DC-1/1S/2/2L/2V/2E/2S Frequently Asked Questions

編: ESD(エンゲル係数向上委員会) 伊藤いとぢゅん純一郎(Jun-ichiro itojun Itoh) <itojun@itojun.org> itojun近影

御協力: (敬称略)

(itojun-and-DC-2 icon appears by coutesy of "JK" Junko Kawaguchi)
$Id: dcfaq.html,v 2.164 2003/11/23 14:13:16 itojun Exp $

もくじ

章ごとにバラで読みたいひとはここからスタート してくださいね。


いつものやつ

無保証

この文書を読んで行動した結果について、編者および情報提供者は一切の責任を 負いません。 あなたの行動の責任は全てあなた自身にあります。 死して屍拾う者なし。 死して屍拾う者なし。

また、このページに書いてある情報は、編者がかきあつめただけの情報です。 なんの信頼性もないかもしれません。 風の噂かも知れません。 「このページにこんなこと書いてあるやないけわれ」とか言ってメーカーに 殴り込んでもらったり編者を吊しあげたりするのは困ります。 そういうことは全て御自身の責任で、このページと関係なくやってください (関係なきゃ殴り込んでも吊しあげてもいいか、ってのは別問題)。

本FAQ作成はitojunおよびエンゲル係数向上委員会の個人的な活動です。

再配布

以下の条件を全て満たすなら許可無く再配布をして頂いて構いません。 営利目的の再配布の場合、編者の許可を 電子mail経由で得てください。 その場合についても、上記の条件の「営利目的でない」以外の ふたつについては遵守して頂きます。

BBSなどにコピーを置く場合には、

をお願いします。

URLのリンク

URLをリンクしたりするのは御自由にどうぞ。 連絡も不要です。 別に連絡してくれても構いませんが、「許可をください返事待ってます」ってのは 面倒ですんでやめてください。

追加訂正

追加および訂正の連絡は編者(itojun@itojun.org)まで。

表記法

DC-2/2L/2V/2E/2Sとか並べるの疲れてきたので、 「DC-2*」と書いて「DC-2/2L/2V/2E/2S」の意味にしている部分があります。

いんとろだくしょん

Q: DC-1/1Sってなんですか?

DC-1は1995年7月1日(首都圏では6月1日)にリコーから発売されたデジタルカメラです。
DC-1Sは1996年1月13日に発売されたその改良版です。
どちらも非常にぐっとくるスペックですがお値段もぐっときました。 大体の特徴はこんなかんじ: (Thanks to: "JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)

Q: DC-2/2L/2V/2E/2Sってなんですか?

DC-2/2Lは1996年6月にリコーから発売されたデジタルカメラです。
DC-2Vは1996年10月7日にリコーから発表、10月11日に発売された DC-2Lの通信機能強化版です。 最初は一般小売店には並んでいなかったのですが、 現在は普通に売っています(販売形態の変わった日付は調査中です)。
DC-2Eは1996年12月6日にリコーから発表、12月7日に発売された DC-2Lの廉価版です。
DC-2Sは1997年6月23日にリコーから発表、7月25日発売予定の DC-2Vの機能強化版です。
DC-2シリーズはDC-1/1Sでの経験や他社のデジタルカメラの特徴をよく研究し、 非常にぐっとくるスペックとなっています。 マニアならよだれもんですね(c)riho-m。 大体の特徴はこんなかんじ: (註: DC-2Sについての詳細は「DC-2Vに準拠」としかわかっていないので、 一部推測なところがあります) 別項目にDC-2シリーズ機能比較表がありますのでそちらもどうぞ。

Q: DC-1/1S/2/2L/2V/2Sの仕様をもっと詳しく知りたいです。

A: リコーのホームページにいきましょう。 http://www.ricoh.co.jp/dc/です。 英語版(RDC-1/2シリーズ)は http://www.ricoh.co.jp/r_dc/です。

Q: DC-2*の操作法を詳しく知りたいです。

A: DC-2Eに関しては非常に詳しい操作方法解説ページが http://www.ricoh.co.jp/dc/dc-2e/cho.htmlに 設置されました。 説明書のスイッチ操作法のとこがほとんどそのまま掲載されているかんじです。

操作方法はDC-2シリーズ全てについてほぼ同じなので、 是非見にいってみてください。

Q: このリストに載ってない疑問があるんですけど、他にFAQ listはないですか?

A: http://www.ricoh.co.jp/dc/q&a/index.html はなかなか充実していておすすめできます。
英語でよければ、 http://www.ricoh.co.jp/r_dc/pages/qa.htm というのもあります。

http://www.sunny.co.jp/~hama/dc2tips/ もとてもよいです。

Q: DC-1/2やデジタルカメラについて議論したり意見交換したりする場は ありませんか?

A: 編者は現在gadgetsという携帯電脳おもちゃに関する mailing listを管理しています。 たまにDC-1/2や他のデジタルカメラも話題にのぼります。 より詳しい内容や加入方法は、 majordomo@itojun.orgに、
info gadgets
という本文のmailを送るとわかります。

minoda@ma2.justnet.ne.jpさんもデジカメに関するmailing listを 運営しているそうです。 問い合わせは直接 minoda@ma2.justnet.ne.jpさんにお願いします (と書いてくれと言われたので書いておきますが、編者は詳細についてなにも 知りません)。

NetNewsですと fj.comp.dev.digital-camerarec.photo.digitalが 活発ですね。

Q: DC-1/2で撮影された画像が見たいです。

A: 以下のURL集に載っているページの多くには画像がついてます。 特に画質比較用サンプルとして使えそうなページを並べておきます。

Q: DC-3について知りたいです。

A: DC-3は1997年5月8日発表になった、DC-2の後継機です。 とりあえず、 http://www.ricoh.co.jp/dc/dc-3/をどうぞ。

A: DC-3 FAQを作っています。 こちらもどうぞ。http://www.itojun.org/digi-cam/dc3faq/dc3faq.html


情報源


仕様の違い

Q: DC-1とDC-1Sの違いはなんですか?

A: DC-1は非常に多機能でしたが、仕様面で完成度の低い部分 (主にシリアルハンドリングでのユーザーインターフェース面)も多く、 ユーザーから少なからぬ不満の声がありました。 事実上ユーザーからの不満への回答として発売されたのが、DC-1Sでした (と私は勝手に思ってます[編註: ここで私とは青木さんのこと])。
よって、DC-1とDC-1Sでは、外観、大きさ、値段、主な機能、性能、 オプション含めた製品ラインナップは変わりありません。

DC-1からDC-1Sになって変更・強化された機能は以下の通り:

通信機能の強化
パソコンとのシリアル接続時の操作改善
カードリーダー経由で使用する分にはあまり関係ない内容ばかりですが、 シリアルでのデータ転送を頻繁にする場合は、操作感がかなり大きく 改善されております。

(Thanks to: Yasuo Aoki <master@kani.com>)

Q: DC-1/1SとDC-2の違いはなんですか?

A:
CCDのサイズ
41万画素1/3インチCCD -> 41万画素1/4インチCCD
オートフォーカス
DC-1/1Sでは1cmから30cmの間はマニュアルフォーカスだったが、 DC-2*では全てオートフォーカスで接写可能になった。
方式: 位相差・三角測量方式 -> TTL CCDAF方式
AF測距範囲: 0.4m〜∞ -> 0.01m〜∞
撮影範囲: マクロ0.4m〜∞/マニュアルフォーカス0.01m〜0.3m -> 広角 0.01m〜∞/標準 0.03m〜∞
ズーム方式
3倍ズーム(35mm換算50mm〜150mm) -> 標準/広角2段階切り替え(35mm換算35mm/55mm)
ストロボ方式
固定式(G NO. 10/ISO100) -> 光量制御式電子フラッシュマチック方式
電池
Ni-Cdスリムバッテリーx3個 -> 単3アルカリ乾電池x4個(単3ニッケル水素電池も使用可: 外部充電)
DC-1/1Sも、オプションDB-1Cの 登場で単3アルカリ乾電池x4の使用が可能になりました。
メモリカード
PCMCIA type 1 AIMSフラッシュメモリカード/SRAMメモリカード -> PCMCIA type 1/2 AIMSフラッシュメモリカード/ATAフラッシュメモリカード
撮影モード
動画撮影モード -> この機能はなくなった
通信機能
NIFTY-Serveなどとモデム経由で直接通信 -> この機能はなくなった(DC-2/2L/2E)
DC-2V/2Sでは通信機能が復活しています。
LCDモニタのつけかた
つまみのデザイン
ボディの色かたち

Q: DC-2とDC-2Lの違いはなんですか?

モニタが付属している以外になにか違いがあるんじゃないの?

A: DC-2L = DC-2 + DM-2、ただそれだけです。 本当にそれだけです。 DC-2Lの箱の中には、DC-2の箱とDM-2の箱が入っています。

初期の頃は「DC-2Lとして買うと、DC-2とDM-2のシリアル番号がぴったり同じになって 気分がいい」という利点があったのですが、最近の出荷分については 同じになっていないようですね。

Q: DC-2LとDC-2Vの違いはなんですか?

A: 実際のところ編者はまだいじっていないので、以下そのへんは割り引いて 読んでください。 発表を見る限り、
  1. DC-1 -> DC-2で取り除かれたモデム/携帯電話経由の画像伝送機能が復活した
  2. 本体メモリの増量(2Mbytes -> 4Mbytes)
という違いしかないように見えます。

また、信頼できる筋からの情報によると:-) 残念ながらPCMCIAカードのモデムは使えないそうです。 画質などは基本的にDC-2/2Lと一緒だそうです。 DC-2VではATAフラッシュメモリカードのSanDisk SDP5-xxも使えるそうです。

発売した最初のうちは業務ユース向け、ということで、 一般小売店の店頭には並んでいませんでしたが、 現在は普通に売られるようになっています。

ちょっと違うのが外見です。 ボディは基本的にはDC-2/2Lと一緒ですが、プラスティック部の色が違います。 また当然ですが、シルク印刷に通信関係の表示が増えてます。 縦積みになってる写真は上側がDC-2L、下側がDC-2Vです。 単品の写真は左側がDC-2L、右側がDC-2Vです。
資料写真1 資料写真2 資料写真3 資料写真4

DC-2Vの詳しい特徴とかは http://www.ricoh.co.jp/dc/dc-2V/に あります。

Q: DC-2LとDC-2Eの違いはなんですか?

A: http://www.ricoh.co.jp/dc/dc-2e/pdinfo.html にも情報があります。 色の濃い方がDC-2E(試作機)です。単独で写ってるのはDC-2Eです。 試作機じゃないのも外見は全く同じです。
DC-2E prototype DC-2E prototype DC-2E prototype DC-2E prototype DC-2E prototype DC-2E prototype DC-2E prototype DC-2E prototype DC-2E prototype DC-2E prototype

Q: DC-2VとDC-2Sの違いはなんですか?

A: 実際のところ編者はまだいじっていないので、以下そのへんは割り引いて 読んでください。 発表を見る限り、
  1. PCMCIA type IIのモデムカード/携帯電話通信カード/PHS PIAFSカードを 受け付ける
  2. メモリカード -> 本体内蔵メモリの画像コピーが可能
という違いしかないように見えます。

Q: 結局、DC-2シリーズの違いをまとめるとどうなるの?

A: こんなかんじかな? (註: DC-2Sについては、「DC-2Vに準ずる」というところから推測して書いている 部分があります)
DC-2	DC-2L	DC-2V	DC-2E	DC-2S
---	---	---	---	---
○	○	○	×	○	録音/再生機能
○	○	○	×	○	フラッシュ
○	○	○	×	○	標準/ズームの切り替えレンズ
2M相当	2M相当	4M	2M	4M	内蔵メモリ
別売り	DM-2	DM-2	DM-2E	DM-2	付属のLCDモニタ
×	×	○	×	○	通信機能
×	×	×	×	○	PCMCIAモデムカード対応
○	○	○	○	○	内蔵メモリ->メモリカードのコピー
×	×	×	×	○	メモリカード->内蔵メモリのコピー
×	×	○	○	○	SanDisk SDP5-xx対応
○	○	○	○	○	SanDisk SDP5A-xx対応
×	×	×	○	?	SanDisk SDP3B-xx対応
○	○	○	×	○	フラッシュauto/off/onボタン
×	×	×	○	×	RAボタン
×	×	×	○	×	ホワイトバランス固定
×	×	×	○	×	スローシャッター警告
薄	薄	薄	濃	?	ボディ金属部の色
					(薄: シャンパンシルバー/濃: ジャーマングレー)
灰	灰	黒	黒	黒	ボディ前面ストライプの色
(Thanks to: Shinsuke Seki <seki@jah.or.jp>)

Q: DC-2/2LのFORMATボタンのまわりの形が2種類あるように思うんですが...

A: 実は、最初の頃に出荷されたDC-2/2Lと、 96年秋以降出荷されたDC-2/2LではFORMATボタンのまわりの形状が違います。 最初はまあるく囲われていたのですが、96年秋以降は一本溝が切ってあって、 爪やマイナスドライバでもFORMATボタンが押せるようになっています。

DC-2V/2E/2Sは秋以降のデザインを踏襲しています。

左が古いタイプ(早期に出荷されたDC-2Lを撮影)、 右が新しいタイプ(DC-2E試作機を撮影)です。
旧タイプ 新タイプ

(Thanks to: Shinsuke Seki <seki@jah.or.jp>)

Q: 海外バージョンのRDC-1/2と、日本バージョンのDC-1/1S/2/2Lの 違いを教えてください。

A: RDC-2についてはhttp://www.ricoh.co.jp/dc/rdc-2/に情報があります。
外箱写真は http://www.artemis.or.jp/~jk/1997-1q/970125a/に 1枚貼ってあります。

A: http://www.digital-cameras.com/minicat/sx010013.htm には、"PAL version March 1997"って書いてあるぞ(97/1/6)。

A: ちょっとずれますが、どうもこのページによるとPhilipsに DC-2EがOEM供給されているようです。 詳細は調査中。
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970221/pma2.htm

A: US在住の方から詳しい情報を頂きました。ありがたや。 以下頂いたものをほぼそのまま掲載させていただきます。

所有のRDC-2
シリアル番号:KW102446
購入日:今年の一月
購入価格:900ドル+税金
購入地:Cupertino, California
DM-2(serial# KV105442)がついてます。
ちなみに、いま当地ではRDC-2は安売り店で800ドル前後で販売されているという 情報もあります。
スイッチその他のシルク印刷
もちろん英語です。
各種仕様
FAQに書いてある範囲では変わりが無いとおもいます。
ビデオ出力
NTSCです。
付属品
何がついているかというと…:
本体、電池、シリアルケーブル(IBM用はCC-2というやつです)、 ビデオケーブル、ソフトケース、ストラップ、 ソフト(ArcSoftのPhotoStudioをRDC-2用に変更したもの)。
ケーブルとソフトとマニュアルはIBM-PC用とMAC用と両方ついてます。 中に封筒が入ってて、「もし一方しか使わないのならば、どちらか使わ ないほうを送り返してくれ」、っていう指示が入ってました。最近流行の Environment consciousってやつらしいです。
PhotoStudioはRDC-2からのシリアルケーブルによるアップロードと ダウンロードができます。 ダウンロード、つまりPCからカメラ側へのファイル転送はやったことが ありませんが、できるとマニュアルには書いてあります。
私は転送用にはもっぱらEPSONのフラッシュカード (FLASHPACKER: SUNDISK SDP5-10、HP200LXのバックアップ転送用と共用)を 使ってます。 今のところ問題はおきていませんが、それほど多用しているわけでは ありませんので、本当は問題があるのかもしれません。
フラッシュカードの転送の場合には、ファイルのオープンで フラッシュカードのj6iファイルを指定しても読み込めます。
(Thanks to: Hitoshi_KINZO_Takagi <takagi@syl.sj.nec.com>)


つかいかた

Q: DC-2*を使っています。 手動でピントをあわせるにはどうすればいいですか?

A: こんなかんじかな?
シャッター半押しによる方法
  1. シャッターボタンを半押しにする
  2. 半押しにしたままの状態で、△▽を押すと調整できる。
この方法、両手を駆使するので結構むずかしいぞ。 右手は微妙な操作だし。
モニタモードにする方法
  1. モニタボタンを押してモニタモードに切り替える。
  2. △▽を押すと調整できる。
この状態のときに、シャッターボタンを半押しにして放すと一度 オートフォーカスしてくれます。
電池の持ちが心配なときはモニタだけ電源を切っちゃいましょう (DC-2E付属のDM-2Eには電源スイッチがないのでできません)。
別項にあるように、モニタモードでは一部操作に制限があるので注意 (DC-2Eでは制限は減りました)。

Q: DC-2*: シャッター半押しとモニタの関係

DC-2*を使っています。 シャッターを半押しするとモニタがonになるのでそれから被写体をおっかけて 撮影していますが、ピントがあいません。 なんでですか?

A: シャッター半押しすると確かにモニタはonになるのですが、 同時に普通のカメラと同様ピントも固定されてしまいます。 QV-10などでの撮影に慣れていると、「モニタがonでもピントはいつも あってるもんね」と思ってしまいがちですが、DC-2*ではそうではありません。 シャッター半押しのときにでるモニタの画像は、「現在固定したピントで 撮影するとこんな絵になりますよ」という意味の表示だと思ってください。

もちろんこのときピントを手動で調整することはできます。 でも、右手ひとさし指半押し状態で左手の指を駆使するのはなかなか 至難の技です:-)

結論: QV-10っぽい撮影のしかたをするときは手動でモニタをonにしましょう。

(Thanks to: Kazushi Kimura <kimu@st.rim.or.jp>)

Q: DC-2*: モニタonのときのフォーカス

DC-2*を使っています。 モニタonにしているときにはオートフォーカスが効かない気がします。 どうすればいいんでしょう?

A: オートフォーカスはモニタonにした瞬間に一度行われるだけで、 そのあとはカメラの向きを変えても行われません。 シャッターを軽く押して放すとその瞬間オートフォーカスが効きます。

DC-2Eの場合、RAボタンを押すとシャッターを軽く押したのと同様の効果が得られます。

やっぱり、モニタonの意味ってQV-10と意味が大幅に違うんですよね。

(Thanks to: Matsuki Osamu <matsuki@kyoto.xaxon-net.or.jp>)

Q: DC-2/2L/2V/2S: モニタonの際のフラッシュモード切り替え

DC-2/2L/2V/2Sを使っています。 モニタをonにして撮影しているとき、フラッシュの自動/off/onの切り替えができません。 なんでですか?

A: どうも、仕様みたいです(マニュアルp44)。 モニタがonの間は他にもいろいろな操作の制約があります。 でも激しく不便ですね(特に、QV-10に慣れていると)。 別に禁止される理由もないと思うので、リコーに要望を出しましょう (「将来への希望」参照)。

DC-2Eの場合、フラッシュはないから関係ないのですが、 モニタモードでの操作制限は減っています。

Q: DC-2/2L/2V/2S: フラッシュ自動モードの閾値

DC-2/2L/2V/2Sを使っています。 室内とかでフラッシュを自動にして撮影していると、必要ないくらいの明るさなのに フラッシュがたかれてものすごく明るい(ハレーション起こしたような)写真が撮れます。 撮影中にモニタをonにしてLCD画面で見ていたときもフラッシュが必要とは 感じませんでした。 なんでですか?
資料写真1

A: よくわかりませんが、フラッシュが要るかいらないか判定する閾値(条件)が ちょっとよくないと思います。 というか、デジタルカメラの場合、あとでなんぼでも画像補正が効くので、 フラッシュを下手にたいてヘンな影を入れちゃうより、暗めでもいいから 撮っておいてあとで補正する方がいいのですよね。

DC-2*は、暗いところでの撮影時に、CCDのゲインがDC-1よりも高めに 設定されているそうです。 だから、フラッシュをonにする必要のある機会は減っていることになります。

好みの問題かもしれないししょうがないので、フラッシュをoffにして撮影しましょう。 もうすこしうまく調整してくれるよう (あるいは利用者側で自由に閾値を調整させてもらえるよう)、 リコーに要望を出しましょう(「将来への希望」参照)。

itojun個人は電源切ってもフラッシュの設定を忘れないでくれれば それでいいような気もしています。

Q: DC-2*を使っています。 画像コピーの方向が「本体→カード」のみで、逆はなしなのはなぜですか?

A: たぶん、 のうちどれか、または全部でしょう。

ちなみに、DC-2Sでは逆向きのコピーもできます。 モデムカードを挿すときにはメモリカードを抜かないといけないですからね。

Q: DC-2*: 照明と画像の色合い

DC-2*を使っています。 白熱灯や3波長型昼白色蛍光灯(高い蛍光灯)の下で撮影すると マゼンダが強い画像になってしまいますが、なぜですか? ちなみにストロボは使いませんでした。
資料写真1

A: 安い(普通の)蛍光灯の下だと平気ですね。 なんでしょう。 さらなる実験結果募集中!

(Question from: "JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)

Q: 花火や夜景の写真を綺麗に撮りたい!

A: いろいろ技はあるとおもいますが、このへんでしょう。
被写体の明るさにあわせて、ちゃんと手動露出調整をする
添付の写真はDC-2Lで撮影した場合で、左から露出+1.5/0/-1.5です。 露出+1.5の方がかなり明るく写ってくれます。
花火を撮影する場合の露出調整はむずかしいです。 あまり露出をプラス方向に持って行くと、でかい光球が写るだけになります。 試行錯誤が必要です。
露出+1.5 露出0 露出-1.5
(特に花火の場合)マニュアルフォーカスを活用する
一瞬しか光らない花火にオートフォーカスでピントあわせようといったって、 それはDC-1/2がかわいそうというものです。 マニュアルフォーカスを活用しましょう。 やりかたの詳細については別項参照。 花火の場合だったら、「▽」をレンズ動作音が聞こえなくなるまで押せば ピントが無限遠に設定されますので大丈夫でしょう。
ホワイトバランスを安定させる
編者が追試してないのでなんとも言えないのですが、TMRさんのページに 花火撮影tipが載っています: http://www.asahi-net.or.jp/~SP1Y-TMR/dc.htm
次の追試は97年夏か?
下手の横好きサンプル画像
http://www.itojun.org/diary/19960811/
http://www.itojun.org/diary/19960813/
(Thanks to: Ryuji Kodama <kodama@nibb.ac.jp>)

Q: 画像ファイルの色、LCDモニタに映る色、NTSCモニタに映る色の 色合いを調整したいです。

A: カラーバーを用意しましたのでどうぞ。 これを映しながらLCDモニタの輝度調整などするとよいでしょう。 左側が濃度100%、右側が濃度80%です。 リンクされているのはj6iファイルなのでつっついてもブラウザでは 見れませんよ。
colorbar100 colorbar80

(放送業界の方で、webに流してもいい調整用の 「水色の背景でねえちゃんが花持ってる画像」を提供してくれる方はいませんか?)

(西村泰明 <fwba1016@mb.infoweb.or.jp>)

Q: 画像ファイルとLCDモニタとNTSCモニタで、見える範囲はどのくらい 違いますか?

A: わたし(編註: 西村さんのことね)がDC-2Lで実験した限りだと、 ことがわかりました。 ですから、LCD画面で確認した以上にデータは残っていることになります。

撮影するときにまじめにフレーミングを考えたい方は、 画像ファイルとLCDモニタとで映る範囲が違うことを考慮にいれて撮影すると、 画像ファイルに余計な物体が入らずに済みます。 もちろん可能ならレタッチして切っちゃえばいいんですが。

逆に、NTSCモニタを使ってプレゼンする場合には、j6iファイルの画面いっぱいまで 絵を描いてしまうとNTSCモニタに写したとき端が切れちゃう可能性があります。

NTSCモニタは個々に特性が異なるので、御自分で 実験されることをおすすめします。 実験用の画像を添付しておきます。 リンクされているのはj6iファイルなのでつっついてもブラウザでは 見れませんよ。
imagesize

(DC-1の場合の情報募集中)

(西村泰明 <fwba1016@mb.infoweb.or.jp>)

Q: DC-2*の通常撮影モードと連写モードで、撮影される画像の 明るさが違うように思います。

通常撮影モードの方が明るく、連写モードの方が暗く写るようです。

(西村泰明 <fwba1016@mb.infoweb.or.jp>)

Q: DC-2*: 暗いところでのオートフォーカス

DC-2*を使っています。 暗いところで撮影するとき、オートフォーカスに失敗してピンボケ写真が 撮れることがあるのですが、なにか綺麗な画を撮るための技はないでしょうか?

A: DC-2*はどんな暗いところでもフラッシュなしで使えるくらい暗いところに強いのに、 暗いとオートフォーカスが失敗することがあってちょっと残念なのですよね。 まあCCDオートフォーカスの宿命か... 赤外線オートフォーカスだともうすこし強かったのかな (DC-1オーナーの方、感想ください)。

ピントのあった画を撮影するために、以下を試してみてください。

  1. 撮影対象物とおなじくらい離れたところにある、明るすぎない光源、 または光に照らされているところをみつけます。
    隣の部屋から洩れて来るあかりとか、お皿に反射する光とか、 豆電球なんか非常にいいですね。
  2. その光源に本体を向けて、シャッターボタンを半押しします。
    これでオートフォーカスと自動露出が働きます。
  3. 撮影対象物に本体を向け直します。
  4. 必要ならマニュアルフォーカスしてピントを調整し、シャッターボタンを 押し切ります。
    実際に撮影されます。
つまり、2.でちょっと明るい物体を使ってピントをあわせ、 その状態で撮影します。
1.で「明るすぎない光源」と言っているのは、 露出の設定値の問題からきています。 露出は2.で光源を狙ってシャッターボタンを半押ししたときに調整され、 固定されています。 もし2.で光源を狙ったときと4.で実際に撮影するときで場面の明るさが違いすぎると、 設定された露出が撮影対象物を撮るのに適さなくなってしまいます。
当然ですが、 がんばってマニュアルフォーカスするつもりなら1.から3.は必要ありません。

Q: DC-2Eでホワイトバランスを固定できるって噂を聞いたんですが...

A: そのための隠しコマンド(!!)があります。 ファミコンみたいですね:-) HelloPC 1997年1月号の付録「デジタルカメラ活用ガイド」にも掲載されていたので、 たいして隠しじゃないのかもしれないです。 まあ、ファミコンの隠しコマンドもたいして隠しじゃないか...

「画質」を押しながら電源をいれ撮影モードにすると、 ホワイトバランス固定が効くようになります。 この状態でRAボタンを押すと、押すごとに、液晶インジケータに

の表示が現れます(DC-2Eにはフラッシュはないのに!)。
この表示は、上からそれぞれ の意味になってます。

ちなみに、RAボタンはモニタonのときにはもとの意味(フォーカス・露出の 再測定)に解釈されるので、 ホワイトバランスモードを変えるときはモニタ切ってから変えましょう。

いろいろ試してみましょうね。

Q: DC-2*の持ちかたにコツはありますか?

A: 最初のうちは普通のポケットカメラみたいに、 という操作をしてしまいますが、それはあまーい(かもしれない)。

JKさんと編者の好きな持ちかたは、

です。 これだと結構安定するし、片手なので本体を体から離して撮影できます。 LCDモニタを見ながら狙えばアングルも大丈夫。 一度試してみてください。
正面から 上から 下から

http://www.artemis.or.jp/~jk/1996-4q/961210b/ にも写真入り解説があります。

("JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)

Q: DC-2Eでホワイトバランスを固定して撮影したとき、 白飛びすることがあります。

A: 特定の照明条件下でホワイトバランスを室内モード (フラッシュ禁止印)に固定して撮影をすると、 白飛び(黄色に飛んだりもする)が頻発することがあるようです。 飲食店などで使っている、スポットライトっぽい白熱灯(なんていうんだろう)の 下で撮影するとこうなる頻度が高いような気がしますが、 明確な条件はまだわかっていません。

こういうときはホワイトバランスを自動にしておけば回避できます。 (ただ、自動なので画面中に赤いものが多いと赤っぽく撮れたりすることが、 たまにある)。 それでも駄目なときは、露出補正をマイナス方向にずらすと逃げられるように 思います。

ホワイトバランス固定は両刃の剣なのですね。 白飛びした画像を持って帰ってもレタッチでは復元できません。 気をつけて使いましょう。
編者はとりあえず最初のうちはホワイトバランス3モード全部で 撮影して調子をみて、それからどれを使うか決めています。

Q: プレゼン用にDC-2*を使ってると、オートパワーオフが働いてしまって 困ります。

A: マニュアルを読みましょう。 「オートパワーオフを切る」というところに説明があるはずです。

Q: DC-2*をマニュアル通りに操作したんですが、オートパワーオフや撮影後のブザー音の設定が変えられません。

A: マニュアルには書いてないとおもいますが、撮影済み画像が1枚もないとき、 設定が変えられないようですね。 ありがちなバグだ... なんでもいいから1枚撮影して(本体メモリでもカードでも構いません)から 同じ操作をやってみてください。

それから、操作は「電源をどっちかに倒す/ボタンを5秒押す」ですが、 5秒って結構長いので、気長に押して下さい。


パーツ類

Q: DC-2*では電池はどのくらい持ちますか?

A: リコーの測定方式によると、アルカリ電池で静止画撮影300枚、または 静止画再生2時間だそうです(マニュアルp12)。 明示的に書いてないけど、これはきっとモニタなしの場合でしょう。

A: 身のまわりの話を聞くと、アルカリ電池でモニタも適当に使って100枚撮影する くらいまで使えるようです。

モニタが電気食いなので、モニタを使ってる時間が長いと減りがはやいです。 あと、撮影中のフォーカスあわせが結構電池を食っているように感じます。 DC-2EはDC-2/2Lに比べて電池が持つので、DC-2/2Lのフラッシュの充電も 電池を食っているのではないかと疑っています。 電源いれるとすぐ充電にいくからねえ。

A: 東芝のニッケル水素電池 TH-3A(1.2V 1300mAh)を使っています。 持続時間は再生モード、LCDモニタonの状態で1時間20分くらいみたいです。

(Masahiro Matsuda <matsu@ibm.net>)

A: DC-1*/DC-2* FAQで「100枚以上」と書かれていたので、実際どの程度 使えるか実験してみました。条件としてはDC-2L、室温25度(北海道なので暖房 かけています)、東芝製NiMh電池(TH-3M)を放電器で放電後に完全充電、 液晶モニター使用、PCカード使用(SDP3B)、フラッシュ点灯という条件で 15秒に1枚のペースで撮影し続けた所、180枚撮れました。

(Junichi Hamada <hama@sunny.co.jp>)

Q: DC-1/1Sではどんな電池が使えますか?

A: 本体だけだとNi-Cdスリムバッテリーx3しか使えません。 ウォークマンとかに使われてる、俗に言う「ガム電池」ってやつですね。

最近でたオプション、 DB-1Cを使えば、 単3アルカリ乾電池x4も使えます。 詳しいことはこちら: http://www.ricoh.co.jp/dc/dc-1/option/db-1c.html

Q: DC-2*ではどんな電池が使えますか?

A: マニュアルp11から引用:
乾電池(単3形アルカリ乾電池)をセットして、カメラを操作します。
補足: 乾電池のかわりに、市販の充電可能なニカド電池やニッケル水素電池も
使用できます。
さらにp11のしたの方に、「マンガン電池やリチウム電池は使うな」と 書いてあります。

Q: 各種コンバージョンレンズを使いたいんですが、どうすればいいですか?

A: DC-1/1Sには純正のワイドコンバージョンレンズ、DW-1が登場しました。 詳しいことはこちら: http://www.ricoh.co.jp/dc/dc-1/option/dw-1.html

A: DC-2*の場合、以下のワイド/テレコンバージョンレンズは、 レンズ部にあてて使えば一応使うことができました。 実験した限りではCCDオートフォーカスも正しく働きました。 ただし、当然手で保持してないといけないので実用性には欠けるかもしれません :-) 金具の登場を待ちましょう。

(nari <gdh00033@niftyserve.or.jp>)

Q: どこそこ製のATAフラッシュメモリカード/SRAMメモリカード/AIMSフラッシュメモリカードは使えますか?

A: (97/8/11現在) DC-2*用ATAフラッシュメモリカードに関しては、 リコーからの97年8月5日づけの情報が http://www.ricoh.co.jp/dc/q&a/dc-2/ata9708.html にあります。 webの見れない方のために概略を書くと、
正式に使えるカード
動作検証したカード(もちろん保証なし)
容量は40MBytesまで
使ってほしくないカード
上記以外のカード
そのほか
Macintosh PowerBook 2400/2300シリーズではリコーのFA-5/10/20は使えない
SanDisk OEMのカードについてかなり詳細に調べてありますので、 是非ページを見にいってください。
ちなみに、上記ページの過去のバージョンは以下のとおりです: A: 「使えた」「使えない」という報告を以下にまとめておきます(メーカ名順)。 「使えた」「使えない」の区分は、情報を提供してくださった方の判断に おまかせしています。 すなわち、「ちょっとトラブルがあるけど使える」場合、 「使える」の方にリストされていたり、「使えない」の方にリストされていたり するわけです。
註: ここに「使えた」って載ってるからって、 あなたが使ってみて使えるという保証は全くありません。 使えなかったからってリコーとかメモリカードメーカに問い合わせちゃ駄目ですよ。 逆も真です。 ここに「使えなかった」って載ってるからって、 あなたが使ってみて絶対使えないか、っていってもそんなのは神のみぞ知る。 また、これ見てメーカーに殴り込んでもらうのは困ります。

一気にフォーマットを変えたので、書き損じや書き落としがあったら お知らせ下さい(96/12/13)。

**「使えた」情報**
						DC-2/2L	DC-2V	DC-2E
						---	---	---
SanDisk SDP5-xxシリーズ				×*0	○*0	○*0

    ADTEC PCMCIA PC CARD ATA 10MB SDP5-10	○*50	-	-
	(SanDisk SDP5-10) (10MBytes ATA)
    ADTX Value Card AX-SSF-40 (40MBytes ATA)	△*1	-	-
    Mitsubishi Electric Corporation		○*14
	Solid State Disk 5MB M6886-1
	(SunDisk SDP5-5) (5MBytes ATA)

SanDisk SDP5A-xxシリーズ			○*0	○*0	○*0

    EPSON FlashPacker FP20MB			○*51	-	○*56
	(SanDisk SDP5A-20) (20MBytes ATA)
    EPSON FlashPacker FP40MB			○*2	-	-
	(SanDisk SDP5A-40) (40MBytes ATA)

SanDisk SDP3B-xxシリーズ			×*0	×*0	○*0

    EPSON Flash Packer mini(10M) FPM10M		△*3	-	○*56
	+ EPSON PCMCIA adapter FPMINIADP
	(10MBytes)
    EPSON Flash Packer mini(15M) FPM15M		△*4	-	-
	+ EPSON PCMCIA adapter FPMINIADP
	(15MBytes)
    Melco buffalo DFP-10 (SanDisk SDP3B-10)	△*7	-	-
	(10MBytes ATA)
    ADTEC ADV-CFSD15M				-	-	○*56
	+ ADTECのアダプタ(型番不明) (15MBytes)
    I/O DATA PCFCA-10M(SanDisk SDP3B-10)	○*11	-	-
	(10MBytes ATA)
    EPSON Flash Packer(20M) FP20M		○*15	-	-
	(20MBytes ATA)

ハギワラシスコム HPC-FA10M (10MBytes ATA)	○*5	-	-

ハギワラシスコム HPC-FA40M (40MBytes ATA)	○*13	-	-

ハギワラシスコム SmartMedia HPC-SS04M		○*18	-	-
    + TDK SSFDC用PCカードアダプター FC901
    (4MBytes ATA/SSFDC)

I/O DATA PCCF-10M				○*52	-	-
    (10MBytes compact flash memory card)

I/O DATA PCFDC-4M/ADP				○*19	-	-
    (4Mbytes ATA/SSFDC)

IBM Intelligent Flash Memory 40MB 85G1228	○*6	-	-
    (40MBytes ATA)

FujiFilm DS-220用5MBイメージメモリカード	○*53	-	-
    HG-5 (5MBytes ATA)

FujiFilm イメージメモリーカードMG-4		○*16	-	-
    + FujiFilm SSFDC用PCカードアダプター PC-AD
    (4MBytes ATA/SSFDC)

緑電子 CF-FL10 (10MBytes ATA)			○*54	-	-

NEC PC-9801n-J11 (20MBytes ATA)			○*12	-	-

Ratoc RHX5010 (10MBytes ATA)			○*55	-	-

SunDisk ST710P5 (10MBytes ATA)			○*8	-	-

TDK SFM004W/SFM012W/SFM020W (ATA)		○*0	○*0	○*0

TDK SFM012W (12MBytes ATA)			○*9	-	-

TDK スーパーファイリングチップ2M FC002A		○*10	-	-
    + FujiFilm SSFDC用PCカードアダプター PC-AD
    (2MBytes ATA/SSFDC)

TDK スーパーファイリングチップ2M FC002A		○*17	-	-
    + TDK SSFDC用PCカードアダプター FC901
    (2MBytes ATA/SSFDC)



*0  http://www.ricoh.co.jp/dc/ata-.html (96/12/13現在)
*0  http://www.ricoh.co.jp/dc/dc2/ata.html (96/12/13現在)
*1  Masaki Tsumori <tsumori@sp.hudson.co.jp> (DC-2L)
	若干難あり。
	(1) DC-2でフォーマットする必要がある
	(2) 消費電力が大きい。電池が充分あるときでも、カードを挿入
	すると電池インジケータが消耗時の表示になる。
*2  gdh00033@niftyserve.or.jp (DC-2L)
	使用前にDC-2でフォーマットしないと容量を損する。
*3  Matsuki Osamu <matsuki@kyoto.xaxon-net.or.jp> (DC-2L)
	電源スイッチを「記録->off->再生」または逆にすばやく
	動作させると、メモリカードが認識されないことがあります
	(液晶インジケータに"nofo"と出る)。
	ゆっくり電源スイッチを動作させれば大丈夫。
	また、モニタボタンを押してもLCDモニタがつかなかったり、
	シャッターを半押ししてもモニタonにならなかったりします。
	電源投入後撮影可能になってから1秒強時間をおけば正常に
	動作します。
*4  motonori@econ.kyoto-u.ac.jp (DC-2L)
	編註: *3と中身はおなじカードなので、当然おなじトラブルがでるはず
	なんですけど...
*5  Hiroshi Hirayama <hira@spss.isas.ac.jp> (DC-2L)
	8月に秋葉原のT-Zoneで3万円でした。
*6  Kazunori Sugiura <uhyo@sfc.wide.ad.jp> (DC-2L)
	もっと細かいことを書くと、こんなかんじです。
	P/N 85G1228 85G1230 / EC D43495 / S/N UP 0001126
*7 Shinichi Ohsaki <shnch@ba2.so-net.or.jp> (DC-2L)
	編註: SDP3B-xxですので、トラブルは我慢して使用しているそうです
	(SDP3B-xx問題の詳細は別項参照)。
	大丈夫かな。ちょっと心配。
*8  Hiro Ishizaka <ishizaka@val.net> (DC-2L)
	1992年製のtype2 ATA flash memory card、
	Seagateブランドで売られていたものです。
	1992年なのでまだSanDiskじゃなくてSunDiskって名前です。
*9  Kazuyuki Fukumoto <fukumoto@sfd.neec.abk.nec.co.jp> (DC-2L)
	DU-2を使って、DC-2に挿したこのカードに向かってRS232C経由で
	画像を入れるとごくたまに失敗します。
*10 Katsuya Tabata <ktabata@na.rim.or.jp> (DC-2L)
	PC-ADはFujiFilm DS-7にも使われているSSFDCメモリカードを
	PCMCIAスロットに挿すためのアダプターです。
	あっさり使えてよいのですが欠点がひとつ。
	PC-ADにSSFDCメモリカードを挿すと、PC-ADからイジェクトボタンが
	出てくるのですが、そのボタンが出た状態だと、DC-2Lのふたが
	閉まりません(爆笑)。
	よって、内蔵メモリで撮って、SSFDCメモリカードにコピーするのが
	良いようです。
*10 DC-1/2 support team <dcinfo@ppd.ricoh.co.jp>
	PC-ADのイジェクトボタンについては、蓋と干渉しないように
	イジェクトボタンを削って使ってる方がいらっしゃるようです。
*11 Tatsuhiko "PGK" Inoshima <pgk@na.rim.or.jp>
	いろいろ確認して頂いたのですが、SDP3B-xx系の問題はでてない
	みたいです。カードの個体差?
*12 siraisi@kanes.nec.co.jp (DC-2L)
	かなりがっちり使っても問題は発生ていません。
	編註: SanDiskのOEMのようです。刻印がほとんどないので、
	SDP5A-xxかSDP3B-xxかどっちかは不明ですが、DC-2Lでエラーがなにも
	出ないところをみるとSDP5A-xxのような気もします。
*13 Junichi Hamada <hama@sunny.co.jp> (DC-2L)
	CIS tupleには"TOSHIBA TH6SSA 1.1"と書いてあります。
	http://www.sunny.co.jp/~hama/dc2tips/にも記事があります。
*14 Satsuki Ogawa <may@kt.rim.or.jp>
	秋葉原のDOS/Vパラダイスガレージショップで9,800円でした。
	裏にはSDP5-5(c)1993 SunDiskとあり、SunDiskのOEMのようです。
	SDP5-xxは問題があると思っていたのですが、100枚くらい撮ったレベ
	ルでは、今のところ問題なく使えているようです。
*15 Ichiro Narumi <ichiro-n@mindspring.com> (DC-2L)
	DC-2LのシリアルはJL141726、カードにはFACA001844と刻印が
	あり、シリアル番号らしきものは007536Cとなっています。
	記録 <-> 再生を急にやるとNO FOエラーがでます。
	他のSDP3B-xxとおなじですね。
*16 Katsuya Tabata <ktabata@na.rim.or.jp>
	*10にある2M SSFDCカードを使うときとおなじアダプタを使用しました。
	5980yenでした。
*17 Shinsuke Nomura <me8s-nmr@asahi-net.or.jp>
	シリアル番号はFC002Aが7W22 CT0101 Z28982、FC901がT963014044 04です。
	買ったのはバンドル品で、セットで8280yenでした。
	バンドル品としての型番はFC002Mです。
	問題なく使えています。
	一回、データの入っているメディアを挿入したら、「no Fo」の表
	示が出ました。すばやくon-offというのとは関係ないようで、、何
	回電源を入れ直してもダメでしたが、メディアの表面の端子を軽く
	布で拭いたら解決しました。けっこう敏感なようです。
	アダプタをDC-2に差しっぱなしにした状態でも、メディアを抜くと、
	DC-2 は「カードがない」と認識するようです。その状態で
	(内部メモリに)撮影し、いっぱいになったらメディアにコピーする、
	という使い方が正解だと思います。
*18 Shinsuke Nomura <me8s-nmr@asahi-net.or.jp>
	TDK FC901の説明書(1996/6 第1版)には、4MB SSFDCは
	「現段階で仕様が確定しておりませんので、使用できません」
	と書いてありますが、使えてます。
*19 minoda <minoda@jsn.justnet.or.jp>
	FlashPathを狙って買いました。12000円ぐらいでした。
	*10同様、蓋が閉まりません...
*50 <n-takami@da2.so-net.or.jp> (DC-2L)
*51 shio@csl.sony.co.jp (DC-2L)
*51 itojun@itojun.org (DC-2L)
*51 kozuka@icd.slsi.sony.co.jp (DC-2L)
*51 Masahiro Matsuda <matsu@ibm.net> (DC-2L)
*52 makoto sawahata <cs5m-swht@asahi-net.or.jp> (DC-2L)
*53 <n-takami@da2.so-net.or.jp> (DC-2L)
*54 NIFTY-Serve FPHOTOD(写真フォーラム・デジタル) (DC-2L)
*55 motonori@econ.kyoto-u.ac.jp (DC-2L)
*56 itojun@itojun.org (DC-2E)



**「使えなかった」情報**
						DC-2/2L	DC-2V	DC-2E
						---	---	---
電源電圧が3.3V系のATA flash memory card		×*0	×*0	○*0

ADTX AX-SSF-10 A335142 (10MBytes ATA)		×*1	-	×*2

SanDisk SDP5-xxシリーズ				×*0	○*0	○*0

    I/O DATA PCFCA-10M CP30000655		×*4	-	-
	(SanDisk SDP5-10) (10MBytes ATA)

SanDisk SDP5A-xxシリーズ			○*0	○*0	○*0

SanDisk SDP3B-xxシリーズ			×*0	×*0	○*0

    EPSON FlashPacker FP85MB			×*6	-	-
	(SanDisk SDP3B-85) (85MBytes ATA)
    I/O DATA PCFCA-20 (SanDisk SDP3B-20)	×*3	-	-
	(20MBytes ATA)
    EPSON Flash Packer mini(10M) FPM10M		×*7	-	-
	+ EPSON PCMCIA adapter FPMINIADP
	(10MBytes)
    ADTEC ADV-CFSD15M				×*7	-	-
	+ ADTECのアダプタ(型番不明) (15MBytes)
    KERNEL PCF-20 (20MBytes)			×*9	-	-

ハギワラシスコム HPC-FB40M (40MBytes ATA)	×*8	-	-

緑電子 CF-FL10 (10MBytes ATA)			×*10	-	-

SunDisk SDP-15 (15MBytes ATA)			×*5	-	-

FujiFilm イメージメモリーカードMG-8S		×*11	-	-
    + FujiFilm SSFDC用PCカードアダプター PC-AD2
    (8MBytes ATA/3.3V SSFDC)




*0  http://www.ricoh.co.jp/dc/ata-.html (96/12/13現在)
*0  http://www.ricoh.co.jp/dc/dc2/ata.html (96/12/13現在)
*1  IMAI Kenichi <kimai@av.crl.sony.co.jp> (DC-2L)
	最初は使えますが、最終的にカードを壊します。 リコーによりますと原因は
	- DC-2 の電源は乾電池 4本と貧弱なため、電圧上昇に 100ms 以上かかる
	  ことがある。
	- 旧タイプ(A335142 という型番)に搭載されているメモリは、電源の 
	  ON/OFF 等で電圧が 5V未満の時間が 100ms 以上続くと、メモリに記録
	  されているデータが破壊されることがある。
	  カードを制御するのに必要なプログラムもデータと同じメモリ上に記録
	  されており、この部分が破壊されるとカードとしても機能しなくなる。
	が考えられるとのことです。
	今回壊れたカードは、最終的に修理して頂けました。あくまで修理であって
	使える状態になって戻ってきません。
	なお型番が A335242 というものは新しいカードで、DC-2でも使えるそうです
	(編註: 誰か実験してね)。
*2  Kimitake IMAMURA <kimmy@ntv.co.jp> (DC-2E)
	使っちゃ駄目だそうです。
*3  katsuyoshi nitta <jcf11602@niftyserve.or.jp> (DC-2L)
	本体の動作がヘンになったそうです。
	- シャッターを半押ししてもLCDモニタがonにならない。
	- 「モニタ」ボタンの動作がヘン。
	  「モニタ」ボタンを押してもLCDモニタがonにならないなど。
	- 電源投入時にカード検出が失敗することがある。
	- 何度DC-2でフォーマットしても状況は変わらない。
	などの症状が観測されたそうです。
*4  asano@msr.mei.co.jp (DC-2L)
	普通に撮影してるぶんには動いているようにみえたのですが、
	DU-2を使って、DC-2に挿したこのカードに向かってRS232C経由で
	画像を入れると高い確率で失敗します。なんだろう。
	その後、リコーに確認してもらったところ、
	- SDP5-xxの仕様からいうと撮影できても再生できないという致命的
	  症状が発生するはず
	- しかし検証したカードは、仕様よりリードタイムが速いので
	  普通に撮影してるぶんには問題ないように見えている
	だそうです。
*5  Hiro Ishizaka <ishizaka@val.net> (DC-2L)
	1992年製のtype2 ATA flash memory cardです。
	OEMではなくSunDiskからの直販です。
	1992年なのでまだSanDiskじゃなくてSunDiskって名前です。
*6  NIFTY-Serve FPCUM (DC-2L)
*7  Jun-ichiro itojun Itoh <itojun@itojun.org> (DC-2L)
*8  Junichi Hamada <hama@sunny.co.jp> (DC-2L)
	箱に「DC-2/2Lには対応してません」と書いてありました。
	現物を触ったわけではありません。
	http://www.sunny.co.jp/~hama/dc2tips/にも記事があります。
*9 Junichi Hamada <hama@sunny.co.jp> (DC-2L)
	RICOHのホームページ、DC-1*/DC-2*に掲載されている、5V/3.3V兼用
	カードの典型的な症状を示します。ただ、RICOHのATAカード情報に
	書かれている様に「SDP3B-**」という型番は無く、裏面に「SDP3B」
	とだけ書いてありました。このカードはヨドバシカメラのDC-2推奨
	カードだったのですが、私が「RICOHは使うなと言っているけど」と
	店に問い合わせた所、推奨カードにハギワラシスコムの製品を試して
	見るそうです。私も試してみたいので一枚取り寄せてもらい、それが
	届いた時点でPCF-20と差額交換する事になりました。
	ハギワラのカードの価格は40MBのHPC-FB40Mが53800円です。
	http://www.sunny.co.jp/~hama/dc2tips/にも記事があります。
*10 Lay <nbf01226@niftyserve.or.jp>
	「使えた」情報のところにも載ってるんですが、
	CF-FL10(serial# 3810036x)とDC-2L(serial# JL14163x)で
	試したところ使えませんでした。cis tupleを破壊したのか、
	以後パソコンでも使えません。
*11 Junichi Hamada <hama@sunny.co.jp> (DC-2L)
	このメディアを使用して記録すると、フォーマットは行えましたが、
	数コマ撮影するとErr Recと表示されて記録エラーになりました。
おねがいですが、カードの動作/不動作情報をお送りいただくときは、 是非完全な品番を含めて教えてください。 カードのマイナーバージョンで動作が違ったりするそうなので。 誤解を防ぐため、カードの品番が不確かな情報については確認を急ぐとともに、 上記のリストからは一時的に除いてあります。

ちなみに、SanDiskとSunDiskはおなじ会社です。 というか、以前はSunDiskだったんだけど、Sun Microsystemsと混同するので SanDiskに改名したのです。

A: ここにもカード情報が貯っているようです: http://parrot.pcsa.net.au/rdc2mem.html

Q: 用いるメモリカードによって、電源投入時の待ち時間は変化しますか?

A: もしよかったら調査に協力してください。 まあ、各々測定方法が違っちゃって、精度はほとんどないような気もしますが...
調査方法
フォーマットしたばかりのカードを挿入して、 スイッチを再生/録画側に倒してから準備完了のアラームが鳴るまでの 時間を測定する。
中間結果

(西村泰明 <fwba1016@mb.infoweb.or.jp>)
(Shinsuke Nomura <me8s-nmr@asahi-net.or.jp>)

Q: DC-2*を使っています。 他にファイルの入っているATAフラッシュメモリカードを使うとどうなりますか?

A: ディスク空き容量の測定はおかしくなりますが(他のファイルで埋まってるぶんは 無視して100%の空き、と表示される)、ちゃんとディスク上の空き容量が なくなるまで使えて、満タンになると警告音が出るようです。

注意点ですが、DC-2*でメモリカードのフォーマットをすると全てのファイルが 消えるので、他のファイルも混在させて持っているひとはフォーマットボタンを 押してはいけません。

SSFDCカードをDS-7と共用する場合、

そうです。 なんかヘンですね。 当然ですがDC-2*で使うときにはSSFDCカードをPCカードスロットに挿すための アダプタが必要です。

やっぱり、メモリカード分けといたほうが楽で安全なんじゃないかなあ...

(Thanks to: Kazushi Kimura <kimu@st.rim.or.jp>)
(Ricoh DC-1/2 support team <dcinfo@ppd.ricoh.co.jp>)

Q: DC-2*を使っています。 12MBytesとか40MBytesとかの、カタログに記録枚数の載ってない容量の メモリカードを買うと何枚まで撮れるでしょう?

A: 40MBytesのATAフラッシュメモリカード(SanDisk SDP5A-40)をDC-2Lで フォーマットしたあとの残量表示は でした。

カードをフォーマットしないで使うと、エコノミーの場合の撮影枚数が511枚に なってしまいます。 より正確には、カード挿入時の表示は512枚だけど511枚までしか撮れません。 フォーマットしてから使わないと損しますよ (root directory entryの数問題と思われます)。

(Thanks to: nari <gdh00033@niftyserve.or.jp>)

A: 12MBytesのATAフラッシュメモリカード(TDKのSFM012W)をDC-2Lで フォーマットしたあとの残量表示は

でした。
ちなみに、エコノミーについては247枚説もあります。

(Thanks to: Kazuyuki Fukumoto <fukumoto@sfd.neec.abk.nec.co.jp>)
(Thanks to: Lay <nbf01226@niftyserve.or.jp>)

Q: DC-2Eでフラッシュ等を使いたいのですが...

A: フラッシュは、DC-2Eがシャッターを切るタイミングをとりだす手段が ないので、多分つけられないでしょう。 ビデオ用のライトがお勧めと思います。 各種売っていますので電気店またはカメラ屋にいきましょう。


ファイルの転送

Q: メモリカード上にはどういうフォーマットでファイルが格納されて いるんですか?

A: DC-2*でATAフラッシュメモリカードを使っている場合、 MS-DOSのファイルシステム上にファイルが置かれます。 すなわち、DOSマシンがあればそのままmountできます。 BSD/OSやFreeBSDなどのDOS filesystemでももちろん大丈夫。

画像ファイルの拡張子はj6i、音声ファイルの拡張子はj6s、 画像番号記録ファイルのファイル名はr0100001.relです。

Q: フラッシュメモリカードに記録されるj6i/j6sのファイル名と、 DC-1*/2*本体で見たときの画像の番号の関係を教えて下さい。

A: j6i/j6sファイルの名前は、基本的に通し番号です。 画像/音声を削除しても詰められたりはせずどんどん増えていきます。 本体で見たときの番号との関係は、r0100001.relというファイルに記録されています。 このファイルの中身はMS-DOSファイルシステムのディレクトリのような 構造をしています。 DC-1*/2*は以下のような操作を行っていると想定されます:
画像撮影/音声録音時:
j6i/j6sファイルを通し番号で名前をつけて生成。 あわせてr0100001.relを更新。
画像/音声削除時:
j6i/j6sファイルを削除。 あわせてr0100001.relを更新。 番号にすき間がでたときにはr0100001.relに「このファイル削除済」の 印をつける。 ファイル名自体はそのまま。
A: perlで書かれたツールが以下のURLにあります。 ソースつきなので解釈のしかたがわかります: ftp://ftp.itojun.org/pub/digi-cam/DC-2/unix/

Q: DC-2*の連写モードで撮影したファイルのフォーマットはどうなってるんですか?

A: 1枚づつ別のj6iファイルとして記録されます。 余計な処理は必要ありません。

Q: じゃあ、静止画+音声モードで撮影したファイルのフォーマットは?

A: j6iファイルひとつとj6sファイルひとつとして記録されています。

Q: デスクトップのMacintoshとかPCAT互換機でATAフラッシュメモリカードを 使うのには何がいりますか?

A: PCカードドライブ、と言われるものが必要です。 秋葉原とか(大阪のひとは日本橋)に行けばいろいろ種類があるので適当に 選ぶとよいでしょう。

katsuyoshi nitta <jcf11602@niftyserve.or.jp>さんは、 Macintosh用PCカードドライブとしてKernel社のPCD500(A)をおすすめするそうです。 でも、これってAIMSカードmountできないんですよね。 DC-1のひとにはおすすめじゃないかも。
PCD500(A)と付属のマウントソフト(Espresso)を使っていて、 DU-2でカード上のファイルを参照しようとすると、 command+Aによる全ファイル選択ができない、というレポートが来ています (ファイルのコピーとかはできるけど、なぜか一部機能が使えない)。 現在詳細確認中。

Adtecのらむ蔵を使ってるひとも多いです。

A: (DC-1/1Sの場合) Ratoc REX-5051FWはAIMSフラッシュメモリカードに対応していないようです。 webの商品説明には小さく書いてありますが、 外箱のどこにも書いてないので要注意。 Ratoc REX-5051Wは大丈夫です。
(編註: 「webの商品説明」は http://www.rexpccard.co.jp/products/subpage/inf5051f.html にあります)

(Takashi Kikuno <Takashi_Kikuno@notes.mazda.co.jp>)

Q: プレゼンで使うので、パソコンからDC-2*本体に画像を転送したいです。 どうしたらいいでしょう?

A: DU-2を使いましょう。 RS232Cを使ってDC-2*に向けて画像を転送することができます。

(DU-1およびDC-1についての状況確認求む)

Q: Windows用DU-2とMacintosh用DU-2の違いを教えてください。

A: こんなもんです。
		Windows				Macintosh
		---				---
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(西村泰明 <fwba1016@mb.infoweb.or.jp>)
("JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)

Q: Macintosh Performa 5xxx/6xxxシリーズのモデムポート

Performa 5xxx/6xxxでは、モデムポートが内蔵モデムに占有されているため、 DU-2でモデムポートが使えません。 プリンタポートでも接続できないんですがどうしましょう?

A: リコーに対策用ユーティリティがあるそうです。 詳しくはリコーに問い合わせてくださいね。

(Ricoh DC-1/2 support team <dcinfo@ppd.ricoh.co.jp>)


j6i/j6sファイルの変換

Q: j6iファイルがあるのですが、jpeg/gifなどの扱いやすいフォーマットに お手軽に直す方法はありますか?

A: 以下の手順でj6iファイルをjpgファイルに直すことができます。 註1: 172バイトはがして大丈夫な場合と、そうでない場合があります。 j6iファイルのヘッダ部分は可変長のフォーマットですので、 ほんとはまじめにヘッダ部をparseするべきでしょう。 DC-1/2からPCMCIAメモリカード経由で取り出しただけのj6iファイルは、 たまたまヘッダ部が172バイトなので、172バイトはがせばjpegファイルになります。 が、DU-2が書き出したj6iファイルの場合やOlympus Camedia用接続キットが吐く j6iファイルの場合、それぞれヘッダ長は異なります。 parseのしかたは 青木さんちを 参照すること。

註2: DU-1/2は内部で色調整を行っています。 ので、DU-1/2で変換したファイルと、上記の手順で変換した出力ファイルとは 色あいが異なります。 j6iファイルを扱える一般のツールについても同様に色あいが異なる可能性があります。 例は別項参照。

(Thanks to: Hajime Bono Takezawa <takezawa@mahoroba.or.jp>)

A: 青木さんの解説がここで読めます: http://www.kani.com/dcdataform/

A: perlで書かれたj6iヘッダはがしツールが以下のURLにあります。 ソースつきなので解釈のしかたがわかります: ftp://ftp.itojun.org/pub/digi-cam/DC-2/unix/

A: ツール類の対応状況を以下にまとめておきます。 ツールごとにやってくれる作業内容にはいろいろあります。

j6iヘッダを知っているツール
この場合チェック項目がいくつかあります。 3. については「勝手に調整しない」というポリシで組まれたソフトも あるので一概に自動調整してくれないからださい、とは言えません。
  1. まじめにヘッダをparseしている/してない
  2. 撮影日付が保存される/されない
  3. アスペクトレシオの調整をしてくれる/くれない
j6iヘッダを知らないツール
  1. nantara.j6inantara.jpgにリネームしておくと 読んでくれちゃうツール
    MacBinary対策とかのために、先頭についているj6iヘッダ部を 無視して読み飛ばしてくれるのでしょう。
簡単に表にまとめてみました。 「j6iヘッダを知っている」の記号は、以下のとおりです。
◎: 知っている+まじめにparseする
○: 知っている+まじめにparseするのかしないのか不明
△: 知っている+まじめにparseしない
×: 知らない
「撮影日付を保存する」の記号は、以下のとおりです。
○: jpegセーブ時にjpegコメントとして埋め込んでくれる
△: それ以外の方法で保存(テキストファイルとして保存、 ファイル名を日付から生成など)
×: 保存されない
「アスペクト比調整してくれる」の記号は、以下のとおりです。 「ドット間の色を補完する方法」にもいろいろありますが、とりあえず省略。
◎: 調整してくれる+ドット間の色を補完する方法で伸ばす
○: 調整してくれる+伸長方法不明
△: 調整してくれる+ドット間の色を補完せずに伸ばす
×: 調整してくれない
以下の表では、バージョン番号は「最新版はこれ」と言っているわけではなくて、 「これ以降のバージョンはこうなってるぜ」ということを意味しています。 ので、「hoge v0.01」と書いてあったら、「v0.01以降はこうなっている」と 読んでください。
j6iヘッダを	撮影日付を	アスペクト比
知っている	保存する	調整してくれる
---		---		---
◎		○		◎		dctoolsのdc2extract (perlの走るOS/主にunix)
◎		×		×		dctoolsのj6itojpg (perlの走るOS/主にunix)
◎		○		×		j6itojpg 0.02 (Macintosh)
◎		×		×		j6itojpg 0.01 (Macintosh)
◎		×		◎		ComeBackImage (Macintosh)
◎		○		△		GraphicConverter 2.7(Macintosh)
◎		○		×		GraphicConverter 2.5.1(Macintosh)
◎		×		◎		J6I->JPG 0.1.0(Macintosh)
◎		×		○		GV 0.73(Windows)
?		?		?		GAZE (Windows)
△		○  		◎		Let's DC 0.3 (Windows)
△		×		○		かんたんDCよ! 0.91(Windows)
◎		○		◎		ricoh.exe(DOS)
△		△		×		j6itojpg(DOS)

×		×		×		GIFConverter 2.3.7(Macintosh)
×		×		×		GV 0.71e(Windows)
×		×		×		ThumbsPlus 2.0 or later(Windows)
×		×		×		VuePrint 4.7e Pro32(Windows)
GraphicConverterの場合、2.5.1以降であればj6iファイルを 適切に読み込むことができます。 あとはConvert more(バッチ変換)のメニューでアスペクト比を調整すれば 簡単にj6iファイルをjpgなどのファイルに直すことができます。 2.7以降ではj6iファイルを開けた時点で768x576に補正されています。
日付はjpeg commentのフィールドに格納されます(だからjpeg保存すれば 自動でファイルにくっつく)。 日付のフォーマットは、日付/時刻コントロールパネルの設定に従います。 日付フォーマットを日本語にしている場合、commentウィンドウのフォントを 日本語フォーマットにしておかないと文字化けして見えますので注意 (フォント切り替えは2.6以降で可能)。

ComeBackImage 2.6d4ではj6iファイルをopenしたとき、撮影日付を 「画像コメント」として表示してくれます。 しかし、jpegファイルとして保存するときには 日付はjpeg commentに格納されません。

j6itojpg(DOS)には、撮影日付情報を別ファイルに格納する機能があります。

Let's DCのv0.3以降は、撮影日付をもとにしたファイル名をつけてくれます。 jpeg commentにも日付を詰めてくれるようです。

各ツールの入手元は以下のとおり:

perlの走るOS/主にunix
dctoolsのj6itojpg: ftp://ftp.itojun.org/pub/digi-cam/DC-2/unix/
dctoolsのdc2extract: ftp://ftp.itojun.org/pub/digi-cam/DC-2/unix/
Macintosh
j6itojpg: ftp://ftp.itojun.org/pub/digi-cam/DC-2/mac/
ComeBackImage: http://www.kani.com/software/cbi.html
GraphicConverter: ftp://members.aol.com/lemkesoft/index.html
GIFConverter: ?
J6I->JPG: http://www.kani.com/software/develop.html#J6I->JPG
Windows
GV: http://www2h.meshnet.or.jp/~tobita/gv/gv.htm
かんたんDCよ!: http://www.kiwi-us.com/~kawano/
ThumbsPlus: http://www.cerious.com/
VuePrint: http://www.hamrick.com/upg.html
Let's DC: NIFTY-Serve FPHOTODデータライブラリ4番、 またはftp://ftp.itojun.org/pub/digi-cam/DC-2/windows/
GAZE: http://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an004649.html
DOS
ricoh.exe: http://www.bsb.me.uk/software/image-converter.html
j6itojpg: NIFTY-Serve SRICOHステーション データライブラリ3番、 またはftp://ftp.itojun.org/pub/digi-cam/DC-2/msdos/
(Thanks to: Keiji Shiba <shiba78@cyborg.or.jp>)
(Thanks to: "JK" Junko Kawaguchi <jk@artemis.or.jp>)
(Thanks to: Masahiro Matsuda <matsu@ibm.net>)
(Thanks to: Ben & Mike)

Q: 純正ツールがはしっこ4ドットぶんを白塗りするのはなぜですか?

確かに汚いのはわかるんですが、理由が知りたいです。

A: 1-CCDのカメラでは普通それぞれの画素を

	RGRGRGRG
	GBGBGBGB
	RGRGRGRG
	GBGBGBGB
のように並べてあります。 これを使って撮影し、その後それぞれのピクセル毎に近くの画素を使って補完します。 具体的な補完の方法はメーカーによって異なると思います。
ま、ともあれ、そうやって補完する以上回りに画素が揃ってない端は ちゃんと色を計算できません。 で、その部分を切っているのでしょう。

僕のDC-1でも同様の現象が起ります。 端を観察すると補完してる具合いがなんとなくわかるはずです。

ついでにいっておくとRGBの画素数の比率が1:2:1なのは人間の目はGに一番 敏感なので多く取っておくのです。

(Answer from: Koji Kumagai <k-kuma@tky0.attnet.or.jp>)

Q: j6iファイルがあるのですが、撮影日を簡単にとりだすことはできますか?

A: j6iファイルの68バイトめから6バイトの間に、BCDで日付が格納されています。

A: perlで書かれたツールが以下のURLにあります。 ソースつきなので解釈のしかたがわかります: ftp://ftp.itojun.org/pub/digi-cam/DC-2/unix/

A: 青木さんの解説がここで読めます: http://www.kani.com/dcdataform/

Q: DC-2*の連写モードで撮影された一連のj6iファイルがあります。 全部おなじ日付が記録されているようなんですが、これであってますか?

A: どうやら、そうみたいですね(みもふたもない)。 一応DC-2*側から見ると、一連のj6iファイルはひとつのまとまったデータということに なっているので、「連写開始時刻」だと思えばいいんじゃないでしょうか。

(nari <gdh00033@niftyserve.or.jp>)

Q: j6sファイルがあるのですが、au/wavなどの扱いやすいフォーマットに お手軽に直す方法はありますか?

A: 青木さんの解説がここで読めます。変換ルーチンのソースもあります: http://www.kani.com/dcdataform/

A: 既存のツールは以下のとおり:

Q: 変換ツールによる色みの差とかはありますかね?

A: その可能性はもちろん大いにあります。 色あいの変わる可能性のある要因としては以下が考えられます: これらはツールによって異なる可能性があるので、 色あいに差がでる可能性があります。

とりあえずサンプル画像を貼っておきます。 撮影はDC-2Lで行いました。 いちばん左から、

です。 サムネイルの作成はnetpbmを利用して同一条件で行いましたが、サムネイルを 比較してもあまり役にたたないと思います。 是非jpeg画像で比較してください。 下の写真のすいかのポスターと画面左上のちょうちんの列あたりなんかを じっくり見るとなんとなく違いが見えるような気がしますね。 どっちがいいとは一該に言えないですが。
PhotoShop3.0+Plugin-2 ComeBackImage 2.4-2 DU-2 mac DU-2 win GIFConverter ThumbsPlus かんたんDCよ! netpbm netpbm+djpeg/cjpeg 100% netpbm+djpeg/cjpeg 75%

("JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)

A: こちらは夜景のサンプル画像です。 撮影はDC-2Lで行いました。 いちばん左から、

です。

9/3の19:30頃、池袋サンシャインシティあたりで撮影しました。

PhotoShop CBI DU-2 mac DU-2 win GIFConv ThumbsPlus かんたんDCよ! unix raw unix 100 unix 75 j6i file(source)
PhotoShop CBI DU-2 mac DU-2 win GIFConv ThumbsPlus かんたんDCよ! unix raw unix 100 unix 75 j6i file(source)
PhotoShop CBI DU-2 mac DU-2 win GIFConv ThumbsPlus かんたんDCよ! unix raw unix 100 unix 75 j6i file(source)

("JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)


謎の画像

Q: DC-2Lで不思議な写真が撮れました。

みなさんの御意見・経験が聞きたいのでとりあえず貼ってみました。 ヘンな写真を左から順に番号づけしますと、
  1. シャボン玉のような得体の知れないものが浮いています。 弱い霧雨、ストロボonです。 シャボン玉状のものは、空だけでなく画像全体に写っています。 一部に矢印つけてみました。
  2. 花火の光がシャボン玉みたいに丸く写ってます。
  3. 花火の光がシャボン玉みたいに丸く写ってます。
  4. 花火の光がシャボン玉みたいに丸く写ってます。
  5. これはなんか凄いですね。ほとんど光の海と言うべきか。
比較用に同じボディで撮った普通に写っている画像も用意しました。 普通の写真は左から順に、
  1. 花火大会の日とは別の日に撮影した風景。
  2. これはヘン1の直後にストロボoffで撮影しました。 露出調整の問題? 人間の目で見たときの雰囲気はヘン1の方が近いです。
  3. 花火の光はシャボン玉みたいに丸く写っていません。
  4. ヘン4と似た花火ですが、花火の光はシャボン玉みたいに丸くなっていません。
  5. 花火の光はシャボン玉みたいに丸く写っていません。
  6. 花火の光はシャボン玉みたいに丸く写っていません。
  7. 花火の光はシャボン玉みたいに丸く写っていません。
  8. ヘン5の直前に撮影しました。花火の光はシャボン玉みたいに丸く写っていません。
ヘン1〜5と普通2〜8は全て同じ日に撮影しました。天気は曇り&弱い霧雨。 普通1は別の日です。天気は快晴。 ヘン1以外は全てストロボoffです。
なんかヘンな写真たち:
ヘン1 ヘン2 ヘン3 ヘン4 ヘン5
普通な写真たち:
普通1 普通2 普通3 普通4 普通5 普通6 普通7 普通8

A: というわけで、御意見経験お待ちしてます。 写真のプロな方とかなら自明だったりするのかもしれない。 シロウト考えでも花火は難しいんじゃないかと思いますが... サムネイルの作成はnetpbmを利用して同一条件で行いましたが、サムネイルでは シャボン玉状態が分かりにくいので、是非jpeg画像を見てください。

("JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)

A: ヘン1は、霧雨の降る中でのストロボ撮影とのことですので、カメラの近くの雨の粒 がストロボを反射し、焦点が合っていないために大きくシャボン玉状に写ったもので しょう。ふつうの写真でも、雨・雪の降っているときにストロボ撮影すると同じよう に写ります。

ヘン2-4は、いわゆるピンボケだと思います。花火の場合にDC-2*の自動焦点機構が ミスをして、近くに焦点を合わせたために、遠方の点光源がシャボン玉状に広がって 写ったのでしょう。ヘン1とは位置関係が逆ですね。 青木康雄さんに言わせれば、 DS-7なら手動フォーカスなので花火もきれいにとれますよというところでしょうか。

ヘン5は、異常な露出オーバーです。DC-2*のソフトのバグでしょうか。私自身も、ご くふつうの撮影条件なのに、このような露出オーバーの画像が撮れたことが一度あり ます。

(Ryuji Kodama <kodama@nibb.ac.jp>)

Q: DC-2Lで不思議な写真が撮れました。

謎な写真シリーズその2です。 ヘン

(横山敦裕 <atuhiro@yk.rim.or.jp>)

A: これ、たぶん空気中のホコリです。 フラッシュを焚くと、雨滴とか雪とかホコリとかが異常に浮かびあがって 撮れることがあります (これはカメラ一般にあることで、別にDC-2特有のことではありません)。


初期不良(?)/修理

編註: この節に挙げた初期不良(らしきもの)は、たいていの場合 発売直後に出荷されたぶんのDC-2/2Lでだけ問題になったものです。 最近買った方についてはトラブルの話を聞いていません(もしあったら教えてね)。 ということで、ほとんど歴史的な意味で残してあります。

Q: DC-2/2L: 撮影時のセルフタイマーランプ点灯

発売直後に購入したDC-2/2Lを使っています。 撮影時にシャッターを全部押し切ったところで(つまり、シャッターが切れている まっただなかに)セルフタイマーランプが1秒程度点灯してしまうので、 超接写してるときとか、鏡つかって自分を撮影するときとかに セルフタイマーランプの赤い光が撮影されてしまいます。 これはなぜ点灯するんでしょう? ストロボはonでもoffでも同じです。
資料写真1 資料写真2 資料写真3 資料写真4

A: DC-1Sの場合、セルフタイマーランプは「撮影/セルフタイマー」ランプと呼ばれており、

という動作をするそうです。このため、撮影される画像に影響はありません (DC-1は未確認: 協力求む)。

これに対し、**非常に早期に出荷された**DC-2/2Lの場合、セルフタイマーランプは

という動作なので、撮影時に影響がでます。

図にするとこんなかんじ:

DC-1S通常時:
					LED点灯-------->消灯
			シャッター切れる

DC-1Sセルフタイマ:
	LED点滅--->消灯			LED点灯-------->消灯
			シャッター切れる

DC-2/2L(初期出荷分)通常時:
		LED点灯-------------------------------->消灯
			シャッター切れる	

DC-2/2L(初期出荷分)セルフタイマ:
	LED点滅--->点灯-------------------------------->消灯
			シャッター切れる	
(Thanks to: "JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)

A: さらに実験を重ねたところ、赤い光は反射による写り込みだけではなく、 CCDの入っているハウジングにLEDからでた光が洩れているらしい(DC-2/2L内部で)、 ということがわかりました。 反射による写り込みは個体差がありませんが、 内部の洩れについてはハウジングの成形誤差などによる個体差があるように思います (かわぐちさんのDC-2/2Lはすごい洩れがあるけど、itojunのはそうでもない)。
資料写真1

(Thanks to: "JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)

A: この症状が特に気になる場合には、ファームウェアアップデートを 依頼することができます。 詳細はリコーのテクニカルサポートまで問い合わせてください。

繰り返しますが、現在出荷中のものについてはシャッターが 切れてる最中は消灯するように対策済みだそうです。 つまり、ファームウェアアップデートは済んでいることになります。 セルフタイマーランプの動作としてはDC-1と似ています。 ですから、自分のDC-2/2Lで症状がでているのかいないのかよぉく確認してから 問い合わせましょう。

A: かわぐちさんは1996/7/17に代替機を受取り、 ファームウェアアップデートをしてもらいました。 ファームウェアアップデートは1996/7/24に仕上り、1996/7/26に受け取りました。 自分のDC-2Lのシリアル番号は101845、代替機のシリアル番号は101022、でした。

(Thanks to: "JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)

A: itojunは1996/7/19に代替機を受取り、 ファームウェアアップデートをしてもらいました。 1996/7/24にファームウェアアップデート完了の連絡を受け、1996/7/29に受け取りました (itojunの個人的用事のせいと週末はさんじゃったのとで遅くなった)。 自分のDC-2Lのシリアル番号は102353、代替機のシリアル番号は101020でした。

A: しおのざきさんは1996/7/29に代替機を受取り、 ファームウェアアップデートをしてもらいました (いつ帰って来たか忘れたけど1週間以内)。 代替機のシリアル番号は101020でした。

(Thanks to: Atsushi Shionozaki <shio@csl.sony.co.jp>)

A: nariさんは1996/8/24に代替機を受取り、 ファームウェアアップデートをしてもらいました。 自分のDC-2Lのシリアル番号は101653、代替機のシリアル番号は100394、でした。

(Thanks to: nari <gdh00033@niftyserve.or.jp>)

A: motonoriさんは1996/9/2に代替機を受取り、 ファームウェアアップデートをしてもらいました。 おねがいしたのがお盆前だったので、お盆明けに対処ということになりました。 帰ってきたのは9/10でした。 自分のDC-2Lのシリアル番号は101767、代替機のシリアル番号は100390、です。

(Thanks to: Motonori Nakamura <motonori@econ.kyoto-u.ac.jp>)

Q: DC-2/2L: オートフォーカス不良

早期に出荷されたDC-2/2Lを使っています。 シャッターボタンを一気に押し込むとオートフォーカスが働かない気がするのですが、 これは正常でしょうか?

A: 現在までにふたりの方がこういう風になる本体を持っている、 と報告をくださいました。 片方の方、いまださんは以前LEDつきっぱなし問題で修理に出したときについでに 治って来たそうです。 もうひとりの方、おおたさんは現在リコーにコンタクト中だそうです。

itojunのは、シャッターボタンを一気に押し込むと以下のような動作をします。 どうやらこれが正常な動作みたい (いまださんの治って来た方のボディはこういう動作をする)。

(Thanks to: Fusakazu Imada <imada@rd.ntts.co.jp>)
(Thanks to: Yoshinori Ohta <fatty@osk.threewebnet.or.jp>)

Q: DC-2L: レンズユニット取り付けの初期不良

A: 児玉さんが買ったDC-2Lには、 レンズユニット取り付けに初期不良があって交換してもらったそうです。 レポート記事へのポインタを紹介しておきます。 編者はこういう例を初めて聞きました。 児玉さんのDC-2Lはごく初期に出荷されたものだそうです。
http://www.tcp-ip.or.jp/~peachan/camera/dc2l/dc2l.html

(Thanks to: Ryuji Kodama <kodama@nibb.ac.jp>)

Q: DC-1/2を修理に出そうとおもいます。なにか注意することはありますか?

A: 一般的な注意になりますが、こんなとこですかね? 一部のサービスセンターで、 DC-1/2に関してあまり知識を持っていない係のひとにあたって苦労をした、 というレポートが来ています。 編者はそういう経験をしていないのですが、あたりはずれはやっぱりあるのかなあ。 確実に知識を持っているひとに電話をまわしてもらう/連絡してもらうように するのがいいでしょう。
せっかくe-mailがあるのだから、e-mailでコンタクトしちゃうのもテですね。 連絡先はhttp://www.ricoh.co.jp/dc/に 書いてあります。 ここなら確実にDC-1/2にいちばん詳しいひとに連絡できます。

(Thanks to: Shiraishi Atsuo <atsuo@highway.or.jp>)


ユーザの声・将来への希望

Q: DC-1/1Sにしてよかったなあ、と思っているところはなんですか?

A:
セカンドバックにいつも入れて歩いても負担にならない。
最近、オリンパスの画像を見て感心したが,このコンパクト なボディーに画像だけでなく、音声、動画(ほんの少しだが) が入るのは、007になった気分である。
(<kawano@kiwi.co.jp>)

追加は編者(itojun@itojun.org)まで。

Q: DC-2*にしてよかったなあ、と思っているところはなんですか?

A:
暗いところでの撮影に異常に強い。
編者はお食事写真の撮影が主な利用目的なので、とても重要です。 普通のカメラだったら絶対撮れないような暗いところでもフラッシュ不要で 撮影できます。 若干画像が荒れたりオートフォーカスが外れたりすることもありますが、 まあ御愛敬。
単3乾電池が使える。
外国でも買えるのでとっさのときにも安心。
NTSC出力がついている。
ひとの家でみんなで見るときとか、カラオケボックスのモニタで みんなで見るときとかに便利。
LCDモニタがつけられる(DC-2以外にはもとからついているけど)。
シャッターを半押しにするとLCDモニタに撮影時イメージが表示されるところ。
「LCDモニタつけっぱなしだと電池が減る」という問題と、 「LCDモニタで見えないと不安」という問題の両方を うまく解決してるとおもう。
撮影後の画像圧縮時間が0.5秒程度とみじかい。
連写モードはときどき便利だなあ、と思う。
ATAフラッシュメモリカードが使えるところ。
j6iファイルはバッチでjpegファイルに変換でき、 撮影日付も簡単に取り出せるので便利。
フォーカスがパンフォーカスじゃなくてオートフォーカスなところ。
頑張ればピントあわせ/ぼかしを考慮したかっこいい写真が撮れる。 まあ、そのぶんピント外れるリスクをしょってるわけですが。
レンズカバーがついていて運搬時に安心。
リコーのユーザサポートの方がとても親身で親切。
他社のサポートのひとは爪の垢をせんじて飲むように。
液晶を折り畳んで仕舞うとき、液晶が内側になるので、運搬時に安心。
レンズにカバーが付いてるのと同様、嬉しい構造ですね。 ハンドバックとかにしまうとき液晶の方向とか全く気にしなくて良い。
("JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)
普通にオートで撮影しているときに、マニュアルフォーカスボタンや 露出補正ボタンを押せば、そのままマニュアルモードになる。
たくさんのボタンを押してマニュアルに切り替えたりしなくて良い。 マニュアルモードをオートモードに戻すにはPower OFF->ON、 またはモニタOFF->モニタONだけで良い。
("JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)
いかにもカメラって形じゃないところ。
("JK" Junko Kawaguchi <JK@artemis.or.jp>)
追加および賛成の一票は編者(itojun@itojun.org)まで。

Q: DC-2*を使っていて、これができたらいいなと思うところや 改良/改善してほしいところとかはありますか?

A: 追加および賛成の一票は編者(itojun@itojun.org)まで。 リコーDC-1/1S/2/2L/2V/2S開発部隊のひとは読んでたら連絡ください:-)

よたばなし

Q: Casio QV10も持ってましたよね。そっちはどうしちゃったの?

A: わたし(itojun)はちゃんと両方持ち歩いて使い分けるようにしてます。 最近QV10の方はときどき留守番なのでスネちゃうかもしれない... Sega DIGIOも買っちゃいました。 Kodak DC25もかわいいですね。 今期待してるのはDimage Vですがいつでるんかいな。 そろそろ銀塩も欲しいなあ(莫迦)。 こうして携帯おもちゃマニアのかばんは重く大きくなっていくのであった。

Q: 結局のところ、DC-2Lには満足してますか?

A: 満足してなきゃ手間の掛かるFAQ listなんか作りません! たいへん満足し、かつ楽しんでます。 リコーの方の対応もすばらしいのひとことです。 もし上記のQ and Aで不満を感じているように見えるなら、 それはわたしの文章力不足です。 「ここさえよくなれば勇気100倍」という感じで書いてます。

Q: 編者のひとってなにもの?

http://www.itojun.org/ あたりを御覧あれ。 謎の組織エンゲル係数向上委員会については http://www.oshokuji.org/esd/ あたりを参照。

更新履歴

細かい項目の追加は数えてらんないので書いていません。