今回は、ピッチーファー、ピッチ-ファーの2部構成です。

参加者は以下の通り:

• 参加者: azuki, ogino., yuko, jin, k-kuma, mawmaw, messiah, Ai, kaze, mahimahi, ina, binbou

1999/1/9(#0482):新宿のタイ料理、ピッチーファー

新宿区西新宿7-7-29西新宿クスドビル地下1階
(TEL)03-3362-7005

• 参加者: messiah, ina

参加者は、messiah、inaの2人でした。

夜に出してもらう料理の相談などもしたかったので、どうせならと昼もピッチーファーにしました。（結局messiahとinaは午後1時過ぎから夜の宴会が終わった9時過ぎまでずっとピッチーファーにいました）

お店の前で記念撮影。

打ち合わせの様子。

[料理]

ウーロン茶

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マムワン（未熟果）

バーニーさんがタイから2種類のマンゴー（若い果実と熟した果実）を持ってきてくれました。若い果実のほうは自家用で客に出せるほどの量はないのですが、味見をさせてもらいました。実の詰まったリンゴのようなシャキッとした歯ごたえで、かじった瞬間に独特の青くスーっとする香りが鼻に抜けます。皮に近い部分にこの香りが強く、内側の部分は外側よりなめらかで少し甘味があります。すっきりとした味で、いくらでも食べたくなる感じ。ただでさえ良いマンゴーはタイでも高い食材ですが、今の時期は若いマンゴーは特に高いそうで、貴重なものを食べさせてもらえて感激です。(め)

これはかなりめずらしいだろうね。香りが強く、外側が固く、内側にうっすらと熟成しかかった部分があり、これの甘味がほのかにある。シャキッとした食感で、さっぱりしてる。普段つまみ気分でたべるなら、こちらのほうがいいかもしれないが、時期によっては高いらしい。これはかなりきにいりました。(な)

カオニャオマムワン

熟したマンゴーは甘く煮てココナッツミルクをかけたカオニャオ（もち米）と一緒に食べるデザートとして夜に出してくれるとのこと。味見用に1皿作ってくれました。熟したマンゴーは口の中で溶けるようにやわらかく、まるでシロップで煮たかのような甘味、濃縮されたマンゴーの香りが素晴らしくて、やみつきになりそうな味です。(め)

こちらは熟したマンゴーがついてるが、とろけるような美味さ。食べ過ぎに注意ってところだろうか。これはタイでもかなり高価らしいが、マンゴーは果物の王様でもあるからうなずけるところ。カオニャオは、モチの香りと多めにかけられたココナッツミルクがとてもよかった。(な)

ガイトード／950円

本来は燻して作るガイヤーン（焼き鳥）なのですが、前に作ったときに煙で店の中も外もいっぱいになってしまったので、ガイトード（揚げ鶏）として作っているとのこと。上手に香ばしく揚がっていて、これはこれで十分美味しいのですが、いつか燻して作ったガイヤーンも食べてみたいものです。(め)

空調の問題だろうね。ここが1Fだったら問題無かったのかもしれない。しかしガイトードは揚げ方が上手だね。香ばしくて、若干カリカリしてる食感がいいです。こういうのを食べるとガイヤーンの期待はふくらむね。(な)

カウニャオ／400円

まだカオニャオ（もち米）も撮ってなかったので、注文しました。カオニャオとガイヤーン、ソムタムを一緒にで食べるのはタイ東北地方の定番の食べ方で、ピッチーファーでも1500円でセットにしたメニューがあります。もちろんガイトードとの相性もばっちりで、一緒に食べるとお互いの味を引き立ててとても美味しいです。(め)

ちぎって丸めて食べるんだね。これにちょびっと唐辛子の調味量をつけて食べるとまたいいね。(な)

トートマンプラー／950円

トートマンクンがあまりにも美味しいため、トートマンプラーはなかなか注文する機会がなかったのですが、今日は初めて食べてみました。正統派のトートマンプラーで、バイマックルーの香りが立っています。いながタレをつけずに食べたほうが香りが楽しめてよいと言いましたが、確かにタレをつけるとせっかくの香りが弱くなるので、最初はそのまま食べたほうがよいですね。しっかり下味がついているので、そのままでも美味しいです。(め)

あの香りはバイマクルーというのか。噛んだときにその香りがとてもよかったんだね。タレはつけないほうが、香りが十二分に楽しめるよ。(な)

パットホイライ／950円

あさり炒め。タイ料理では好きなメニューの一つだけど、ピッチーファーでは初めて食べました。バイホラパー（スイートバジル）がたっぷりと入って、とてもよい香りがします。食べていて、いやに身が多いなと思ったら、身がついていない側の殻がすべてきれいに取り除かれていました。なかなかここまで丁寧な仕事をしてくれるお店はありません。他の店ではタレが水っぽかったり甘味の加減が悪かったりで満足いかないことが多いですが、濃度も味もぴったりで、食べ終わった後のタレも全部なめてしまいたくなる感じでした。ラオターさんが「ごはんはいりませんか？」って聞いてくれたけど、確かにこれをごはんと一緒に食べるのもよさそう。(め)

そうだよね、よく見ると物凄い量あるんだね。貝の片側を全て落としてるあたり、丁寧だし、食べる人のことを考えてる。こういうのに出会うとほんと感動してしまう。他の店でも何度か食べたけど、タレがイマイチで、水っぽかったり、妙に濃すぎてたりと、感心することがないのだけど、ピッチーファーの味加減は、文句無しです。甘すぎず辛すぎず水っぽいところもないし、絶妙です。(な)

パットパックブンファイデン／850円

これも好きなメニューで、最初に食事会でピッチーファーに来たときも食べましたが、メニュー用の撮影も兼ねてまた注文してみました。タオチオとつぶしたニンニク、プリッキーヌがたっぷりと入っていて、比較的長いままで炒めてある空心菜の歯ごたえもよく、満足です。(め)

こういったシンプルな料理食べてみると、料理人の腕がわかる。塩加減も適度だし、ニンニクの香り、プリッキーヌ、食感、どれをとってもいいです。(な)

クイテイオナムルックチン／850円

夜はどうせごはんものなども出てお腹一杯になることが予想されたので、昼は（といってもすでに4時近くになっていた）麺でしめることにして、すり身団子入りの汁クイテイウを注文しました。前回、バーミーナムを食べたときに塩気が強すぎることを指摘しておいたためか、今日は塩辛すぎることはありませんでしたが、塩辛さはナムプラーを入れたりして調整できるので、これ以上塩辛くしないように再度伝えておきました。今日は砂糖を多めに入れると僕としてはヒットでした。プリックナムプラー（唐辛子入りのナムプラー）に入っているプリックは新鮮でしっかり辛いプリッキーヌでした。(め)

すり身団子が、なつかしさを感じるような味でよかった。塩加減はこれ以上濃いとダメというギリギリだった。ただし、調味盆にナムプラーとかいろいろあるので、これでもいいんだけど、もうすこし押さえてもいいかもしれないね。辛い調味料を少しだけ入れて食べるのがかなりGoodだった。(な)

[動画でGo!]

Piconaで1分おきに自動撮影したデータから作成したムービーが*ここ(879,001bytes)*にあります。

ムービー中の1フレーム。

[総評]

昼はいなと2人だったので、ラオターさんと夜のメニューの相談などしながら、おつまみのような料理を一品ずつ注文して（でもアルコールは飲まなかったよ）ゆっくりと楽しみました。できるだけ食べていないもの、撮り直したいものを注文したけど、カオニャオとガイトードの組み合わせはやはり相性がよいことが確認できたし、好物のパットホイライも美味しく出来ていて、とても満足でした。つけあわせの野菜が以前出してくれた酢漬けの野菜ではなく、ただの刻んだ生野菜になっていたので、酢漬けの野菜はないのかラオターさんに聞いたところ、残すお客さんが多く、お客さんには不評なのかと思ってやめているとのこと。酢漬けの野菜は美味しいし、料理の一部として楽しみにしていることを伝えたら、今日の夜の分もすぐに作り始めてくれました。あんな美味しいものを食べないお客さんが多いとはけしからんです。(め)

Messiahはが最近ピッチーファーに通ってるわけだが、普段ここでこういうふうに、ちんたら昼飯食ってるが、とてもうらやましいと思った。一品が最大限堪能できていいね。四川一貫で昼を食べるときは、似たような食べ方してるのだけど、まさに至福のひととき。夜は夜でまたよかったのだけど、個人的にはこういう素晴らしい店は、ちんたら過ごすのがもっとも幸福を感じる。(な)

1999/1/9(#0482):新宿のタイ料理、ピッチーファー

新宿区西新宿7-7-29西新宿クスドビル地下1階
(TEL)03-3362-7005

• 参加者: azuki, ogino., yuko, jin, k-kuma, mawmaw, messiah, Ai, kaze, mahimahi, ina, binbou

参加者は、azuki、ogino.、yuko、jin、k-kuma、mawmaw、messiah、Ai、kaze、mahimahi、ina、binbouの12人でした。

昨日バーニーさんがタイから戻ってきて、いくつか新鮮な食材を持ち帰ってきてくれたので、それを使った特別な料理なども夜のコースに組み込んでもらうことにしました。

[料理]

（メニューにない料理は値段が「？」→値段が決まったので書き込みました。1999.1.18=め）

シンハーゴールド／500円×6

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ココナッツジュース／400円×9

今日はたくさん注文したせいか、生のココナッツの実が少なく、かわりに缶ジュースの中に入っていたと思われる細かい実が沈んでいました。これはストローに詰まるだけで沈んでて食べづらいし、頑張って食べても固くて美味しくないので、入れないようにお願いしておこうかな。(め)

細かい実がストローにつまるのは、たしかにいただけないね。今日は辛い料理がそれほどでなかったので、氷が少なめだったけど、よかったよ。(な)

たしかに細かい実はない方がいいですね。まあストロー使わなかったら関係ないけど(笑)。(か)

いつもと違う状態が出されたのですか？これまでに飲んできたココナッツジュースってもっと白濁したやつだったので、透明のは私は初めてでした。次に行く時は生のココナッツがあるかどうか確かめてから注文してみます。(az)

ええとですね、ラオターさんに後で聞いたところ、今までと違うメーカーのココナッツジュースを仕入れたので、グラスに注いでみて、細かい実が出てきたので驚いたとのこと。次からはこの細かい実は入れないようにしてくれるそうです。あと、azukiさんが言う白濁したやつはココナッツミルクですね。ココナッツミルクと区別するときはこっちの透明なやつをココナッツウォーターと呼んだりします。普通、タイで飲むのは透明なココナッツウォーターですが、個人的にココナッツミルクのジュースも好きなので、入れてもらってもいいですね。(め)

マンゴージュース／300円×6

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ライチジュース／300円×2

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カイルーククーイ／700×2

ゆで玉子を揚げたものにタマリンドの入った甘いソースをかけた料理。タイでは有名な料理だけど、簡単でお金がとれないと思われるのか日本のタイ料理屋ではあまり見かけないメニューで、今まで銀座バイトンで一度食べたことがあるだけです。僕は結構好きだし、メニューに幅が出ると思うので、メニューに取り入れてもらうことにして、今回初めて作ってもらいました。無理にメニューに入れてもらってお客さんの評判が悪かったら困るけど(笑)。玉子が半熟具合でなかなかよいと僕は思うけれど、どうでしょうか。個人的には揚げニンニクはなくてもいいかな。(め)

揚げ玉子、好きです。半熟具合もいい感じです。大勢で来て、色々なメニューを頼む時とかに、こういう料理はあった方がいいと思うよ。(び)

玉子の黄身部分が半熟っぽくていい。タマリンドの甘味もよくて、楽しめた。(な)

私もバイトンで食べた時以来に気にいってたタイ料理の一つでした。是非メニューにおいといて欲しいです。バイトンのよりずっと好み。(az)

トートマンプラー／950円×3

魚のすり身揚げ。これは昼に食べてみて、トートマンプラーとしては十分美味しいけど、トートマンクンのほうがみんなには受けそうだし、全体の品数が多いので、夜のコースからは削ってもらったつもりだったのですが、言葉がうまく通じなかったらしく、出てきてしまったものです。まあ、一人一個でたいした量ではないからいいかな。(め)

今回、夜の部に参加したメンバの多くは、今までにも色々なタイ料理屋さんに行ったことがある人たちだったし、こういうメジャーなメニューを食べてみるというのは、今までに行った他のタイ料理屋さんとピッチーファーを比較してみるという意味でも、食べられてよかったと思うよ。美味しかったしね。(び)

口に入れた瞬間にひろがるあざやかな香りがいいですね。気に入りました。(か)

トートマンクン／950円×3

エビのすり身揚げ。誰にでもすすめられる料理なので自信を持ってコースに入れたのですが、今日の出来は今までの中ではあまりよくないかな。いつもはこれよりもっと衣がサクサクで中がジューシーに仕上がってるように思うんだけど。でもまあ、決してまずくはなかったと思うんだけど。つけあわせの酢漬け野菜の漬かりが浅かったけど、これは上に書いたように急きょ作ってもらうことにしためです。(め)

揚げたて熱々なんだよね。衣はそんなに熱くないから、油断して思いっ切りかぶりつくと、中は熱々なんだよね。

出来の方は、中身プリプリで十分美味しかったと思うよ。(び)

きめの細かさでは、前回のほうが上だったけど、味的には良かったと思うよ。(な)

いつもはもっとジューシーに仕上がってるとのことでしたが、ぷりぷりで十分においしかったです。(az)

ヤムウンセン／850円×2

春雨サラダ。今日は変わった料理がたくさん出るため、ヤムは基本的なところでヤムウンセンとヤムヌアにしました。やはりポイントは質のいいプリッキーヌを使っているところですね。ひき肉もやわらかくてよい出来だったと思います。(め)

バランスがとてもいいね。香りといい酸味といい、辛みもGoodだった。(な)

お店によってはこれが甘すぎたり、化学調味料まみれだったりして、一口でいいや・・・ってこと多いですが、ここのは香と酸味が食欲を増進させていくらでも入ってしまいます。はじめの方の料理だし、一所懸命セーブするよう自分に言い聞かせながらいただきました。(az)

グンチェアナムプラー／1,000円×2

生エビのニンニク唐辛子ソース乗せ。今回、ヤム2種類とこの料理が辛さの点ではトップでしょう。特にグンチェアナムプラーは緑と赤のプリッキーヌが目にも鮮やかで、プリックの辛さと香りが最大に楽しめる一品です。この緑色のプリッキーヌが普通のプリッキーヌよりさらに小さい、一種青臭い独特の香りがするものです。今日は人数も多いので苦手な人もいるかと思って特にプリッキーヌを増量するようにお願いはしませんでしたが、みんな平気だったようなので、次の機会にはもっと増量してもらってもいいかもしれませんね:-)(め)

ESDお食事会で、タイ料理など辛い系に行く時に参加希望する人は、基本的に辛いのOK！大好きです！よろしく！という人ばかりだと考えていいでしょう。うん。

前に食べたときのプリッキーヌ増量版の刺激が強烈だった分、今回のはおとなしかったけど、それでも辛さと香は十分楽しめたよ。一部涙目になって楽しんでいる人もいたし(笑)。(び)

辛いからこそ、エビの甘味が引き立つわけだね。辛みは今回はやや抑え目だったかもしれないけど、これでもバツグン。これはやはりピッチーファーきたらはずせないね。(な)

「もんどりをうつ」というわさだったので、気合い入れましたが、特に辛いとも思わず、生海老の味が堪能できました。実は、本日の海老料理はもちろんこの生海老食べたのに、アレルギーがいっさいでませんでした。喉の奥の苦痛も微塵もなく、感動です。古い甲殻類使うとアレルギーはいっそう強く出ると聞いていたのでこのお店の新鮮度や保存状態が良かったってのもあるのでしょう。良かった〜。(az)

ヤムヌア／950円×2

牛肉のサラダ。ヤムヌアはできるだけ牛肉がレア状態のほうが美味しいのですが、前に食べたとき、火の通った部分の香ばしさがよく出ていてよかったので、特に肉の焼き加減は注文をつけませんでした。でも、今度は外が香ばしく焼けていて中が生という状態を追求してもらおうかと思います。(め)

今日のようなのでもかなりイケてるね。ちゃんと肉の味がでてるし、これでもOKだよ。(な)

うまかったっす。私個人は牛肉の火どおりはこれくらいが好きです。(az)

カイチオホイナンローム／950円×3

カキ入り卵焼き。カキを使った料理を一品作ってもらおうと思って特別におねがいしました。タイ料理っぽさはないですが、タイの家庭では一般的な料理です。ちゃんと大きなカキを用意してくれて、玉子もふわっとやわらかく焼けていて、とてもよかったと思います。個人的にまた作ってもらおうかな。あ、メニューにあるカキ入りのお好み焼きもおすすめです。(め)

去年の年末から今年にかけてカキ食べまくっているけども、カキというやつは、どんな風に料理しても美味しいですねえ。って、個人的にカキが好きだというだけかもしれないけど(笑)。(び)

カキ好きが多いから、これはたまらんだろうね。やわらかく、甘味があってカキエキスもありよかったね。(な)

火加減塩加減も良いし、大好きな卵と貝類とお野菜の組み合わせ、ぐっどです。(az)

ガイパットペットマムワン／950円×3

鶏肉カシューナッツ炒め。こんがりと火の通った唐辛子の香りと苦味がポイントです。前回食べたときのほうが唐辛子たっぷりで火の通り具合もさらによかったと思うけど、まあ満足いくレベルだと思います。一度に作る量が増えると難しいのだとは思いますが、常に高いレベルを維持して欲しいものです。もちろん鶏肉や野菜やカシューナッツも美味しいけど、やはり唐辛子が主役と言っていい料理だと思うので、普段は唐辛子をたくさん入れてくれと注文するとよいでしょう。(め)

これはいい！今までにタイ料理屋さんで食べた鶏肉カシューナッツ炒めの中では最高のレベルですね。四川一貫の宮保鶏丁にも匹敵する素晴らしさ。messiahくんが前に食べたという、もっと唐辛子がこんがりサクサク状態だったという時のやつを食べてみたかった。今回食べた物でも、十分満足できたけど。(び)

なるほど、食感とか良いものがあるし、やはりこれは唐辛子がポイントかな。量はそれほど多くはなかったけど、香りがとてもよくて、かなり期待させるものがあるね。この手の料理の唐辛子の使い方では、辛さよりも香りを追求したい。Messiahが前回食べたときってのが、よくわかるね。たしかにこれはレベル的にも高いものだ。(な)

唐辛子もおいしいし、さくさくのカシューナッツも最高です。これまで食べた鳥肉とカシューナッツ炒めの中でも最高に好みな味と食感。ご飯といっしょに食べたいから、ランチに行って注文したい一品です。(az)

プラーラドプリック／1,000円×2

揚げマナガツオの辛いソースがけ。骨まで火が通っていたので、頭からしっぽまで全部食べることができました。いなの指示で細かく砕いて混ぜたのもよかったですね（もっと細かくしろと言われたけど(笑)）。宴会のときは魚まるごとの料理は見た目にも楽しくていいですね。普段は甘酢あんかけを食べることが多いのですが、このソースのほうがタイ料理らしさが出ています。(め)

頭の先から尾の先まで、全部丸ごと食べられるようにしっかり揚がっているというのは重要だよね。頭や尾のカリカリに揚がった部分とか、たまらなく美味しいですからね。そういう美味しい部分を、みんなで分けあって食べるには、細かく混ぜて食べるというのはいいアイデアです。ひとりで頭丸ごと食べたいという気もするけど(笑)。(び)

丸ごと食べられるかどうかは、この料理ではかなり重要だね。そのてん、ちゃんと骨まで火が通っていて、全て食べ尽くせたのは見事だし、味付けも甘酢あんとは違い、香ばしい感じがしてとてもよかった。(な)

甘酢あんかけより、この味付けでうれしかったです。皮部分のバリバリもおいしいし、ここが一番おいしいよとびnさんに教えてもらった尾ひれの部分もしっかりいただいてしまいました。大満足です。お魚の崩し方が下手で時間かかり、アツアツの状態でサーブできなくてごめんなさいです。（私の近所に座った方々へ）(az)

トムゼップ／950円×2

イサーン料理の内臓のスープ。これはメニューにありますが、材料を用意しないといけないので、要予約です。内臓のことはよくわからないのですが（後でセアムさんに聞いたら、牛の内臓だそうです。）、赤っぽい腎臓のようなもの、表面が白くて切り身の見た目がちょっとグロいもの、肉っぽい繊維質のもの（ハツ？）と3種類が入っています。それぞれやわらかく煮えていて、なかなか美味しいものです。スープには五香紛が入ってているのかな？八角のような強い香りがついていました。(め)

内蔵のスープというとかなり癖がありそうに思うかもしれないけども、妙な生臭さとかはなくて、内蔵肉自体もやわらかいし、食べやすかったです。(び)

内臓は臭みも感じなくて、美味しいね。香りもよくてスープ自体もどことなくやさしくてよかった。(な)

見るからに苦手そうな肉が入ってたので、サーブする私の特権で？内蔵を少なくしてとり分けてしまいました。しかし、スープに生臭さはなく滋味あふれるお味でした。(az)

ゲーンカリーガイ／1,000円×2

イスラム教徒のイエローカレー。ジャガイモ、鶏肉の具が入った黄色い（ターメリックでつけている）カレーです。作ってから一日たったほうが美味しいとのことなので、あらかじめ昨日から作っておいてもらいました。ジャガイモがやわらかく煮えていてよかったです。タマリンドで酸味をつけているのが特徴で、酸っぱいカレーというのはあまり食べないので、初めて食べるとちょっとびっくりするかもしれません。ココナッツミルクが入った、まろやかなカレーでした。(め)

酸っぱさがなかなかいい感じの酸っぱさです。柑橘系の酸味とは少し違うのだけど、酢のようではなくて、やっぱりどちらかというと果物系ですね。

甘くて不思議な酸味がとてもいいです。おすすめです。(び)

黄色いカリーとは、これまたはじめてかも。酸味がとてもよくて、クセになりそうだよ。これがまたイヤみがまったくないのね。(な)

タイのカレーと言えば、赤と緑しか食べたことないし、それ以前にこのカレーの存在を知りませんでした。珍しい味でしたが、この味はまたこれではまるお味。(az)

カーオ／200円×3

タイ米。前は日本人に合わせて粒がくっつくほどやわらかく炊いていたのですが、もっとパラっとしているほうがよいと伝えてから、少しやわらかい程度にしてくれているようです。カレーと一緒に食べるにしてもチャーハンにするにしても、これくらいがよいと思います。(め)

カレーにからみやすく炊けてましたね。(az)

タイスキー／950円×3

いわゆるタイスキ。以前は自分で材料をスープに入れるスタイルのタイスキをやっていたのですが、材料が無駄になる上、あまりタイ料理屋で出す意味もないので、とりあえず今はやめています。こういうスープ形式でメニューに出したほうがいいのではないかと相談して、今回は実験的に作ってもらいました。春雨たっぷりでハクサイやすり身団子も美味しいのですが、味付けが普通のチリソースなので、なんだか韓国料理の辛いスープのようで、個人的にはちょっと不満かな。おなかがかなりいっぱいになってる状態で食べたせいもあるけど。これはおそらくまだ試行錯誤が必要ですね。(め)

お野菜がもっと入って欲しかったです。だしはいろんなものから出て複雑に融合してておいしかったです。(az)

ナムプリックカピ／950円×2

ナムプリックはタイの典型的な田舎料理で、プリックやニンニクをベースにしたソースに野菜や揚げた魚などをつけて食べるものです。以前、他の店で食べたときは妙に生臭かったり、具が美味しくなかったりでちょっと苦手だったのですが、これはソースも洗練された味だし、具の魚（サバかな）がとても美味しくてよかった。卵焼きに入っているのは、バーニーさんがタイから持ち帰ったバイシャオムという野菜で、あまり香りは強くないけど、緑色が鮮やかで断面が細くて丸い、しっとりとした葉の野菜です。(め)

魚がとても美味しかったよ。鯖は煮ても焼いても好きだから。(び)

魚はそのまま食べても美味いけど、そのままより、ソースにつけて食べると、タイという感じがしてとてもよい。(な)

バイシャオム入り卵焼きいいですね。このあたりになると皆さんのペースがダウンしてきたので、ついつい箸の伸びる回数が増え人の分まで食べてしまいます。私の近くに座ったかた この卵焼き食べずじまいの方多いハズ。すみません。今は苦しくても後で食べるつもりの方は、お皿にしっかり確保しといてくださいね。私自分ではきっとセーブできそうにないので（笑）。このお魚も食べて無い人多いんだろうなぁ。(az)

ゲーンソムシャオムカイ／1,000円×2

ナムプリックカピについていたバイシャオム入りの卵焼きとエビを使ったスープ。スープにはバイトーイで香りがつけてあります。だいぶおなかがいっぱいになってきたあたりで同じ食材を使ったそれなりにクセのある料理が続くとちょっと辛いものがありますね。せっかくタイから持ち帰った新鮮な食材があるということで追加してもらったけど、コースの構成としては余計になってしまったかもしれません。反省。(め)

わりかしこのあたりできつくなってきてたようだね。(な)

カオマンガイ／950円×3

ゆで鶏ごはん。メニューにはありませんが、ちゃんと鶏のスープでごはんを炊いたカオマンガイを作ってもらいました。よく味わうと鶏スープの味がしみたごはんがとてもおいしいし、鶏肉もやわらかくてよかったけれど、タレの味が強すぎるかな。もっとニンニクも押さえてさっぱりしたタレにしたもらうと、最高に美味しい料理になるような気がします。濃い味のものが続いたので、ついてきたダイコンのスープが嬉しかった。(め)

だいぶお腹いっぱいになった頃だったけど、美味しかったから食べられたよ。これ、ランチなんかで気軽に食べられるといいなあ。(び)

ちゃんと鶏のスープで炊いてるんだね。ご飯から味がよくでてたと思う。(な)

カオマンガイがメニューにないんですか?　それはもったいない。メニューに載ってれば注文する人多いと思うけどなあ。(か)

ニンニクが強烈でしたが、おいしかったです。しかし、何よりダイコンのスープが最高。皆さんが棄権してくれたので、一人で一皿飲み干せて幸せでした。あれなら、いくらでも入りますね。滋味いったら、、、、。(az)

ガイトートタクライトーン／1,000円×2

タクライ（レモングラス）とバイトーイと鶏肉を揚げたものをごはんに乗せた料理。新鮮で香りの強いバイトーイ（笹のような形をしたニオイアダンの葉）を使って何か面白いものをとリクエストして作ってもらったのだけど、まさかごはんに乗ってくるとは思ってませんでした(笑)。正直言ってこれを楽しむお腹の余裕はなかったけど、刻んだタクライとバイトーイを揚げた香りは確かに素晴らしかった。(め)

揚げタマネギのように見えるけど、これがレモングラスを揚げたものですね。確かに、この時点ではもうご飯ものはかなり苦しい程満腹状態になっていたね。(び)

タクライとバイトーイがカリカリした食感でおもしろかった。香りもよくて、そうだな日本でいうと、佃煮とご飯というような組み合わせでおもしろいね。(な)

ご飯ものの連続できびしかったです。味わう余裕がなかったのですが、香りの良さだけは判断できました。(az)

グンパットカイケム／1000円(サービス)×2

エビと鹹蛋の炒め物。新しいメニューを試しに作ってサービスしてくれました。カイケムは鹹蛋（塩漬け卵）のことです。鹹蛋はやはり少し塩辛いけど、黄身のトロッっとコクのある味とタマリンドを使った味付け（最初のカイルーククーイに似た感じの味になりますね）に青ネギがアクセントになって、なかなか美味しかった。これは新メニューとしていけるんじゃないでしょうか。(め)

私もおなかの具合がよくなってきたのだけど、これはいけると思うよ。(な)

塩漬け卵ということだったけどそれほど塩辛くはなかった。味自体はよかったと思うけど、もさもさした食感が個人的にはいまいちかな。(か)

わりと懐かしい味のする好きな味付けではありましたが、ちょっと濃すぎると思いました。（塩加減も甘さも）(az)

メッカヌン／500円×4

豆で作った甘い団子。料理の本によると「水でふやかした黄豆をミキサーにかけ、ココナッツミルクを加えて練りながら炊いて丸め、卵黄をまぶしてから熱いシロップにひたした」お菓子です。前に新宿シャムでよく食べて好きだったデザートで、なかなか食べられる店がないので、特別にリクエストして作ってもらいました。シャムで食べたものより固かったけれど、噛みしめると確かにあの味で、とても嬉しかった。また今度もうちょっとやわらかく作ってもらおうかな。(め)

久々にメッカヌンが食べられてよかったよ。美味しかった。遠藤さんにも是非食べてもらいたい(笑)。(び)

うまいメッカヌンだね。ちょっと固いけど味はいいよ。(な)

これも初めてのデザートで、初めての食感で楽しめました。んが！一人一個半のところ、4個半もいただいてしまい、食べられなかった方がいたそうで申し訳ないです。(az)

カオニャオマムワン／500円×12

もち米とマンゴーのデザート。これは本日のイチオシです。なんといってもバーニーさんがタイから持ち帰ってくれた甘く熟したマンゴーのおいしさ、これにつきます。僕は桃に似てる（黄桃から酸味をなくして甘くした感じ）と思うけど、いなはメロンみたいだって言ってました。まあ、とにかく究極の果物の美味しさと言っていいんじゃないでしょうか。うーん、これはまた食べたいです。(め)

桃に似てると思うよ。桃！こんなマンゴーは初めて食べたよ。凄いよ。(び)

味はマンゴーでしょ(笑)。このマンゴーの色が黄色くて、とろける食感が、子供のころにたべた、メロンに似てたんだよ。(な)

マンゴー最高！缶詰の付けられた香りとは格段の違いの芳香。ひゃ〜って思わず口から漏れてしまいました。
糯米は少し甘みを控えたくらいがいいなぁと思いました。せっかくの糯米ですもの、噛んでけばどんどん甘みがでる特質を生かすためにも、ほんのりあるだけで十分だと思います。でないともったいない。(az)

サークー／サービス×12

もう完全に満足して帰ろうとしてたら、さらにタピオカミルクをサービスしてくれました。さらさらしてて、冷たく冷やしてあって、お腹いっぱいながらも最後にさっぱりと美味しくいただけました。薄くピンクと緑の色がつけてあって（今日は色が薄すぎたけど）、見た目にもかわいいです。今度はコーンを入れてもらおう。(め)

若干色がついてるのね。ミルクの風味がよくて味的にもかなり好みの味。(な)

どこの店も似たり寄ったりで、好きではあるけどわざわざ注文しないメニューでしたが、ここのは濃厚で一歩秀でてますね。おいしかったのでおすすめのようにランチのオプションではなく、単品でいただくようにします。(az)

[動画でGo!]

Piconaで1分おきに自動撮影したデータから作成したムービーが*ここ(1,367,184bytes)*にあります。

ムービー中の1フレーム。

[総評]

今日は普段メニューにない料理やバーニーさんがタイから持ち帰ってくれた食材を使った特別料理を中心にコースを作ったけど、サービス料理を入れて20品はいくらなんでもよくばり過ぎでしたね。後半はみんなお腹がいっぱいになってしまって、あまり楽しめなかったのではないかと反省しています。後でラオターさんに聞いたら、僕が味にうるさい連中を連れてくるということで、セアムさんもバーニーさんも昼からかなり緊張していたそうです。あれもこれもと作ってもらったので大変だったと思いますが、一生懸命料理を作ってくれて、とても嬉しかったです。もっとみんなが余裕をもって楽しめるメニュー構成にすればよかったなぁ。これからもいろいろと新しいメニューなども開発してもらうつもりなので、またしばらくしたら、よい料理を並べて宴会をしたいですね。(め)

ESDのホームグラウンド的な新宿という場所に、こんなに素敵なタイ料理屋さんができて嬉しい限りですね。新宿・新大久保近辺はお店の数的にはタイ料理激戦地域だけど、ピッチーファーには是非頑張ってもらいたいです。(び)

ちょっと品数が多かったか。まぁそれにしてもめずらしい料理が並び、とても堪能できた一日だった。ラオターさん達結構緊張していたようで、帰りに「皆さん味にうるさい方達ばかりで、心配してたんですが、どうでした?」と聞かれたので、「とてもすばらしかったですよ、感激です」といったら、とてもよろこんでた。どうもありがとうございました。
ピッチーファーは客とのコミュニケーションがとてもよくとれる店だと思うね。こちらがアイデアを出すと、期待にそって反映してくれるし、なにより客のことを考えてると思う。値段設定にしても、1,000円を超えるものはなくて、味も素晴らしいし、驚きです。この店は今後ものすごくはやるだろうなぁ。(な)

おいしいタイ料理がいっぱい食べられてしあわせ。ただやはり品数はちょっと多かったですね。後半いささかつらかったし、印象が散漫になってしまったのが残念です。個人的にもまた行ってみたい店ですね。(か)

料理人さんの腕によりをかけた料理がたくさん堪能できて幸せでした。味にも満足しております。ただ、あれで5200円なんて申し訳ないです。ゲウチャイとかだったら、３品でそれくらいいっちゃいますから。あと昼にお二人が食べたパットホイライですが、私もこれをごはんと一緒に食べたいです。一人あさり一個ってんでなく、一皿かかえて食べたい。それと、パットパックブンファイデンをいっしょに・・・。(az)

とにかく量が多くて食べるのが大変でした。特に、最後のほうは食べるのに精一杯で、料理を味わう余裕がなくて残念。(あ)

ひとり約5,200円でした。

[デジタルカメラ]

今回は、リコーのDC-2E、サンヨーのDSC-V100、NECのPiconaで撮影しました。

DC-2Eによる全撮影データ(400*300)は*ここ(147枚)*にあります。
DSC-V100による全撮影データ(400*300)は*ここ(171枚)*と*ここ(146枚)*にあります。

Piconaで撮影したデータから作成したムービーは*ここ(879,001bytes)*と*ここ(1,367,184bytes)*にあります。

このページを見てくれているみなさん、感想やお食事情報など、「お食事会言いたい放題」に、気軽にどんどん書いて下さい。

(註:メニューの表記でおかしな点があると感じる人もいるかと思いますが、原則として表記はお店のメニューの通りにしています。明らかに間違っていると思われるものも、そのままにしてあります)

(註:写真は文章の下に貼ってあります)

ESD