1995/12/30(#0324): 新宿のタイ料理、バンタイ

今回の参加者は、jin、k-kuma、Black-Jacky、Messiah、binbouの5名です。

かなり広い店内には、タイ風の飾り付けがされています。
土曜日の午後6時過ぎに行ったのですがかなり混んでいました。

店の入口には時々こんな人がしゃがんでいます(嘘)。

今回食べた料理は以下の通りです。

マンゴジュース/400円
写真だと色が薄くてラッシーみたいだけど、普通のマンゴジュースです。
タイ風豚肉入りラーメン/800円
いきなり麺類から持ってこないで欲しいかったが、まあよしとしよう(順番を見てもらうとわかるが、常識的な料理を出す順番をほぼ逆順に持ってくるあたり、この店はわざとやってるのか。それとも単に気が利かないだけか)。味は特に印象に残らない味で、香草が少し利いているところが救いか。
タイ風焼きビーフン(米から作った麺)/900円
東南アジア料理でこの手の焼きビーフンなどを注文すると、だいたいパサパサし過ぎてるかベタベタし過ぎてるかなのだが、ここのはパサパサ系か。まずくはないが平凡な味。ほとんどのタイ料理屋ではこの手の麺類に刺激を求めてはいけないのだと思う。
各種タレ
ナンプラー(魚から作ったタイの醤油)、唐辛子の酢漬けなどといった、タイ料理屋定番の調味料が並んでいる。我々はその店の味を確認したいのでこういった調味料で味を勝手に調節することはほとんどない。この日も特に調味料を使うことはなかった。
海老・豚肉入り焼飯/800円
タイ料理屋のチャーハンというのはだいたいそのまま食べて丁度良い味付けになっていて、味も少し辛くしてあることが多いのを除けば多くの日本人に抵抗なく受け入れられそうなメニューだ。一緒に頼んだカレーをかけて食べたりすることが多いが、ちっともカレーが運ばれてくる気配がないのでそのまま食べた。美味しかった。
タイ風シュウマイ/1,300円
これはシュウマイと呼んでいいものかどうか怪しいが、モチ米で作ったやわらかい皮で具を包んで蒸して(ゆでて?)あるものらしい。見た目ほど変わった味ではないが、モチッとした食感がなかなか面白い。
実物の写真撮り忘れてしまったのでメニューの写真です。
トムヤムクン/(S)1,500円/(L)2,500円
極端にレモングラスやカーが利いてるトムヤムクンはちょっと苦手なのだが、 ここのトムヤムクンは結構飲みやすかった。辛さもまあまあ(トムヤムクンとしてはという意味で、一般的にはかなり辛い料理だと思う)。
牛肉団子入りスープ麺/900円
この日はなんだか麺類をいろいろと頼んでしまったが、もう一度食べたいと思えるようなものはなかった。別にまずくはないが、添えられているタイ野菜の香りを楽しむ以外にはあんまりタイ料理を食ってる気がしないので、腹ふさぎと割り切って注文したほうがよいだろう。
豆腐と挽肉のナンプラー味スープ/1,000円
ナンプラーの味に加えて少し酸味がきいていて、なかなかいける。ただ、スープ麺などを食べた後ではお腹がタプタプになってしまうので、どちらかに絞って注文したほうがよさそうだ。
グリーンカレー/(S)1,200円/(L)1,800円
ゲンキョウワン。タイ料理屋にきたら必ず注文するメニューだ。その店の実力が試されるメニューとも言えるが、ここのはまあ無難な味といったところか。結局のところ、ココナツミルクの甘さと唐辛子(プリッキーヌ)の辛さ、それに他の香辛料とのバランスなのだが、いろいろな店で食べ慣れてくるとこちらの許容範囲も広くなってきて、よほどのことがないと不満に感じることはないのかもしれない。
日本米/(S)200円/(L)500円
カレーをかけて食べるために追加注文した。タイカレーはそのまますすっても美味しいけど、やはりご飯にかけて食べるほうがうまい。
生春巻き/1,000円
ゴイクン。ベトナム料理屋では必ずあるメニューだが、タイ料理屋では置いてないところも多い。好きな料理なので新しい店でメニューにあると注文してしまうが、ここのはまあまあといった感じ。タイ料理屋でこういうものについてくるタレは甘ったるいばかりでどうもいけない。アンコールワットやカンボジア(どちらもカンボジア料理屋)のゴイクンが好きだ。
海老の辛口サラダ/1,400円
ゴイクンやサラダは最初に持ってきて欲しいものだ。いいかげんお腹がふくれてきてから食べるのはなんだか間抜けだ。この辛口サラダはパンチがきいていて(このメニューにパンチが利いてなければどうしようもないが)美味しかった。
野菜入り辛口カレー/(S)1,200円/(L)1,800円
これはメニューにも「辛い」と書いてあったが、本当に辛かった。タイ料理の辛いものをいろいろ食ってると、口の中は慣れてきて平気になってしまうのだが、特に辛いものは直接ノドにくる。このカレーはノドにガンガンくる辛さがたまらなくよかった。辛い物好きにはおすすめ。
牛肉と香辛料のサラダ/1,500円
このサラダは美味しかった。もっと牛肉が生っぽいほうが好みだが、辛さもあってよい。このへんになると辛いものでかなりヒーヒー状態になってきているので、添えてある生のキャベツをかじるとこれがまた甘くて(特別に甘いキャベツを使ってるのかと思えるほど)たまらなくいい。
レッドカレー/(S)1,200円/(L)1,800円
タイ料理屋ではだいたいグリーンカレーとレッドカレーをセットで注文するようにしている。だいたいグリーンカレーのほうが辛いのだが、今回は野菜入り辛口カレーが他のカレーを凌駕する辛さだったので、レッドカレーなどは印象が薄くなってしまった。グリーンカレーと同じく、無難な味だった要に思う。
海老のさつま揚げ/1,200円
タイ料理屋の定番メニューであるさつま揚げ(トートマンプラー)を衣をつけて揚げたようなもの。衣のサクッとした食感が好きなので、両方ある場合は衣のついてるほうを頼んでみるようにしている。タレはあんまりつけないで食べたほうが美味しいかも。

(料理感想はMessiahによる)

(註: 写真は文章の下に貼ってあります)


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