったからこれはこれでいいよ。(な)

- なすとチキンのインド風炒めもの/620円
- 土曜日はランチタイムはないようで、通常メニューを出されましたが、カレー以外のメニューの中でちょっと目に付いたので注文してみました。ナスとピーマンを鶏肉と一緒に炒めて仕上げにコリアンダーが散らしてあります。スパイスの香りがよく出ているのと、焦がし目に炒めたタマネギ(かな?)と鶏肉の香ばしさが上手に生かされていて、とてもよかったです。後で店主のアショックさんにお話を伺った中で、ネパールの料理について「中国の技法とインドのスパイスの融合」という話が出ましたが、この料理はまさにそれを表している一皿だと思います。(め)
あまり我々の場合、ランチというものは食べないのだけど、店の表のメニューには"日替わり"ってのがあったね。まぁそれはいいとして、この炒め物は調理がとてもいいです。全体にフレッシュな感じがでてて、重たくなりがちな油がライトでした。スパイスは少なめにしているのだけど、よく行き届いてて、素材それぞれの味がよくでてましたね。(な)

- キーマカレー(超激辛)/1,000円
- このお店では辛さを+1~+5の5段階を基本にしてさらに上の+6、+7まで調整してもらうことができます(ただし、それぞれのカレーのベースに含まれる辛さより低くはできません)。予定していたマサラチキンが売り切れだったので、かわりにおすすめを聞いて注文したキーマカレーは、ベースは+2くらいの辛さですが、辛くしたほうが美味しいということなので、最大の+5の辛さにしてもらいました。ちなみに+6とか+7にすると唐辛子の味が他のスパイスを殺してしまうので、あまりおすすめできないとのことです。このキーマは鶏と豚の合い挽きとメニューにありますが、ちょうどいい粗さに挽いてあるのと、火の通し加減がよいので、やわらかい肉の食感が楽しめます。口に入れると最初に肉のうま味、甘味が舌に広がって、後から辛さがじわ~っと追いかけてきます。ライスとの相性もよく、混ぜて食べるとさらに満足度高いです。(め)
挽き方いいよね。カリー全体の辛み具合なんかもいいし、辛くても肉の甘みとのバランスがちゃんと保てるので、辛いほうが良いというのは頷けるね。辛さはそういうことからも考えて、+5がいいですよ。見た目にも綺麗だし、やはりこれもフレッシュな感じがする。(な)

- ミックスベジタブルカレー(やや辛)/1,380円
- こちらはオリジナルの辛さそのままで出してもらいました。具はニンジン、ジャガイモ、カリフラワー、インゲン、ピーマン、グリンピース。野菜の味が混ざり合わずにちゃんと独立して感じられるカレーです。よくある、野菜が煮崩れしてごちゃごちゃになったカレーよりも、個々の野菜の味が楽しめるカレーが好きだという話をしたら、アショックさんも強く同意してくれました。このお店では野菜は有機野菜、調味料もコストをかけてよいものを使うなど、食材へのこだわりも相当のものです。野菜を使ったカレーは種類を増やす予定があるようなので、また来て食べてみたいです。(め)
野菜カリーは辛くしちゃうと、野菜の旨みがわからなくなるから、あまり辛くないほうがいいね。だから"やや辛"ぐらいがお勧めかな。それぞれの野菜の味が楽しめて、野菜カリーはいろいろなカリーを頼むときは一品加えるのが良いでしょう。(な)

- カシミーリナン/500円
- このお店については事前にほとんど情報がなかったので、ナンにはもともと期待していませんでした。メニューにカシミーリナンがあったので、普通のナンの味見するより面白そうだと思って注文しました。外側がカリッとして香ばしく、表面に塗られたギーの香り豊か。中に挟まれた具がしっとりしてふわっとボリュームがあります。蒸されてやわらかくなったカシューナッツと干しブドウは見てわかりますが、なにか果物をすりおろしたような具の正体がわかりません。ちょっと繊維があって甘いのでリンゴのすりおろしかとも思いましたが、アショックさんに聞いてみると、ジャガイモだとのこと。ココナッツの甘さがしみ込んでいるのでフルーツのように感じたんですね。「ナンは美味しい店が少なくて期待してなかったのでカシミーリナンなら安全と思って注文した」旨を話すと、アショックさんはナンにはかなりの自信があるらしく、この店のナンの人気や特別な作り方をしていることについていろいろと話してくれました。カシミーリナンにはしっかり味がついていてプレーンナンの味を想像することができなかったので、次に来たときはじっくり確かめてみたいと思います。(め)
カシミーリナンは、他でも食べたことがあるけどデザート感覚で食べれるナンですね。店によって、中にどういったものを入れるかは違うけど、この店のはジャガイモ、ココナッツ、干しブドウ、カシューナッツがはいってて、フルーティな味わいが特徴です。(な)

- ライス/320円
- 普通の日本米です。(め)
- チャイ
- 食べ終わった後、アショックさんと話し込んでいたら、チャイを出してくれました。濃いめに出した美味しいチャイでした。写すの忘れたけど、砂糖も普通のものではなく、コーヒーシュガーの粒を細かくしたような、ちょっとめずらしい砂糖でした。(め)
そうそう、砂糖が精製してないやつなのかな、めずらしいですね。(な)
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ムービー中の代表的な1フレーム。

[総評]
このお店はいなが通りがかりに見つけた店で、あまり情報がなかったので、正直それほど期待していなかったのですが、カレーもナン(とりあえずカシミーリナンだけでの評価だけど)もレベルが高く、何を食べても安心なお店のように思います。店長のアショックさんも熱心に話をしてくれて、料理に対する情熱を感じさせてくれました。アショックさんは自分でも料理を作れるのだけど、日本語を話せるスタッフがいないので普段は接客をしているそうです。料理の作り方からすべてを把握している人が接客してくれることは、我々にとっては突っ込んだ質問をしたり、料理に細かいリクエストをしたりできるので有難いし、客の反応を料理にフィードバックできる体制ができているのはお店にとってもよいことだと思います。
ここはインド・ネパール料理のお店だけれど、現在出しているものはほとんどインド料理で、ネパール料理は最近になって少しずつ増やし始めているとのことです。ちなみに、本当に「ネパール料理」と言えるものはダルバート(豆スープとごはんの定食)くらいで、実際はネパールの多数民族であるネワール族(アショックさんもネワール族だそうです)の料理なので、「ネワール料理」と表現するのが正しいそうです。黒板に「モモチャ」というメニューがありましたが、これはチベットの蒸し餃子「モモ」のことで、ネパールでも一般的には「モモ」と呼ばれているが、ネワール族の言葉では「チャ」がついて「モモチャ」というのだそうです。
他のカレーやナン、そしてもちろんネパール料理も食べてみたいので、来週の食事会で再度訪れることにしました。楽しみです。(め)
穴場ですね。前に「カーマ」を探しているときに偶然見つけた店で、気にはなってたんだけど、なぜかいままで来店することがなかった。とあるWebページで、この店のことに触れてて、チキンマサラは、とてつもなく素晴らしいといった感想があり、興味がわきました。実際来てみて、チキンマサラは食べれなかったけれども、素晴らしい料理でしたね。また、店長のアショックさんが料理に対して熱心で、いろいろと説明してくれ、よりよいものを提供しようとする姿勢がよかった。また、本来のネパール料理を増やしてこうということらしいですが、Messiahが書いてあるとおり、純にネパール料理というのものはダルバートぐらいで、実際はネワール族の料理ということ。いままでネパール料理自体、インド料理と差がほとんどなく感じてたのだけに、今後が楽しみな店です。(な)
一人2,000円ぐらいでした。
1999/5/29(#0502):銀座のインド・パキスタン料理、デリー
中央区銀座6-3-11西銀座ビル3F
(TEL)03-3571-7895
- 参加者: Ai, messiah, azuki, lireila, kino, k-kuma, jin, ina
参加者は、Ai、messiah、azuki、lireila、kino、k-kuma、jin、inaの8人でした。








お店の前で記念撮影。

[料理]
- ラッシー/400円×5
- (messiah, azuki, jin, ina, Ai)
- 比較的さらっとしたタイプのラッシーです。(め)
こ、これは...まあ普通のラッシーです。(な)
さらっとしたあっさりラッシーです。明治や雪印のヨーグルトドリンクの味に近いなぁと思いました。(az)
-
- マンゴジュース/400円×3
- (lireila, kino, kuma)
- マンゴジュースもさらっとしたタイプです.(く)
-
- マサラドーサ/600円×2
- スリランカスペアリブ/1,000円×2
- マサラドーサとスリランカスペアリブは一緒に盛られてきた。
- マサラドーサを置いている店は今でも少ないけれど、1982年に作成したメニューの写真にしっかり今と同じマサラドーサが写っているので、デリーでは昔からずっとメニューに載せていることがわかります。モティの成功以来、日本のインド料理屋が北インド料理偏重で来てしまって、南インド料理がいかに広まっていないかが実感できます。すりつぶした米と豆を発酵させて焼いた生地(比較対象が少ないのでデリーがちゃんとそうやって作っているかは信じるしかないけど)はパンケーキ状だけれど、しっとりと詰まった感じで弾力があります。巻かれている具はポテトをスパイスで炒めたもので、ほくほくとして美味しいです。スリランカスペアリブは骨付き羊肉の表面にスパイスヨーグルトを塩辛く味付けしたようなタレをつけてオーブンで焼いたといった感じのものですが、肉がやわらかくパサつかずに上手に火が通っていて、肉の味もしっかり楽しめて気に入りました。この2品はおすすめです。(め)
今回食べたマサラドーサは、私が前に食べたときよりもドーサが軟らかかったけど、それは別にとりたててどうこういうものではないね。ドーサについて簡単に説明すると、水に漬けた米とウラルダルを石臼で挽いてペースト状になったものを、一昼夜醗酵させたもの。これを鉄板の上で円形状に薄く伸ばしてやいたものがドーサ(またはドーサイ)といいます。たいがい南インドでは朝食べます。こういったスナック(軽食)みたいなのは、ティファンといいます。米の風味がいいですね。中にポテトなどをつめたりして、くるんとまいたのでマサラドーサといいます。マサラの意味は、この場合だといろいろな具ということかな。スペアリブのほうは、味付けもよく肉もしっかりした味わいで、デリーらしいですね。デリーは肉を使った料理がわりと多くこなれている感じがします。(な)
自分としてはこれはこれでバランスは取れていると思うけど,もう気持ちうす味のほうが肉の味が生かせると思うのですが.(く)
マサラドーサ:
- 一般受けするか否かはおいといて、私は好きです。小麦粉ではないので、粉っぽさがなくしっとりしていて食感を楽しみました。人数が多いときには目先も変わっていいメニューなんですが、このサイズでは一人や二人で分けるには多すぎるし、あきるかも。
スペアリブ:
- 普通の米国タイプのスペアリブは、ちょっと甘すぎるきらいがありますが、これはお味がいいですね。(az)
-


- シークカバブ/1,300円×2
- 見た目は普通のシークカバブなんだけど、食べてみるとハンバーグの味がします。パテには中まで赤く色がついていて均質にまざっているタイプで、どうしてハンバーグの味なのか見た目ではわからないけど、パン系のつなぎが入っているということなのかな。ちょっと不思議なシークカバブ。デリーの歴史がなせる技でしょう。(め)
おぉ、なるほどハンバーグか。しかしあれだねぇ、このように形状が違うと同じハンバーグといっても、また印象がかわるもんだね。(な)
確かにらしくないと言えばらしくないですね.(く)
つなぎにはパンか小麦粉&玉子を使ってるとしか思えないハンバーグの味。肉肉してないのはいいけど、つなぎが「つなぎ」の存在を食べるものに感じさせるのはやっぱり問題かも。(az)
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- カリフラワーブジア/900円×2
- カリフラワーとジャガイモのスパイス炒めです。ジャガイモはまあいいとして、カリフラワーが固くて水っぽかった。味はわるくなかったです。(め)
まぁこんな時になるのかな。カリフラワーはちょっと味が抜けてるという感じがしたけど、悪くはないね。(な)
他の店で食べたカリフラワーがぐじゃぐじゃに煮くずれていたのに比べるなら、固いくらいのほうが私はずっといいです。(az)
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- サンバルスープ/600円×2
- スプーンで口に運ぶと、スープ成分が喉に流れた直後に舌に残る豆のザラッとした感触と香りがとてもいいです。もちろんライスにかけて他のカレーやアチャールと混ぜて食べてもよし。これは必ず注文しないといけない一品です。(め)
これってそのまま飲んじゃうのはもったいないよね。ご飯にかけたほうが、数倍たのしめるとおもうよ。豆がやさしくて、甘みがありいい感じだね。(な)
一口目を食べた時「しょっぱ~い」と訴えましたが、メシさんが「そんなことないよ」と言うので、「あれ?そう?」と思い直し、口を洗い直して再挑戦。結局一人でがんがん(隣のテーブルの皿まで)さらってたところを見ると、塩分はやはりちょうど良かったのでしょう。どんなにおいしくっても好みでも、どんなにお腹が空いていても塩分の多いものだと体が拒否しますからね。(ご飯やナンとあわせずともおいしく食べれたし、きっと甘いラッシーの直後に食べたから、舌が影響受けてたのだろうと思います。)あと、暖かくても冷えてもおいしいのが豆の料理のいいとこです。豆の味も食感も堪能できたし、手元において独り占めしたい(←
・・・してたけど)一品でした。(豆の皮がきらいな人にはこのざらっと感がつらいかもしれませんね。)(az)
-

- ラッサムスープ/600円×2
- これはちょっとスパイシーさというか、ペパー成分が足りないですね。ラッサムスープというよりトマトスープ。トマトスープとしては酸味が強くて美味しいけれど、ライスやカレーと一緒に楽しむには物足りないかな。(め)
過去の食事会の感想を読んでたので、だいたいしってたけど、本当にトマトスープだな。あまりご飯にかけてたべるのもあわないというか、もっと辛くてスパイシーにしたほうがいいんじゃないかな。(な)
ほとんどロシア料理ですね.トマトスープとしてはいいけど...(く)
濃厚なトマトスープって感じで、もっとスパイシーさを求める私にはイマイチでした。(az)
-

- デリーカレー/800円
- 今さら説明するまでもないけれど、さらさらとしたスープ状のスパイシーなカレー。ちょっと苦味が強いです(といってもシーギリヤみたいにしっかり苦味を入れているというほどではないです)。薬味のアチャール(タマネギ、ダイコン、ニンジン。適度に漬けてあって美味しかった)やキュウリ漬け(ピクルスみたいなもの)と一緒にライスと混ぜて食べると美味しいです。(め)
湯島のデリーは何度も行ったし、最近では銀座のデリーも一人でわりかしきたりするけど、カシミールカリー以外のものを始めて口にした。なるほどね、これはカシミールペーストを抜いたものなのね。サンバルと合わせるなら、こっちのほうがカシミールよりはいいかも。(な)
湯島のデリーも行ったことないので勿論お初です。独特なスパイスカリーですね。(az)
-

- シャヒーカレー/900円
- デリーカレーとほぼ同じベース(こちらのほうが少しマイルドか)に、いろいろ野菜が入っています。メニューには「ココナッツミルク入り」とか書いてあったと思うけど、言うほどココナッツミルクが多く入っている感じは受けません。(め)
野菜がなくなると、意外にデリーカレーと判別難しいかも(笑)。多少こっちのほうがマイルド。(な)
そうそうココナッツミルクが入っているようには思えませんでしたね。ちょっとでもココナッツミルク入れると味ってすっごいココナッツの甘みに支配されるものなのに、不思議です。白濁の部分ではなくて上澄みの透明分を抽出してるとか?(az)
-

- コンチネンタルカレー/800円
- どろどろと小麦粉の粘りのある、昔風(?)のカレーです。辛さもあるけど、かなり甘味があります。インドカレーが苦手な人とここで食事をするときに逃げ場として用意してあげるためのカレーなのかもしれません。(め)
うわ、結構甘みがあるね。今回頼んだカリーの中でもっとも私が一番食べたのがこれ。んーご飯とはいまいちっぽいかな。ヨーロピアンというとおり、これはフォンかなぁ。(な)
懐かしいというか久しぶりに食べたお家のカレー(子供のいる家庭Ver.)って感じです。コンチネンタルっていうより、日本の喫茶店のカレーのイメージあります。稲さんの言うようなフォンドボーだ。ついつい、この皿を避けて他のカレーを食べしまい、最後にも残ってしまいましたが、アチャールとご飯と一緒に食べると妙にいい感じでしたね。(福神漬けとでもすごく合うんだろうと思います。ちょっと酸味のあるものと一緒に合わせるとあの甘目のルーの旨みが引き立つようで。)(az)
-

- チキンバリカレー/1,100円
- 鶏肉と豆と野菜のカレーですね。メニューには聞いたことない豆の名前が書いてあったけど、写真見るとヒヨコ豆にも見えますねぇ。結局なんだったんだろう。azukiさんの調査に期待しよう。(め)
たしかにチャナ豆っぽいけどねぇ。このカレーはデリー、カシミールとは味の方向が違うね。わりかし粘度があるような、でも粘りがあるわけではないですね。(な)
ひよこ豆の別名は、チャナ豆、エジプト豆、ガルバンゾーとあるんですけど、バリって私の本にはやっぱり無かったです。もっと詳しく調べてみたいですね。・・・と思ってたら、シャンテ・マヤの方に「ひよこ豆」にも黒いのと小さいのと、白いのの3種があるっておっしゃってたから、それかもしれませんね。日本では一般的に白くて大きいのが流通してますから、黒いのか小さいのだったのかな。これも一緒に調べてみようと思います。本日のカレーの中では2番目に気に入ったものです。(az)
-

- サーグチキン/900円
- あんまり印象に残らなかったけど、よい味のサーグカレーだったと思います。デリーとカシミール、シャヒーが同じ系統のカレーなので、サーグは目先が変わって売れていたようですね。(め)
たしかにサーグって感じあったね。これも甘みがあるカレーかな。(な)
今回の私の一番のお気に入りなんです。他店のサーグと比べても中の上にいくかなぁ。油っぽくなかったのも○(az)
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- カシミールカレー(マトン)/900円
- 小野氏の本によると、デリーカレーに唐辛子とカラメルで作ったカシミールペーストを入れたものがこのカシミールカレーだそうです。要するにデリーカレーを辛くしたものですね。デリーで昼とかにカレーを食べるときは必ずカシミールにしてしまいます。スパイシーで深みがあって完成されたカレーなんだけど、贅肉をそぎ落とし過ぎというか、なにか物足りなさも感じるカレーです。(め)
ああ、私の基本がこれだ。この黒い色はカラメルだね。詳しくは小野本を参照するといいけど、カレー自体めちゃくちゃ手間がかかってます。インパクトあるカレーだけども、こればかり食べてると飽きます。まぁ1週間ぐらい間を置いてまた食べにいくと(繰り返す)。(な)
これは独特ですね,苦みがいいです.(く)
ルーのさらさら具合といい、苦みばしった味といい、かなり衝撃的。しかも、食べるにつれてどんどん辛さが襲ってくる。一般的にいわれているインドカレー、とは全く違う味なので、是非一度試してみて欲しい。(あ)
-

- チャパティ/500円×2
- 念のため書いておくと、チャパティは2枚で500円です。そのまま食べると粉っぽいし、あんまりカレーに合うとも思えないし、個人的にはあんまり好きではないのだけど、美味しいチャパティというものが世の中に存在するなら食べてみたい気がします。ここのチャパティは普通です。(め)
そもそもチャパティというのは、精製してない小麦粉(アタという)に少量の塩(これはくわえなくてもよい)、水でもって練ったものを油を引かないフライパンで焼いたもの。アタ自体は醗酵させる必要がなく、耳たぶぐらいになったら平たくして焼くわけです。焼きあがりに、ギー塗ってたべたりしますが、まぁほとんど粉の味でしょう。あまり味らしいものがないから、逆にカレーなんかにつけてたべるのがいいでしょう。栄養面では精製してない小麦粉のほうが普通の小麦粉よりは高いです。(な)
現地で本物のチャパティを食べたことが無いため、どのようにチャパティが仕上がってるのが成功(正解)ってことなのかわからないので、全粒粉やアタの粉を使ってシンプルに焼き上げたものが、どれだけ日本人の口に合うように工夫されてるかを評価するようにしてます。だって北部印度で通常の朝ご飯に用いられてる粉を水で溶いて焼いただけのものをそのまま出して、しっとり系の米食文化の日本人が受け入れられるとも思えません。よっぽどリーンな粉ものに慣れていない限り、全粒の苦味と粉っぽさばかりが鼻につくことでしょう。デリーのも日本人向けに手を加えてない現地のものに近いのではないかと思います。ナンやパンなどの発酵加減を見極める経験も特別な捏ねの技術も要らないチャパティは誰が焼いても材料まんまの同じものになるので、日本人に旨いと言わせるには少量の砂糖や油脂を多めに入れて本来のチャパティではないものにしなければ、難しいと思います。(az)
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- バトゥラ/500円
- プーリ(2枚500円)とどっちを注文しようか迷ったけど、バトゥラのほうにしました。このバトゥラは甘味をおさえたドーナッツ(フレンチクルーラーとかの系統)のような味で、お菓子みたいです。店員さんに聞いてみたら、タマゴを入れているからじゃないかとのことでした。ドーナッツ感覚でそのまま食べるならなかなかいいと思います。(め)
揚げパンとか書いてあったけど、それじゃぁプーリとの違いはなーに? ってことになるわけで、プーリは、まぁチャパティを油で揚げたものです。バトゥラは何度か、他のところでも食べたことがあるけど、ここ数年食べてなかったから味を忘れていたなぁ。玉子とかいれているから、こういった感じの味だったのね。おやつみたいでいいね。(な)
これ,かえってカレーには合わないような気がするんですけど.(く)
私は食事の最中でも甘いの食べるの平気ですけど、一般的にどうなのでしょうかね。なんか懐かしい感じもするんですけど、実は結構お気に入りだったりします。味はまさにフレンチクルーラーかチェロキーって感じでしたね。(az)
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- ナン/500円
- コッペパンみたいなのがナンです。2つあります。
- タンドールがないからしょうがないんだろうけど、この形でナンというのはちょっと違和感ありますね。でも、デリーはタンドールで焼いたナンのイメージが普及する前から同じ作り方でこれを出しているのだから文句は言わせないぞ、という堂々としたものを感じます。ちょっと甘味のあるパンで、これ自体は悪くないと思います。(め)
すごいなぁ、もうなんでも許してしまう。味はいいとおもうよ。(な)
ナンという名前の枠で評価しないで、17~8年前あたりの日本人に、お米以外でカレーを食べる方法を確立させるのに用いたのではなかろうかと思われる小麦粉製品として、感想を述べることにします。そうした場合柔らかさとほんのりの甘さとミニコッペパンのような馴染みある形にしたことに至極納得がいくのです。まず生地。これはきっと一般的なナンと同じく、油脂とミルクとをリッチに使ってイーストで発酵させてるとこまではほぼ同じではないかと思います。(少し黄色見を帯びてたから、若干黄身も加わってるかもしれませんが、BPも入ってるかも・・・)あの形をあの食感を期待していれば、ちょっと裏切られた気がしますが、南系のじゃぶじゃぶめのカレーを吸わせるには適したものに仕上がってるともいえます。ただ、噛み応えのあるパンではなかったので、私的にはもの足りないものでした。(評価するにはちょっと量が少なすぎってこともあるけど)(az)
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- ライス/200円×4
- 普通の日本米です。(め)
だけども、炊き方はなかなかいいね。カレーとよく合ってると思う。(な)
いいお米なのか炊き方が旨いのか、おいしかったですねデリーカレーにはこれが一番でしょう。(az)
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- サフランライス/300円×2
- サフランは最も高いスパイスであることはよく知ってるけど、まだこの香りのありがたみというか魅力がよくわかりません。最初は臭いと思ったのが慣れてはきたので、そのうち美味しい、たまらんと思えるようになるのかな。そもそも、こうやって出てくるサフランライスの香りが本物のサフランを使ってる香りかどうかも判断できないんだけど。(本物使ってたらこの値段では出せないかな?)(め)
わたしもありがたみがわからんよ。極端なこといえば、普通のターメリックでもOK。まぁサフランいがいに、スパイスがいろいろ入ってるならなおOKってところかな。そもそもサフランは高価なものだから、ちょっとしか入ってないってことが多いじゃない。本当は沢山いれなくちゃダメってことはないのかな。(な)
サフランの香りって洗剤の香りにちょっと似てない?(く)
そうですね、ここのはターメリックライスって感じでした。特にサフランの香りを感じなかったです。(az)
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- グラブジャムーン/400円×2
- ミルクのデザート
- 揚げた丸い団子状のパンをシロップに浸したような感じで、これのどこがミルクなのかと疑問に思って聞いてみたら、この団子は牛乳からつくっているとのこと。言われてみると、生地を噛んだときの感触が湯葉に似ていて、確かに固まったタンパク質の食感がありました。しかし、これを単に「ミルクのデザート」ってしてるメニューの説明はちょっと不親切だぞ。(め)
この甘みはとても好みだなぁ。食べすぎに注意。(な)
すっきりとした甘さ.具はパンでも別にいいんじゃない?(笑)(く)
「誰も知らない印度料理」の本のレシピにある「サンディッシュ」が作り方近いのかなぁ。なんかすっごく手間がかかっていそうです。ミルクをあそこまで変化させるのって・・・。(az)
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- マンゴクルフィー/500円×2
- マンゴーとシャーベット
- クルフィー(ココナッツの香りがついた牛乳のシャーベットみたいなもの)のさっぱりした冷たさとマンゴーのとろっとした甘味がよく合っていて、非常に気に入りました。これはもっと他のインド料理屋でも出して欲しいデザートだなぁ~。(め)
シャーベットってのはめずらしいかなぁ。なかなかいいね。(な)
いやぁ珍しいもの食べれました。「これはいいね~」ってにやける感じです。スパイス遣いが面白くってまたいいんです。(az)
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- フルーツライタ/500円×2
- ヨーグルト
- ほんのり甘いヨーグルトにキーウィ、バナナ、マンゴー、リンゴが入っています。ヨーグルトがカスタードクリームみたいな色してるんだけど、食べてみるとまったくのヨーグルトで、卵黄が入っているようには思えません。なぜこの色になっているか話し合った結果、マンゴーのシロップが混ざってるんじゃないかとの仮説をたててから店員さんに聞いてみるとまさしくその通りで、予想があたって嬉しかったです。(め)
黄色は絵の具とかバカなこといってたけど、いろいろなものがはいってて好きだよ。(な)
てっきりカスタードと思ってたら、マンゴーの入ったヨーグルトで、見た目ほど甘くありません。(az)
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ムービー中の代表的な1フレーム。

[総評]
我々が食事している間にすぐ満席になったけど、銀座という場所にもかかわらず値段は安めだし、デザートも充実してるし、人気があるのが納得できます。デリーというと湯島デリーのカシミールカレーというイメージだったけれど、銀座デリーには貴重な南インド系のメニューがあって、とてもいいですね。南インド系の料理が好きな人は是非試してもらいたいと思います。(め)
実際この界隈で食事するなら、値段は安めだし店の感じもいいから、人気あるのは頷けるね。それに昼も通しで営業してるので、15:00とかに来ても食事ができるのがうれしい。17年前ぐらいからメニューの内容も変わってなくて、歴史も感じさせられこの店は確固たるスタイルを持っていますね。マサラドーサ、サンバルあたりがあるのが面白いです。(な)
どの料理も自分のスタイルを貫いていると言う感じ.独特な物もあるしね.デリーカレーとカシミールカレーは具がごろっと言う感じで入っていてちょっとシェアしづらいかも.席と席は充分離れていたはずなのにタバコの煙がただよってきたのはちょっと気になった.(く)
カシミールカレーの印象があまりにも強すぎて、他がどうだったかうろ覚えです。レトルトでも何種類かカレーを出しているそうなので、お店の味にどれくらい肉薄しているのか試してみたいところです。(あ)
一人約3,250円でした。
[k-kumaの宴]
インタビュワー: azuki
答える人: lireila, kino
azuki: kumaちゃんの第一印象をお願いします。
lireila: あのーインターネットのサイトで見た通り。
azuki: なるほど見た通りですか。
lireila,kino: 若いですね。
azuki: 食事会について印象はどうでしょう。
lireila&kino: 始めてだったので、最初恐かったですが、話てみると楽しいですね。
azuki: 今後参加しようと思いますか?
lireila&kino: 機会があれば是非。
azuki: 好みの料理はどういったものですか?
lireila&kino: イタリア料理。
azuki: なるほど、ではまた機会があれば参加してください。
[デジタルカメラ]
今回は、サンヨーのDSC-V100、NECのPiconaで撮影しました。
DSC-V100による全撮影データ(400*300)は*ここ(188枚)*にあります。
Piconaの1分間隔自動撮影画像から作成したムービーは*ここ(682,317bytes)*と*ここ(1,266,993bytes)*にあります。
このページを見てくれているみなさん、感想やお食事情報など、「お食事会言いたい放題」に、気軽にどんどん書いて下さい。
(註:メニューの表記でおかしな点があると感じる人もいるかと思いますが、原則として表記はお店のメニューの通りにしています。明らかに間違っていると思われるものも、そのままにしてあります)
(註:写真は文章の下に貼ってあります)
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