今回は、夢屋、ジロー、紅虎餃子房、モスバーガーの4部構成です。

参加者は以下のとおり:

参加者: ina, k-kuma, a-new, JK, shinkai, messiah, CAMUS, binbou

1998/6/20(#0453):浅草のカレー、夢屋

参加者: ina, messiah, binbou

参加者は、ina、messiah、binbouの3人でした。

久々の浅草です。

浅草での昼の部集合場所は、だいたいいつも雷門の前です。

お店は、雷門から徒歩4、5分の所にあります。

いつものように、お店の前で記念撮影。

「夢屋」には、1997/11/15の昼の部で一度来ています。

[料理]

テーブルに置かれている薬味: 福神漬けは普通だけど、ダイコンとタマネギを浅く甘酢漬けにしたものがよいです。色味もいいし、ごはんに乗せてカレーと混ぜて食べるととても美味しい。(め); ダイコンの薄漬けみたないやつは、いいね。こいつが楽しみで来てる人もいるとか。(な); このピンクの大根とタマネギの漬物、ライスたくさんにのせて食べるといいですね。アジャンタでアチャールをたっぷりのせて食べるような感覚で。(び)
サモサ／400円×2: チュニジアギョーザを小さくしたような形。衣はサクッと軽く、噛みしめると少し油がしみ出てきて、具の挽き肉の味ともよく合います。揚げかたが上手ですね。(め); サックリしてて、軽い。揚げ方がうまい。中身はほどよいつまりかたで、食感がとても楽しめると思う。(な); インド風揚げ餃子とでも呼びたい感じの物ですね。(び)
マトンカリー(辛口)／(800+30)円×2: (ina、binbou); +30円は辛さ増しのオプション料金です。; カレーにはライスが付きます。; 前回来た時にチキンを食べたので、今回はマトンにしてみました。ルーのベースはチキンと同じではないかと思います。チキンカリーと同様にサラサラです。辛さの具合も同程度です。爽やかな辛さが楽しめます。(び); ルーのベースは共通みたいだね。マトンは角切りにされていて、ほどよいやわらかさかな。絶妙な塩加減と、サラサラ感、スパイスの硬派な味わいとか、一本芯が通ってる。絶賛すべきカリーですよ、ここのは。(な); ライス; ちょこんと一個クローブ（だよね?確認しなかったけど）が埋まってるのがかわいいですね。知らないお客さんはゴミが入ってると思って取り除いちゃうんだろうなぁ(笑)(め); このスパイスライスはいつもながら見事だね。ここのカレーにとても良くあってる。(な); このライス、最初から少しスパイスを入れて炊いてあるんだよね？(び)
チキンカリー(辛口)／(850+30)円: (messiah); オレンジ色が鮮やかなので、見た目からはバターチキンのような、甘くてマイルドなものを想像してしまいますが、実際はスパイシーで硬派なカレーです。; ルーはスパイスやタマネギなどがたくさん入っているせいかドロドロした感じですが、粘性が低いのでさらっとしているのです。骨付き肉のチキンの味もしっかりしているし、よく煮込まれていて軟骨まで食べられます。スパイシーでちゃんとうまみがあってさらさらしたカリー。; アジャンタのチキンカリーのように塩辛さが目立つということがなく、味のバランスが素晴らしい。気に入りました。今まで食べた中で（アジャンタを除いて）一番美味しいチキンカリーと言ってもいいと思います。(め)
チキン香味焼／980円: タンドールが入ったので、以前あった鶏の唐揚げがなくなってタンドールチキンとチキン香味焼になったようです。唐揚げを一度食べてみたかったのでちょっと残念だけど、このチキン香味焼はとても美味しかった。; タンドールチキンはスパイス入りのヨーグルトに漬け込んだ鶏肉を焼くものだけど、チキン香味焼はヨーグルトを使わないスパイスに漬けた鶏肉を焼いたもののようです。; スパイスがたっぷりまぶされた外側についた焦げ目が香ばしく、肉はやわらかく肉汁たっぷりで、火の通り具合も申し分ありません。タンドールチキンも食べてみたいです。(め); 身が結構大きくていいね。香りがかなりいいね。(な)

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Piconaで1分に1枚ずつ等間隔撮影したデータから作成したQuickTimeムービーが*ここ(258,760bytes)*にあります。

ムービー中の1フレーム。

[総評]

前来た時には無かったはずのタンドールがありました。料理のレパートリーが増えて、一層よくなりそうですね。楽しみです。
「浅草のカレー」という分類にしているけども、タンドールがあるのだから立派なインド料理屋さんですよね。「浅草のインド料理」という分類にすべきかな。(び)

うまい店だとは聞いていましたが、期待以上の素晴らしさでした。ちょっと浅草は遠いけど通いたくなるお店です。大満足でした。(め)

タンドール入れたことでかなり強力になったね。今回ナンを食べてないけど、次は食べて見たい。インド料理は、結構良い店を最近発掘出来てるように思う。ここはかなりお勧めの店ですよ。(な)

1998/6/20(#0453):浅草のホットドッグ、ホットドックジロー

参加者: ina, messiah, binbou

参加者は、ina、messiah、binbouの3人でした。

浅草に来たら「ホットドックジロー」に寄らないわけにはいきません。

お店の前で記念撮影。

[料理]

ホワイトシチュー／630円×3: シンプルで懐かしい味です。(び); 給食に出てきたような、甘くてやさしい味のホワイトシチューですね。具はタマネギと輪切りにしたソーセージ。このソーセージがまたいい味を出してます。実は、僕はシチューの具（角切りの肉やジャガイモやニンジン）があまり好きじゃないので、このホワイトシチューはとても嬉しいです。ホットドッグとの相性もいいですね。(め); なんか全体の味がそれぞれ引き立ってるっていうのかな、そういう印象受けるんだよね。コショーにしても普通のテーブルコショーをかけただけなんだけどこれが良くマッチしてるんだなぁ。(な)
玉子ドック／420円×2: ジローのホットドックのどこが好きかというと、やはりパンかな。表面のサクサクとした焼け具合と、中身のふんわりした感じがとてもいい。中の具もシンプルなんだけど、いいんだよね。余計な味がついてないというか。特に玉子ドックは、ゆで玉子をマヨネーズであえた物だけなんだけど、いいんだよ。(び); さんざん語ってるのだけど、玉子ドックは、ジローのホットドックの中でも別格だよ。(な)
ベーコンドック／420円: 僕はホットドックジロー初心者なので、ベーコンドックをすすめられました（いなに）。ベーコンそのものの味を想像していたのですが、たっぷり入った熱々のタマネギとマカロニがソースに絡んで、ベーコンはひっそりとうまみを出しながら溶け込んでいました。細くて口当たりのよいキャベツ、そしてなんといってもさっくりと軽くふくらんでいるパンがいいですね。(め); 玉子ドック、カツドックお勧めなんだけど、その前にまず、マカロニとキャベツの入った奴を先に食べてもらいたかったんだよね。それにはベーコンから入るのがいいと思うんだ。(な)

[動画でGo!]

Piconaで1分に1枚ずつ等間隔撮影したデータから作成したQuickTimeムービーが*ここ(170,167bytes)*にあります。

ムービー中の1フレーム。

[総評]

シチューと玉子ドックのコメントにも書いたけど、ジローの気に入っているところは、やっぱりシンプルで懐かしい味というところじゃないかと思う。
そういえば、ジローのマスターはパソコンを買ったらしいです。我々がジローでパソコンの話をしたのにも少なからず影響を受けたようです。インターネットはまだしていないみたいですが、このページを見てくれる日も近いかな。(び)

具にもパンにもこだわりの感じられる、オリジナリティと完成度の高いホットドッグですね。ホワイトシチューも、決して本格的でないところが僕の好みに合いました。ボリュームはそれほどではないので食事というよりおやつ向きかな。食べ歩きの途中で寄るのに適してますね。趣味性が高いというか、好みは分かれるかもしれないけど、好きな人ははまりそうな感じのお店です。僕は気に入りました。(め)

浅草に遊びに来た時に気軽に寄って、おやつにホットドックをかじりながら、おじさんやおばさんと世間話などするというのがジローの一番いい楽しみかたかも。
何か特別凄い素材とか調理法とかがあるわけじゃなくても、丁寧な仕事と雰囲気で、凄くはまっちゃうお店ってあると思うのだけど、ジローはまさにそれなんだよね。(び)

なんつーか、家庭的でほっとするよ。ここは心のオアシスだね。店をいろいろ発掘した中で、最近の最大の収穫が、このジローなんだ。浅草来たらここほ絶対はずせないよ。(な)

1998/6/20(#0453):市ヶ谷の中華料理、紅虎餃子房

参加者: k-kuma, a-new, JK, shinkai, messiah, CAMUS, binbou

参加者は、k-kuma、a-new、JK、shinkai、messiah、CAMUS、binbouの7人でした。

お店は、市ヶ谷駅と神楽坂駅の丁度間くらいの所にあります。

お店の前で記念撮影。

[撮影禁止]

マスター(？)から「写真撮影するなら今すぐ帰ってくれ！」という厳しい撮影禁止を言い渡されたので、以下、店内および料理の写真はありません。

[料理]

青島オビール／650円×3: 青島とかシンハーとか、中華やエスニック系のお店に行ったときには時々飲みます。わりと好きです。(び); -
生ビール／600円×2: -
シンルチュー／600円: -
紹興酒(カメ出し)／1,980円: メニューには「紹光酒」と書いてありました。; 紹興酒は温めて飲むのが好きなのだけど、何も聞かれずにビンで出てきたし、ちょっと温めてくださいって頼める雰囲気ではなかったので（自業自得だけど）、そのまま飲みました。味は普通。(め)
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鉄鍋餃子／800円×2: 食べるのが難しいです。餃子の皮同士がくっついてしまって、ひとつずつとろうとすると、皮が破れてしまう。味が濃過ぎる気がしました。(び); 焼き方に問題があるらしく、皮が破れて中身が出てきちゃって困りました。そのまま食べることを想定しているのか、具にかなり味がついています。辣辛房の鉄鍋餃子のほうがよかった。(め)
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四川辛餃子／780円×2: 水餃子風の物にピリ辛のタレがかかった物です。確かにわりと辛めだけど、唐辛子の辛さ云々以前に、味が濃過ぎます。(び); 辛い具だくさんのタレがたっぷりかかってました。四川にこういうものがあるのかな。それともこの店のオリジナルか。味はごく普通。(め)
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双ピータン／580円×2: アヒルの玉子とウズラの玉子のピータンです。これはよかったと思います。コストパフォーマンスもまあまあだし。うずらの玉子で作ったピータンというのは初めて食べたし。(び); うずらの玉子のピータンというのにひかれて注文しました。可愛らしいうずらのピータンは味的には普通のあひるのピータンと変わらないですね。珍しいものを食べられて満足。(め)
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トマトと春雨と香菜の和え物／580円×2: 甘いです。別に甘いのは構わないけども、爽やかな甘さじゃなくて、なんだか妙な後味が残ります。もう少し甘さをおさえて、パクチーきかせて、爽やかな感じの方が好み。というと、タイ料理の春雨サラダになっちゃうかもしれないけど。(び); 最近食べたブッツトリックバーの春雨サラダを思い出す味。トマトも春雨も香菜も好きなものなのに、タレが化学調味料と砂糖を水に溶かしたようなもので、僕には少々つらかったです。(め)
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麻婆豆腐／1,380円×2: CookDO四川式を思い出してしまった。紅油部分は多少あるんだけど、甜面醤入れすぎじゃない？って感じ。(JK); 山椒はそこそこきいてるんで、このタイプの麻婆豆腐、いわゆる陳麻婆豆腐を食べたことがない人には、それなりのインパクトはあるかもしれないけど、なんかメリハリがないです。全ての味が同じように濃い。(び); 最初、花椒のせいで舌がピリピリするのかと思ったら、後味が気持ち悪くて、化学調味料の使いすぎなことが判明。挽き肉がいっぱい入ってるけど、他の料理に比べてもこの値段は疑問。(め)
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油林鶏／980円×2: 肉を噛んだときにくるジューシーさがほとんどありません。スープをとった後の肉のようです。(JK); そうそう、肉を噛んだときに肉汁が全然出てこないの。なんかパサパサっていう感じ。(び); 皮のカリッとした仕上がりはよかったけど、肉そのものが確かにみんなが言うように美味しくない。まずい鶏肉を食べさせる手法と考えればいいのかも（ちょっと苦しいか）。(め)
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糖醋肉／1,480円×2: 味付けがこってりこてこてで、「糖醋肉」の「醋」の爽やかさがないです。肉は噛んだときにくるジューシーさがほとんどなくてスジスジ。肉の表面は堅くなってました。がっかり。(JK); 砂糖と黒酢だけでというコンセプトはよいと思うけど、肉自体が美味しくないとせっかくのよいコンセプトが活きないです。(び); 今日、この店に足を運んだのは、先日フジテレビの「どぅ～なってるの!?」という番組で橋本志穂が「自分は酢豚が嫌いだったけど、ここの酢豚を食べてからやみつきになった云々」と言って、この店の店長を番組に連れてきて酢豚を作らせているのを見て、食べてみたいと思ったからです。; 番組では、肉をあらかじめ蒸してやわらかくするのが特徴とかいって、うまそうな感じに紹介していたので期待していたのですが‥‥。確かにこれは「酢豚」とはまったく違うものだし、黒酢と砂糖の甘酸っぱいタレはちょっと変わってて面白いので、酢豚が苦手な橋本志穂が気に入ったとしても不思議はありませんが、肝心の肉が味が抜けてるのかもともとまずい肉なのか、スカスカでダメでした。1480円もとるんなら、もう少しましな肉は使えないものかなぁ。残念です。(め)
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酸辛湯／(大)1,500円: もっと酸味が強い方が好みだな。胡椒ももっときいてて欲しい。(び); これは味付けからして「酸辛湯」じゃないです。胡椒も酸味もなくて、玉子スープのような感じ。いろんな料理に化学調味料が強くて、すでにかなり辟易していたので、やはり化学調味料の強いこのスープは全部飲み切れませんでした。(め)
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[総評]

料理のコメント部分にも書いたけども、今回食べたほとんどの料理に共通して感じたのは、とにかく味が濃いということです。麻婆豆腐にしても糖醋肉にしても、とにかくしつこくて、少し食べるともういいという気になってしまいます。
中華料理はだいたいがそんな料理、脂っこくてしつこい料理だろうと思っている人もいるかもしれないけども、糖醋肉など一般にしつこそうに思われている料理でも、「四川一貫」や「新北海園」のように、メリハリがきいていて決してしつこくはない物を出せるお店もあるのです。
値段はわりと安めなんで、料理を味わって食べるというよりも、ひと口ふた口お酒のつまみ程度に食べる、飲み会向きの店かな。(び)

典型的な、化学調味料に頼って味付けしてる中華料理屋さんです。使ってる鶏肉も豚肉も、よほど安い肉を使っているのかまったく味のない肉で、素材が悪すぎます。ただ、我々はできるだけ事前の情報でそういう店を避けているので、それほどこういう店にあたることがなかっただけで、一般的に中華料理屋にそういうお店は少なくないようです。
この店はまだ「四川＆屋台料理屋風」というコンセプトがあるだけ、そういう部分を楽しめる客には訪れる価値があると思います。問題はあの糖醋肉を美味しいといってマスコミで紹介した橋本志穂と、それに躍らされてみんなを連れてきてしまった僕の不見識にあります。ああ、反省。(め)

ひとり約3,060円でした。