渋谷区道玄坂1-16-6二葉ビル2-3F
(TEL)03-3477-1010
今年になってからまだアンコールワットに行っていなかったので、ランチタイムの開始時間に合わせて(ランチは火〜金の11:00〜14:00)行ってきました。12時前は他にお客さんもなく、店員さん達が料理の下ごしらえをしたり、昼食を食べたりしていました。ミントンさんの上の娘さん(そういえばいまだに名前を聞いてないなぁ)がめずらしく風邪をひいて熱があるとのことで、ちょっと苦しそうでした。(messiah、kaori)
お昼に2人で来てアンコールワットの味を楽しみたいときは、Cセットと海老辛野菜炒め定食の組み合わせを選ぶことが多いです。生春巻とサラダとココナッツアイスはアンコールワットに来たときは必ず食べたくなる基本アイテムですからね。最近は鶏肉辛サラダのタレ(生春巻きのタレなどいろいろな用途に使える)をドレッシングとしてレジで売っている(200mlくらいのボトルで600円)ので、これを買って帰れば家でアンコールワットの味を手軽に楽しめますよ(ってなんか宣伝っぽいな:-))。(め)
新宿区西新宿7-7-29西新宿クスドビル地下1階
(TEL)03-3362-7005
夜はピッチーファーに行きました。今日の夜は我々の他に8人連れの女性グループ(ラオターさんの友達のお姉さんのグループとのこと)と、3人連れのお客さん(花井君とアステックの人)、女性の一人客(川田さんという人で、カベリというベンガル料理屋さんを教えてもらった)が来て、まあまあの入りでした。(messiah、kaori)
ラオターさんから聞いたのですが、ANNYさんがチャンタナさんにピッチーファーのことを話してくれたそうで、たとえばゲーンキョワーンにタイ産の高いナスを使ったりしていることについてチャンタナさんがそこまでやって大丈夫なのかと心配してくれているのだそうです。
ピッチーファーはよい食材やタイ産の高価なハーブ類などをふんだんに使っているのに一皿の値段がすべて1000円以下で、経営を考えたら原価率が高すぎるのは明らかです。一般的なお客さんにタイ産の食材の価値がわかってもらえるかどうかも疑問です。あまり美味しくないと思うお客さんも多いでしょう。
でも、ラオターさん達は「タイ人が食べて美味しいと思う料理を食べてもらいたい」と言います。セアムさんやバーニーさんの腕をもってすれば、日本の食材を使って美味しい料理を作ることはできるでしょう。しかし、タイ独特の食材や香草の香りなしでは本当のタイ料理にはなりません。
チャンタナさんのお店は会員制、予約制にすることで、コストと手間をかけて作った本当のタイ料理を、価値のわかる人に食べてもらっている、見識の高い、素晴らしいタイ料理屋さんです。僕もチャンタナさんの料理を食べさせてもらって、ここでしか東京で本当のタイ料理を食べることはできないのではないかと思いました。でも、いつでも気軽に行けるお店で、本当のタイ料理が食べられるお店があったら、そんな素晴らしいことはありません。それはとても難しいことですが、ピッチーファーはラオターさん達の考え方、経験と技術、そしてなによりも美味しいタイ料理を食べてもらいたいという気持ち、料理に対する愛情がかみあって、不可能を可能にしてくれる唯一の店、希望の星なのです。
今のところピッチーファーは雑誌にも紹介されていないので、たまたま通りがかった人か、その人から聞いて来るお客さんしかいませんが、ピッチーファーのよさをわかって通ってくれるお客さんも少しずつですが、増えています。ANNYさんも気に入ってくれているし、今日お店でお話した川田さんも、最初に近くのイタリア料理屋に行こうとしたらラストオーダーに間に合わず、たまたま近くに見つけたピッチーファーに入ってみたら素晴らしいお店だと気に入って、今日もわざわざ一人で遠くから訪ねて来てくれたそうです。
ピッチーファーのようなタイ料理屋を求めている人は他にもたくさんいるはずです。その人達がまだピッチーファーの存在を知らないだけなのです。ピッチーファーが経営できなくなってやめてしまったり、食材を妥協したりして他の多くのタイ料理屋と同じような店にならないように、できる限りの応援をしていきたいと思います。メニューの作成が一段落したら、ピッチーファーのホームページを作ろうかな。(め)