渋谷区宇田川町33ブックファースト渋谷7F
(TEL) 03-3477-2208
17:00〜翌5:00
渋谷の109 30'sビル(95/4/15の食事会で行ったモハンが入っていたビル)がBOOK 1st.という本屋さんに生まれ変わりましたが、そのビルの6F、7Fにそれぞれ「くいもんや12,6(じゅうにてんろく)」と「BUTTU TRICK-BAR(ブッツトリックバー)」という飲み屋さんが入りました。
「12,6」は宣伝文句によれば関西で女性に人気のある飲み屋さんだそうで、アメリカ人がデザインしたという内装は確かにアメリカっぽい(悪く言えばあまり食欲をそそらない)雰囲気です。「ブッツトリックバー」は同じ系列のエスニック風居酒屋で、どちらも500席という大きな店舗です。
オープン4日間(6/15〜18)は飲食代金が半額だということなので、ブッツトリックバーに行ってみました(参加者messiah、kaori)。
オープン初日に開店前から人が並んでいるのを見ていたのですが、2店合わせて1000人も収容できるのだし、最初に入った客が出てくる頃に行けばいいかと思って、7時に行くことにしました(開店は5時)。
ビルの入口に着いてみると、長蛇の列ができていて、ビルの横手のほうまで回っています。並んでいる人の数はざっと200〜300人というところでしょうか。ちょっと腰が引けましたが、まあ1時間も並べば入れるだろうと覚悟を決めて並ぶことにしました。
並んでいると店員さんが「12,6」と「ブッツトリックバー」のどちらに入りたいかを聞きにきて、列を分けると同時に整理券を渡してくれます。「ブッツトリックバー」のほうが人気が高く、「12,6」なら少し早く入れそうですが、メニューに魅力を感じない(こってり&しつこそうなメニューが並んでいる)し、初心貫徹ということで「ブッツトリックバー」の列を選択。
列が少し進んだところで(7時半頃)、新たに後ろに並ぶ人に向かって店員さんが「今日は9時半ラストオーダーだから今から並んでも間に合うかどうかわからない」とのアナウンス。看板には営業時間は朝5時までとしか書いてないのに、サービス期間だけそんなに早く店を閉めるなんてずるいですね。もうちょっと遅く来たら入れなかったわけで、ちょっと悪印象。
店に入れたのは8時20分、並んだ時間は1時間15分ほどでした。
店内はわりと広く、看板の写真で見た印象より席もゆったりとしていて、居心地はいいです。フロアの真ん中に大きな仏像が座っています。店内の壁のところどころにも仏像が埋め込まれていて、なかなか楽しい演出です。店員さんもよく教育されていて、丁寧に挨拶などしてくれます。
全メニューを撮影。だいたい480円〜580円。高いメニューでも680円と、お手ごろな価格設定です。
ラストオーダーより1時間早く入れたので焦ることはないのですが、料理が出てくるまで時間がかかるかもしれないので、最初に飲み物も料理も注文してしまいました。ゴイクンを食べたかったけど「もう終わった」とのこと。まあ、ゴイクンが品切れになるのはありがちなことですが、その後、他の席にゴイクンが運ばれるのを発見。ぎりぎり間に合わなかったのかな?
伝票に注文の時刻を書き入れるのはなかなかいいですね。料理がなかなか出てこないときにクレームをつけやすいし。「TC」はテーブルチャージで一人300円です。お通しのようなものは出ません。
レジにも仏(ブツ)がいっぱい飾ってあって、いい感じです。今日は飲食代5090円が半額の2545円、これにサービス料10%と消費税がついて2930円でした。
イベント的要素の強いエスニック風居酒屋ですが、内装もなかなか面白いし(仏像が嫌いな人にはおすすめしませんが)、店員さんの応対も悪くないし、料理も器や盛りつけに工夫があって、演出面でかなり楽しめるお店だと思います。味的に本格的なエスニックとはかけ離れたものだけど、ターゲットを考えればそれも仕方ないというか、正しい選択なのでしょう。今日は半額だったけど、普段なら2人で6000円と考えると、個人的にはまた来たいとは思いませんが、こういうタイプの店としてはおすすめできると思います。(め)
DC-2Eで撮影した全データ(400*300、メニューなど一部768*576)は*ここ(73枚)*にまとめてあります。